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今週のゲストは元アナウンサーでタレントの深澤里奈さん、現在は子供の頃から始めた茶道を生かしてヨガと茶道を合体させ、形式にこだわらずにお茶を楽しめる「Tea journey(ティージャーニー)」を主催する方でした。
・深澤里奈さんHP;http://blogs.glam.jp/rinafukazawa/about/ 深澤さんは江戸千家という茶道の家元に直接、入門するという特殊な形で茶道を習っているそうで(普通の人は家元の弟子の弟子というような師匠さんに習う形)その分、茶道の形にがっちりはまるというより、わりと自由に茶道の本質に思いをめぐらせ、また家元に問いただせる立場のようですね。 そこでヨガにも通じる呼吸法が茶道でも大事、ということを知り、それらを組み合わせ、椅子に座って洋服でお茶を楽しみながら心の中で日常を離れリラックスするような集まりを主宰しているそうです。 深澤さんはさすがにアナウンサーだったからか、それとも茶道の師匠だからか、とにかくお喋りがきちっとしていて、志の輔師匠を手玉にとっているような印象を受けました。志の輔師匠が殊勝に思えたのは今回が初めてでした。 茶道はここまで極めたら終わり、ということはなくて生活の中で茶道的な生き方ができるようになるのが目的でどこまでも修行、と仰っていました。 また今回の落語は茶道がテーマの三代目三遊亭金馬師匠の「茶の湯」で、長屋の大家さんに茶の湯に呼ばれた店子たちが、作法を知らないことを恥じて引越ししてしまおう、とまで思いつめるお話です。 江戸時代から、それほど茶の湯は上流階級の常識として一般人は崇め奉るような存在だったのかもしれません。3人の店子が恥をかくくらいなら引越ししてしまおう、とそろって考えてしまうおかしさ、不味いお茶菓子をみんな同じところに処分していた、という最後のオチに笑ってしまいました。 簡単ですが、今日はこれで終わりです。ではまた来週。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.23 21:23:32
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