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今週も引き続き、三好徹さんでした。
それにしても本当に80歳とは思えないお声と声量、次々と出てくるお話はさすがの幸田さんも口を挟むのに苦労するほど豊かです。 内容は前半、海外取材時の様様なトラブルの話でした。中東、アフリカの取材での恐怖、本物の銃を持った警備兵に問い詰められたり、立ち寄ったイギリスでは今度は持っていたPLOのビラから過激派と疑られて入国を拒否されそうになった、など本当に修羅場をくぐっていますよね。 日本の大使館に自分がどういう人間か聞いてくれ、と弁明し、イギリスの入国係官が確認しても三好さんを知らなかった、というところはなぜかな、と思ったらどうやら電話に出たのはイギリス現地で雇われた人間だった、ということで日本人の三好さんを知るはずはありません。でもそんないい加減な応対で人の運命が決まったかもしれないとなると怖いですね。 小説に書く場合、内容はフィクションだが、背景は真実を書かないと物語にリアリティがでない、と言われますがその通りでしょうね。 後半は一転してゴルフの話。 三好さんは囲碁も相当に強いということでしたが、ゴルフも若い頃はかなりの腕前だった様子。 かつては文壇ゴルフというのが盛んで、各新聞社、出版会社が競ってゴルフ大会を催していたようです。「作家の皆さんは坐業なので、運動不足になりますから」というのが理由のようですが、バブリーなあの頃、自分たちも作家をだしにゴルフを楽しんだのでしょう。 三好さんは伝説の名プレーヤー、ジーン・サラゼンともゴルフをして勝ったことがある、と言われていました。まさにそれ自体が伝説ですよね。 そんな話で楽しく終わりました。僕もちょっぴりゴルフを復活したい気分になりました。 では今週は簡単ですが、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.27 00:02:16
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