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カテゴリ:新規事業開発
【問題】
次の文章を読んで、以下の設問に答えよ。 平成11 年の臨時国会において、中小企業基本法が36 年ぶりに全面改正された。 改正中小企業基本法において、国は多様で活力ある中小企業の成長発展のために、 経営の革新及び創業の促進、経営基盤の強化、経済的社会的環境の変化への適応の 円滑化、の3つを柱とした政策を講ずるものとしている。このような政策が必要とさ れるのは、中小企業が創意工夫を生かして経営の向上を図るための事業活動を行うこ とを通じて、我が国経済の活力維持・強化に重要な役割を果たすことが期待されて いるからである。 (設問3) 文中の「経済的社会的環境の変化への適応の円滑化」に関連する中小企業施策として、 最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。 a 中小企業技術革新制度 b 地域プラットホームの整備 c 中小企業体質強化資金助成制度 d 中小企業倒産防止共済制度 〔解答群〕 1.aとb 2.aとd 3.bとc 4.cとd (2002年 第14問 設問3) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お勧めサイト 国民金融公庫のサイトです。 http://www.kokukin.go.jp/ 以前も取り上げたかも知れませんが、改めてもう一度。 資料等も含めて、診断士として必要な知識が盛りだくさんです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【解答】 4.cとd 【解説】 <改定中小企業基本法の基本理念> ○新たな産業の創出 ○就業機会の増大 ○市場競争の促進 ○地域経済活性化 <改定中小企業基本法の政策体系> ○経営の革新・創業の促進 (自ら頑張る企業の支援) ○経営基盤の強化(経営資源の充実) ○経済的社会的環境の変化への適応の円滑化 (セーフティーネットの整備) http://www.tatebayashi-cci.or.jp/chusho.htm 「経済的社会的環境の変化への適応の円滑化」とは、いわゆる セーフティーネットの整備に対する施策を指している。 c 中小企業体質強化資金助成制度 適切。 中小企業体質強化資金助成制度には、いろいろな側面があり その中のひとつである経営安定対策貸付制度が 「経済的社会的環境の変化への適応の円滑化(セーフティーネットの 整備)」に相当するものと考えられる。 ・経営安定対策貸付制度 http://www.chusho.meti.go.jp/leaflet/leaflet2004/01.pdf d 中小企業倒産防止共済制度 適切。 独立行政法人 中小企業基盤整備機構( http://www.smrj.go.jp/ )が 運営している取引先企業の倒産に寄与する連鎖倒産などを防止するための 共済制度。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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