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継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

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前田剛力

前田剛力

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2010.07.25
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今週のデートの相手は加藤紀子さんでした。以前バラエティなどにでていたあの女性だろうな、と想像できましたが、後で確認したらその通りでした。ただ考えていたよりずっと年上で、もう37歳。結婚も離婚も経験されているようです。
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E7%B4%80%E5%AD%90

普通のアイドルとして芸能界に入ってソコソコ売れていながら、自分の好きな音楽は何か、と考え、気に入ったフレンチポップスを追求?するためにフランスに留学したそうです。それが30少し前。

全くフランス語が話せないまま、ノルマンディー地方のフランス人家庭にホームステイして、相手は全く日本語が喋れず、彼女はフランス語が喋れずの大変な一月を過ごしたそうですが、これがその後のフランス語学習のモティベーションアップにもつながったとか。

今ではフランスのアーティストとも交際を続けるインターナショナルタレント、ということでしょうか。それにしてもフランス語が全く出来ないままで現場に飛び込む、と言うチャレンジ精神には脱帽ですね。

最近、テレビではあまり見かけませんが(僕が見ないだけかも?)、ブログを拝見すると、いろいろご活躍のようでした。

今日の落語は五代目春風亭柳朝さんの「船徳」でした。
柳朝さんは小朝の師匠さんで、かつては立川談志、古今亭志ん朝、三遊亭円楽とともに落語四天王を呼ばれたとか。もう談志さんしか存命ではありませんが、僕は四人の中ではこの人の顔だけ浮かびませんでした。こんな顔です。
・http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%81%AA%E3%81%94%E3%82%84%E3%81%8B%E5%AF%84%E5%B8%AD%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E4%BA%94%E4%BB%A3%E7%9B%AE-%E6%98%A5%E9%A2%A8%E4%BA%AD%E6%9F%B3%E6%9C%9D-%E7%B2%97%E5%BF%BD%E3%81%AE%E9%87%98-%E9%81%93%E5%85%B7%E5%B1%8B/dp/B0030AHAY6

「船徳」は結構有名な話で、僕も桂文楽のレコードを持っていますが、今回も短い時間の中でよくまとめて面白かったです。
柳朝さんの演じ方もこの文楽さんと殆ど同じでした。
・「船徳」http://ginjo.fc2web.com/22funatoku/funatoku.htm

そのあとの田村淳のNews CLUBは「丸の内朝大学」の出張録音で「恋愛額入門」という内容です。先日登場した早稲田大学の森川友義教授がゲスト出演して、田村さんの経験と教授の理論で講義をするということでしたが、特に語ることはありません。

ただ「丸の内朝大学」なるものがあって、サラリーマンやOLが数多く朝早くから勉強していると言うことに感心しました。たとえどんな内容でも、仕事の前に早起きして抗議に参加して勉強する、と言う態度は立派だと思います。今回は田村さん目当ての人も多かったようですが。

今週も短くなったので、最近読んだ本をコメントしました。1冊目は、「帝国陸軍 見果てぬ防共回廊」です。

これは新聞の書評で面白そう、と思って読んだ本でしたが、結構良かったですね。新しい知見もたくさん得られて勉強になりました。

明治以来、日本陸軍及び政府さらには民間人も実によく日本の安全保障について知恵を絞って考え、結果として大陸をきちんとせざるを得ないと分って手当てしていたのです。

満州国もシナを侵略すると言うより清とソ連、両方を制するために間に割って入った感じ。留め男というわけで、日本が元気なままなら、ずいぶん平和なアジアになっていたのだろうと思います。

日本陸軍は満州国建国で安定への第一歩を歩み、さらに大陸の狭間で大英帝国、ソ連のグレートゲームに翻弄される中央アジアの人々、モンゴル、ウィグルなどイスラムの人々との連携を考え、西に手を伸ばします。しかし、ここでもあの田中隆吉の大失敗でその壮大な計画は頓挫してしまうのです。

今では忘れられた戦前の人々の中にイスラムとの連携、モンゴル、ウィグルの独立に力を貸す人々がたくさんいたことを改めて知りました。

モンゴル人に偽装して何年間も誰からも見破られなかった西川一三、蒙古族独立を構想した松室孝良大佐、これが成功していれば、満州国、モンゴル国、ウィグル国、チベット国と宗教に基づく確固とした反共の回廊ができたのです。

林銑十郎大将、首相は「なにもせん」首相としてきわめて評判悪かったのですが(僕もそう思っていました)今回、この反共回廊を構想した、実はものすごく先のことが見えた、大戦略家だったのだと知ります。ひょっとして現在の評判が悪いのは日本人にこの大戦略を思い出させないため?かと怪しく思います。

