南部陽一郎先生がノーベル物理学賞を受賞されました!!
Hola! 平岡だいちゃん@ひっぽ本部です。シカゴ大学名誉教授でトラカレのシニアフェロウでもある南部陽一郎先生がノーベル物理学賞を受賞されました!!この時期、毎年のように受賞候補者になっていた南部先生ですが、この度、ついに受賞されました。受賞となったのは「自発的対称性の破れ」という素粒子物理学の理論です。南部先生には心よりお祝い申し上げます。本当におめでとうございます!南部先生とは15年ほど前、榊原さんから「南部陽一郎さんという物理学者がシカゴにいるから会ってきなさい」と言われ、高野ひょんくん、越澤コッシーと一緒に訳も分からずアメリカまで会いに行ったのがきっかけでした。「私はことばのことは専門ではありませんがディスカッションしましょう」と言っていただき、快く私たちと会ってくださいました。最初、ヒッポの話にはあまりピンと来ていらっしゃらない様子でしたが、トラカレで見つけた五母音の秩序の話になった途端、身を乗り出すようにして「きれいですねぇ」ととても興味深く私たちの話を聞いてくださりました。さらに、その時は私たち3人を親切にご自宅に招いてくださり、ずうずうしくもホームステイまでをさせていただきました。奥様も大変魅力的な方で、榊原さんは、「ああいう人を『おきゃん』というんだ」と言っていました。それ以来、ヒッポのことを応援して下さるようになり、日本にいらした時に何度かトラカレでも講義をしてくださりました。物腰が大変柔らかく、一緒に話をさせていただくのがいつも楽しみでした。トラカレの五母音の秩序には大変興味を持っていただき、南部先生ご自身でもアイウエオの音声をいろいろサンプリングされて、独自で解析されたりしていました。何度目かお会いした際には、ご子息の潤一さんをご紹介いただき、アメリカで量子力学の冒険を発刊する際には、南部先生から直々のご依頼もあり、南部先生監修のもと、潤一さんに翻訳をしていただきました。今日、ノーベル賞受賞のニュースを見ながら、南部先生との思い出が一挙によみがえり、感慨もひとしおです。すぐにな暗部先生のご自宅にお電話をしたのですが、何度してもさすがに通じず、取り急ぎ、榊原さんのお名前で祝電を打たせていただきました。ただでさえお忙しい南部先生ですが、これからますますお忙しくなることと思います。もう87歳というご高齢ですから、お体にはくれぐれもご注意いただき、機会を見てぜひまたヒッポに遊びに来ていただければと思います。南部先生、本当におめでとうございます!!!以下、毎日新聞の記事をネットから抜粋しました。----------------------- スウェーデン王立科学アカデミーは7日、08年のノーベル物理学賞を、南部陽一郎・米シカゴ大名誉教授(87)と、京都産業大理学部の益川敏英教授(68)、高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)に授与すると発表した。 南部氏は極めて小さい素粒子の世界で、対称性が自然に失われることがあるとする「対称性の自発的破れ」の理論を提唱した。小林、益川両氏は物質を構成する基本粒子「クオーク」が6種類あれば、「対称性の自発的破れ」が説明できることを示した。95年に6番目のクオーク「トップクオーク」が発見され、この小林、益川氏の理論が実証された。現在の素粒子物理学の基本となる「標準理論」に大きく貢献したことが認められた。 日本人のノーベル賞受賞は、02年の小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(物理学賞)、田中耕一・島津製作所フェロー(化学賞)以来6年ぶり。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万クローナ(約1億4000万円)が贈られる。