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継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

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2011.01.23
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今週のゲストは元アナウンサーでタレントの深澤里奈さん、現在は子供の頃から始めた茶道を生かしてヨガと茶道を合体させ、形式にこだわらずにお茶を楽しめる「Tea journey(ティージャーニー)」を主催する方でした。
・深澤里奈さんHP;http://blogs.glam.jp/rinafukazawa/about/

深澤さんは江戸千家という茶道の家元に直接、入門するという特殊な形で茶道を習っているそうで(普通の人は家元の弟子の弟子というような師匠さんに習う形)その分、茶道の形にがっちりはまるというより、わりと自由に茶道の本質に思いをめぐらせ、また家元に問いただせる立場のようですね。

そこでヨガにも通じる呼吸法が茶道でも大事、ということを知り、それらを組み合わせ、椅子に座って洋服でお茶を楽しみながら心の中で日常を離れリラックスするような集まりを主宰しているそうです。

深澤さんはさすがにアナウンサーだったからか、それとも茶道の師匠だからか、とにかくお喋りがきちっとしていて、志の輔師匠を手玉にとっているような印象を受けました。志の輔師匠が殊勝に思えたのは今回が初めてでした。

茶道はここまで極めたら終わり、ということはなくて生活の中で茶道的な生き方ができるようになるのが目的でどこまでも修行、と仰っていました。

また今回の落語は茶道がテーマの三代目三遊亭金馬師匠の「茶の湯」で、長屋の大家さんに茶の湯に呼ばれた店子たちが、作法を知らないことを恥じて引越ししてしまおう、とまで思いつめるお話です。

江戸時代から、それほど茶の湯は上流階級の常識として一般人は崇め奉るような存在だったのかもしれません。3人の店子が恥をかくくらいなら引越ししてしまおう、とそろって考えてしまうおかしさ、不味いお茶菓子をみんな同じところに処分していた、という最後のオチに笑ってしまいました。

簡単ですが、今日はこれで終わりです。ではまた来週。







Last updated  2011.01.23 21:23:32
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2011.01.22
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今週のゲストはコモディティ商品取引の専門家、新村直弘さんです。
東大工学部を卒業後、銀行、証券会社に勤務してデリバティブ商品の開発などを手がけたのち、2010年5月に独立、マーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役として企業や個人にリスクマネジメントの提案をしている、と紹介されました。
・株式会社マーケット・リスク・アドバイザリー;http://www.marketrisk.co.jp/expert/
コモディティとは訳せば「日用品」、食料、金属、エネルギーなど日々の生活、経済活動に欠かせない商品をいい、その取引をコモディティ商品取引と言うようです;
・http://commodity-fund.net/CommodityToha.html

最近は金や原油の価格変動なども報道され、少しはなじみも出てきたかもしれませんが、まだ「小豆相場で失敗して財産をなくした」とか負のイメージが多く、十分に内容が知られているとは思えない、ということで商品相場とは何か、コモディティ教室といったものをやりたい、という幸田さんの言葉でスタートします。

商品相場というのは大きくはエネルギー、金属、穀物の三つ。世界の重要な取引市場も三つで主にエネルギーを扱うニューヨーク、金属のロンドン、そして(理由は説明しませんでしたが)上海だそうです。

繰り返しになりますが、商品相場といえば、価格変動率が高く、投機色が高いイメージ。でも実際は自動車メーカー、ビールメーカーも昔から使っているもので、日本の製造業は間接的には必ず関与しているといえます。
それは後でも出ますが、相場の上昇で儲けようというより、変動リスクをヘッジして安定した製造活動を行えるようにしたい、ということからです。最近ようやく実態が知られるなど、個人の参入障壁が低くなってきたとも言えます。

為替、株式などの一般の市場との違いは、それらと比べてマーケットが小さく、価格変動が大きいということ。また実物の供給量の増減でも変動することです。価格変動の激しいところに面白味もありますが、いかにリスクを減らすのか、が重要でここで新村さんの会社の出番となるようです。

これらの動きは、サブプライムローンの破綻に始まる金融危機からペーパーマネーへの信頼が揺らぎ、その分、実物である商品、特に金など認識されてきたからでは。

金の価格が上がったのは金の知名度が上がったから、という言い方を新村さんはしているそうです。結局、紙のお金が当てに出来なくなり、何かのときは金、と認識する人が多くなってきただ、と新村さん。

同時に様様な手段で個人がこれらの商品を買いやすくなってきた、と新村さん。

もともと新村さんはエネルギーが専門でしたが、今ではベースメタルである銅、アルミニウムの専門家とも思われているそうです。ベースメタルの価格が上がると電線、アルミ缶などの原料の値段が上昇、また電気自動車、携帯電話なども影響するそうです。一般の人がほとんど気づかないのは、メーカーが変動を商品価格に転嫁しないで済むようにリスクヘッジをしているからだ、とも語ります。

もちろん、為替変動の影響も受け、直近の円高も大影響があります。もっとも円高で商品価格の高騰の影響を抑えている、というプラスの面が大きいので、円高は何でも悪いとは思わないで欲しい、といいたかったのではないか、と僕が勝手に忖度。

先ほども言ったように商品相場はマーケット自体が小さいので、取引の80%を一つの業者が抑えるようなことも起こります。かつてロンドン市場で世界の銅取引の5%を一人で行って「ミスター5%」と呼ばれた商社マンがいたように。結局この人はどうなったのでしょうか?