板垣征四郎も素晴らしいし、大川周明のイスラム研究もすごかったのはこれまで読んでいる本と同様です。彼らの再評価も行われなければなりません。

回民(イスラム教徒の漢人)の理解者だった諜報将校茂川秀和という人も初めて知ります。戦後、国民党に逮捕され、死刑判決が出るが、その後、回民たちの嘆願によって減刑され、日本に帰ることが出来た、ということからも彼のしてきたことが回民たちのためであると理解されていたからでしょう。

本の後半はウィグル族の独立に賭けた抵抗の歴史と日本人の協力、それらをつぶした中共とソ連の非道、とくに民族浄化を画策して侵入、侵略を続ける漢民族の実体を暴きますが、これだけのことをした漢人はかならず罰を受ける、受けるにちがいないと思いました。

それにしても日本のこの意図を悟ってアジアの民族が一致団結していれば、歴史は変わったであろう、とも残念に思います。これらの歴史を明らかにして、防共、民族自立と言う日本の意図を明らかにすべきです。満州国も五族協和といいつつ日本人が優先されていた、と非難する人もいますが、支配のレベルがまるで違うのです。

日本はこの方向の働きかけを決してあきらめず、これからも防共、防中同盟を築いていかねばならないと思います。

ほかにも「日本イスラーム史」を書き、日本とイスラムの連携を訴え続けた小村不二男さん、アフガンに地政学的重要性に気づき、かの地に人脈を築いた駐アフガニスタン大使の北田正元さんも素晴らしい人。竹内義典という語学の天才もいました。

先日読んだ田中克彦さんの「ノモンハン戦争」では日本軍の戦略のなさ、民族自決への協力の薄さを指摘していましたが、実際、日本人は個人はギリギリのところでよくやっていたのです。それらを全部束ねて、日本としてこうしよう、という方針を示す人がいなかったのが残念でなりません。

日露戦争時の明石大佐のような人は満州事変の前後にもたくさんいたのです。彼ら諜報将校に資金を与えて民族運動をきちんと応援していれば(ウィグル人自身そういっているのですが)彼らは独立運動を継続し、中国、ソ連を悩ませたはず。実に残念。

もう一冊は外山滋比古さんの「人生二毛作のすすめ」です。
最近、「思考の整理学」のリバイバルブームで人気復活の外山さんですが、たまたまこっちを見つけて読んで面白く読みました。

外山さんはすでに87歳のご高齢、でもきわめて健康で毎朝5時前に起きて皇居周囲のウォーキングから一日を始めるなど大変にお元気です。奥さんの体調が悪いのか、食事は全て外山さんが準備されると言うことで、これは段取りを含めて頭の体操、手のエクササイズでボケ防止、健康にもいいそうです。

戻ったら朝飯前に少し仕事をし、朝食のあと一眠り、そして図書館に出かけてそこで仕事、昼を食べるために戻ってきて、また午後も仕事や外出、そして夜は9時に休むというきわめて規則正しい生活をされているようです。

外山さんが人生を二回楽しむ(二毛作と呼びます)ためにお金の面での自立が欠かせないとして利殖手段として株式投資を薦めます。年金や生命保険は老後の支えでもなんでもない、貯金もかつては高い利率を誇ったが株式投資はそれ以上、長期保有が原則ですが、リスクはもちろんあります。
でもリスクのない利殖法は面白くない、考えない。第一、リスクがないから大きな成功もない、と鋭い指摘。リスクがある利殖法だから大きなリターンがあるのだ、と言うところは当たり前だけど納得しました。

定年後は全く別の人生設計で行くべき。だから外山さんは、二期作ではなくて二毛作と呼ぶのですが、その準備は40代からしておくべき、といいます。

老化防止には目、耳、口、手のエクササイズ。美しいものを見て、美しい音楽を聴き、よく喋って、料理をつくればすべて出来るそうです。
そして一日に一度は外に出るようにします。自分が主役になって語れる場を作ることができれば理想的とも言われます。

ユニークだったのがホストの喜び。
人を招待するのが非常に精神衛生上よいことだそうで、食事をおごってやるといい気持ちになれる。おごられた方も少しくらいお世辞を言いながら話を聞いてくれる、ということだそうです。

別な話として、寺田寅彦先生の本から「科学者は頭が悪くないといけない。じっくり考える、途中途中に目がいくことが大切。目から鼻に向けるような人はそれだけの人生」というようなことを知り、自分の生涯を方向つけた、ともいわれていました。

英文科専攻ながら日本のことにも興味を持って勉強し、多くの著作をものにする、株式投資にも早くから目をつけて経済的自立を達成してしまった、など渡部昇一さんとの共通点にも目がいった外山さんでした。

ではまた来週。






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Last updated  2010.07.25 21:28:02
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