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幸田真音さんのマインズルーム28(米村敏朗さん)
今週のゲストは元警視総監の米村敏朗さんでした。先週聞き逃してしまいましたが、先週に続く2回目だそうです。 今週は米村さんの経歴から話が進みましたが、警察官になったのは父親が警察官だったからで違和感なく決断することが出来た、というように語っています。 自衛官の子供が自衛官になり、警察官の子供が警察官になる。だんだん身分が固定してきて、江戸時代のようになる、なんてアイデアも面白いかな。 その後、ユーゴスラビア大使館勤務などを経て、小渕総理大臣時代には秘書官をされていたそうです。ここで小渕さんの有名な「ブッチホン」などの裏話を聞かせてくれました。 ブッチホンには政治家としての計算もあっただろうが(と幸田さん)なかなかできることではなくて、相手の心を一気につかんでしまうものであったとか。小渕さんはユーモア、気配りもあった人で自分のことを「冷めたピザ」といわれてもそれをネタにするような人でした。 最悪の支持率で出発しながら、様様な政策と人柄を武器に徐々に支持率を上げていたので、病で倒れられたのは本当に残念です。 面白かったのは、小渕さんの作った川柳。自分の人気が徐々に上がってくるのを読んだ「小渕さん 人気が出てきて さあ大変」ですが、本当に愉快。 後半は東京都の安全の話など。先日、見事に失敗した東京オリンピック招致活動では、東京の安全性を訴え、好感触は得ていたようですが、カタールの札束攻勢には勝てなかったようです。 警視総監時代に犯罪の発生を防止するキャンペーンを行って東京都で30万件あった犯罪を20万件に減らした、というような話もありました。これは日本の治安が最もいい、と国民が考えていた昭和40年代の件数だそうです。 もっとも、凶悪犯罪が増え、また検挙率も下がったので、国民の不安を解消するにはいたらなかったようですが。 このまま志の輔師匠の番組を続けます。 志の輔ラジオ落語deデート和希沙也さん 今週のゲストは和希沙也(かずきさや)さんです。これまた初めて聞く名前ですが、番組の中でミスマガジン2002になった、とあり、これを書くために調べたら、同じ年に中川翔子さん、安田美佐子さんなどを押しのけてグランプリになっているんですね。 その後の活躍ではこの二人に少し差をつけられているのかな(僕が知らないだけかもしれませんが)とも思いましたが、映像で見るとなかなかかわいい子です。 と言っても声の調子は中川翔子さん似のアニメボイス(と書いてありました)ながら、1983年生まれの28歳(昭和58年生まれ、師匠から昭和ギリギリですか?と問われて、余裕で昭和です、と答えるところは面白い)そろそろアイドル生き残りの分かれ目、健闘を祈ります。 足壺マッサージ、茶道、料理(和食)が得意ということで、可愛い姿とともに結婚相手探しに最強の武器を持っている、と志の輔師匠も太鼓判。 和食は魚や筑前煮、ひじきの煮物、肉じゃがなど何でも作る、毎日作るということで本物でしょう。こういう人には幸せになってほしいものです。 アイドル以外にも「占い×探偵」という児童向け推理小説を書いているそうで、なかなか多彩。ひょっとしたらこちらのほうで大成するかもしれませんね。 今週の落語は五代目桂文枝師匠の「米揚げ笊(いかき)」という僕も初めて聴く噺でした。 簡単に言うと、笊(いかき=ざる)を売るアルバイトを紹介された男が道を訊き訊き何とかその笊屋さんに行き、売り物の笊をもって堂島に出かける。堂島は米相場で有名で、験担ぎの商売人が多い。そこの主人は笊を売る男が「揚げる」とか「上がる、高い」などという言葉を使うと機嫌がよくなって、笊を買ってくれ、しかも小遣いを渡そうという。ところが最後に下がるというような言葉を使ったために小遣いがおじゃんになる、といったものです。 ・ 米揚げ笊(いかき)http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo24.htm 最初はアホかと思ったこの男が、商家の主人の験担ぎを読んでいいことばかり言うので実は鋭い男かも、と聴いていましたが、最後でやはり全く知らずにそういう言葉を使っただけとわかります。 男の言葉に喜んで小遣いをドンドン上げる主人の気持ちがおかしい話でした。相場を張るような人は験担ぎが多い、という今と変わらぬ情景です。 ではまた来週。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.16 21:50:10
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