継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

2011/06/26(日)14:22

幸田真音さんのマインズルーム44(寺澤辰磨さん)

今週の幸田さんのゲストは横浜銀行頭取の寺澤辰磨さんでした。 寺澤さんは1971年大蔵省入省後、関税局長、理財局長、国税庁長官などを歴任された後、都市再生機構理事長代理、駐コロンビア大使を経て今月から横浜銀行頭取、だそうです。 まさに見事、華麗な経歴ですが、一点気になること、今週言いたいことはこれ一つ、つまりこれこそ天下りの典型ではないか、と言うことです。もちろん、ご本人の能力を買われてということでしょうが、民主党の主張は天下りの廃止でしょう。 もともと期待ゼロの民主党ですが、あまりにも国民を馬鹿にしている仕業ではないかとまた怒り心頭。個人的には力のある人が民間に出て能力、人脈を生かして仕事をすることは大賛成ですが、民主党は自分の言ったことに責任を持ってほしいと思います。 寺澤さんは理財局長になった時に「国債のことは知らないだろう。これで勉強しなさい」とある人から幸田さんの「日本国債」を渡されたとか。そして理財局長時代、日本国債の様々な制度改革をされたそうです。 理財局長として資金を調達してきた後、国税庁長官として国債の信用の元となる税金の適正な徴収にむけて努力する立場に代わったということで、ある意味、大蔵省の中のエリートの流れもちゃんと考えられたものなのですね。 島根県益田市出身で、当地で亡くなったという伝説のある柿本人麻呂にちなんでつけられたお名前、というところが山口県出身の僕としてちょっぴりだけ親近感あり。来週はコロンビア大使時代のお話が聴ければ、と楽しみです。 志の輔さんの今朝のゲストは元宝塚スターの彩乃かなみさんでした。 初めて聞くお名前ですが、全くの素人、高校1年生まで芸能界などまるで興味なかった少女が、夏休みにたまたまテレビで見た宝塚の舞台に「私の求めていたのはこれだ!」と感動、そのあとは両親の反対もなんのその、塾をやめ、バレー教室に通って自分の意志を貫き、宝塚受験3度目にしてようやく合格したという話には感動しました。 人間、だれにもこのような運命の瞬間、と言うようなものがあるのでしょうか。 今日の落語は五代目古今亭今輔師匠の「旅行日記」でした。昭和30年代、まだまだのどかな時代の山ブーム描かれていました。オチはシュールと言うかブラックユーモア、木賃宿で供された鶏料理、豚肉料理の秘密ですが、現代のミートホープ事件などなんのその、という感じですね。 ではまた来週。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る