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継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

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前田剛力

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2010.12.25
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本日は年末恒例、金融経済のスペシャリストをお招きしての座談会でした。
登場したのは、国際金融アナリストでRPテック代表取締役の倉津康行さん、コモンズ投信代表取締役社長の伊井哲朗さんそしてロンドンから電話出演は東短リサーチチーフエコノミスト加藤出さんと幸田さんの仲間のような方々で、金融や世界経済、日本経済を振り返って、語ってくれました。
順番はおおむね、アメリカ、中国、ヨーロッパそして日本の順です。

アメリカではオバマ大統領の金融緩和政策により、一服した感があるが、効果はあるのでしょうか、という話から。

両方の見方があると倉津さん。効果があるという人と副作用のほうが大きいのではないかという人があってサイコロを振ってみないとわからないような綱渡りの状況。
アメリカだけでなくヨーロッパもかつての日本と同じくゼロ金利、金融緩和をやって、世界が日本化している感じ。金融機関だけは何とか息を吹き返したが、この経済状況がこのまま持続するかどうか。雇用が改善しないし、住宅などの実体経済も戻っていないなど不安要因が大きい。(倉)

アメリカがドルをドンドン刷って自国の景気対策に突き進んでいることについて、新興国などはどんな風に思っているのでしょうか。(幸)

短期的にはドルが商品相場に大量に入って、新興国の物価を上げています。金、石油、食料の値段まで上がっているということで、新興国は利上げモードに入っています。日本、アメリカなど先進国はデフレが心配、ブラジルや中国など新興国はインフレが心配と両極端の様相を示している。

いつのまにか、金は最高値を更新、石油も再び100ドルに達しようとしている。資源全般はまだまだ上がりそうなムード、ということに三人同意します。
ひょっとして、これが今、ロシアが元気になっている理由でしょうか。

中国でもインフレが心配ということで、利上げをするのかどうか。(幸)

中国は既に小刻みな利上げをしているし、不動産の取得規制などをやっているが、国が大きく人口が多いのでなかなか効果が出ない。2020年くらいまではなんだかんだ言われながらも成長していくだろうが、これから社会保障をきちんとする必要がある、地方財政が厳しい、など問題は大きい。(伊)

中国は沿岸地域と内陸部の経済格差など国内にいろいろな波乱要因があるのに加えて、もともと共産主義を維持しながら資本主義経済を導入しているというところにいびつな構造を持っている。(幸)

中国は世界経済成長の機関車になることを期待されているのに問題を抱え、逆に波乱要因。

過熱気味な経済をもう少し抑えるべきだが、抑え過ぎると破綻する懸念も出るし、非常に難しい。

その中国に依存しなければならない我々はつらいものです、と弱音が入って中間です。

後半は、ロンドン在住加藤出さんの登場。EUの様子が語られます。

イギリスの話で驚いたのは今年の冬の寒さ。毎日冷蔵庫の中にいるような寒さで交通機関の乱れが激しいそうです。
ヒースロー空港は欠航に継ぐ欠航で、列車でヨーロッパに向かう人々が列車に殺到、ユーロスターに乗るには厳冬の戸外に7時間も待つ必要がある、というのですから驚きです。

それでもデパートの人出はものすごいなど一服感はある感じ。ただ厳しい経済政策に、仕方ないと冷静に対応していたイギリスでも徐々に人々の怒りが盛り上がっている。来年はもう少し厳しくなって反対の大きくなるだろうが、大陸の国々よりはまだまし、と思っている様子。

ポルトガル、アイルランド、スペインを回ってみたが、アイルランドは報道されているより冷静。落ち着いている。スペインは危機感がにじみ出ている感じ。

本来、アイルランドの混乱がより大きな国であるスペイン、イタリアなどに波及するのはおかしいことだが、通貨が統合ざれているので仕方の内面もある。結局、EUの中で経済のいいドイツがどこまで負担を受け持つかに掛かっている。

アメリカ、イギリスはやや冷ややかな見方をしているが、大陸の国は案外協調している。

ギリシアがユーロから離脱する、という話も噂されているがどうか(倉)

自分から出ることはないでしょう。それは事実上の自殺行為になる。ただ、問題国が出るのも自殺行為、ドイツが出るのも負担が多くて難しい。(加)

通貨統合は一度入ると出るのは難しいということ。(幸)

今の危機をどう乗り越えるかは難しい問題だが、ユーロ安定化の仕組みはこの一年で格段に整備されたので、今後、見方は変わると思います。もちろん今の問題は手前の障害をどう乗り越えるか、ではあるが。
エコノミスト紙も冷ややかな見方から、破綻してもらっては困る、歯を食いしばって耐えろ、という論調に変わってきました。(加)

ここで加藤さん退場です。

サブプライムローンからヨーロッパの問題が世界を揺さぶった一年でした。そうした中で中央銀行の役割が注目されてきたが、日本はどうだったのか。円高に苦しめられた一年、という気がするが。(幸)

実は日本の企業はメディアが言うほど困っていないのです。会社を訪問してみても、いい企業ほど為替のことは言わない。(伊)

日本は1990年代からずっと円高なのですから、ここで少し円高になったとしても、急に困るということはない。いい会社は円高対策をちゃんとやっているのです。

円高になると確かに株は下がるが利益は変わらないというところが多い。
でも、うまく行っているところ、儲かっている会社は声を挙げません。言うとまたメディアに叩かれる、と思っているようです。

国際競争力のある企業はまだたくさんあります。最近は高速鉄道、原子力発電所の受注などがでている、日本はそんなに悪くはないのです。だからあまり暗くならないように、と幸田さんがエールを送っておしまいです。

来週は同じメンバーで来年の動向を議論されるそうです。乞うご期待。







Last updated  2010.12.25 22:13:41
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