基本的には投資して差額で儲けるというより、急変動するときのリスクを押さえるため(ヘッジする)、相殺できるものに投資するということです。

これについて、新村さんは「一般の人もリスクとそのヘッジを考えないといけない時代。円安に変わったらどうするか。ヘッジの観点から円を買う可能性もある。

実際のところ、日本企業のヘッジ努力はすごい、そうです。これだけの円高を価格転嫁しないようにしているのは世界に類を見ない、と日本の会社を褒め称えます。

将来の為替変動、商品市場の変化などで製造コストがどうなるか分からない中、どう対処するか。つまりはリスクの管理の問題として捉えてください、と続けてほとんど終わりです。

何と言っても、世界で始めて商品先物相場をスタートしたのは大阪の堂島米市場、これはアメリカも認めてシカゴの穀物市場にそれが書かれているそうです。

「商品先物取引」ときくとどうも嫌なイメージがあって、知り合いが一時期やったことがありますが、儲けているときに売って利益を確定しようとしても業者が絶対に売らせず、下がったときには追証を出さないとだめ、と言って金を払い込ませたのです。本当は取引などしていなかったのではないか、と疑っています。

それはそれとして、僕も株、投信まではきましたが、ここらで勉強してみましょうかな、とも思いました。ではまた明日。








Last updated  2011.01.22 14:51:32
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2011.01.16
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幸田真音さんのマインズルーム28(米村敏朗さん)

今週のゲストは元警視総監の米村敏朗さんでした。先週聞き逃してしまいましたが、先週に続く2回目だそうです。

今週は米村さんの経歴から話が進みましたが、警察官になったのは父親が警察官だったからで違和感なく決断することが出来た、というように語っています。
自衛官の子供が自衛官になり、警察官の子供が警察官になる。だんだん身分が固定してきて、江戸時代のようになる、なんてアイデアも面白いかな。

その後、ユーゴスラビア大使館勤務などを経て、小渕総理大臣時代には秘書官をされていたそうです。ここで小渕さんの有名な「ブッチホン」などの裏話を聞かせてくれました。

ブッチホンには政治家としての計算もあっただろうが(と幸田さん)なかなかできることではなくて、相手の心を一気につかんでしまうものであったとか。小渕さんはユーモア、気配りもあった人で自分のことを「冷めたピザ」といわれてもそれをネタにするような人でした。

最悪の支持率で出発しながら、様様な政策と人柄を武器に徐々に支持率を上げていたので、病で倒れられたのは本当に残念です。

面白かったのは、小渕さんの作った川柳。自分の人気が徐々に上がってくるのを読んだ「小渕さん 人気が出てきて さあ大変」ですが、本当に愉快。

後半は東京都の安全の話など。先日、見事に失敗した東京オリンピック招致活動では、東京の安全性を訴え、好感触は得ていたようですが、カタールの札束攻勢には勝てなかったようです。
警視総監時代に犯罪の発生を防止するキャンペーンを行って東京都で30万件あった犯罪を20万件に減らした、というような話もありました。これは日本の治安が最もいい、と国民が考えていた昭和40年代の件数だそうです。
もっとも、凶悪犯罪が増え、また検挙率も下がったので、国民の不安を解消するにはいたらなかったようですが。

このまま志の輔師匠の番組を続けます。

志の輔ラジオ落語deデート和希沙也さん

今週のゲストは和希沙也(かずきさや)さんです。これまた初めて聞く名前ですが、番組の中でミスマガジン2002になった、とあり、これを書くために調べたら、同じ年に中川翔子さん、安田美佐子さんなどを押しのけてグランプリになっているんですね。

その後の活躍ではこの二人に少し差をつけられているのかな(僕が知らないだけかもしれませんが)とも思いましたが、映像で見るとなかなかかわいい子です。
と言っても声の調子は中川翔子さん似のアニメボイス(と書いてありました)ながら、1983年生まれの28歳(昭和58年生まれ、師匠から昭和ギリギリですか?と問われて、余裕で昭和です、と答えるところは面白い)そろそろアイドル生き残りの分かれ目、健闘を祈ります。

足壺マッサージ、茶道、料理(和食)が得意ということで、可愛い姿とともに結婚相手探しに最強の武器を持っている、と志の輔師匠も太鼓判。
和食は魚や筑前煮、ひじきの煮物、肉じゃがなど何でも作る、毎日作るということで本物でしょう。こういう人には幸せになってほしいものです。

アイドル以外にも「占い×探偵」という児童向け推理小説を書いているそうで、なかなか多彩。ひょっとしたらこちらのほうで大成するかもしれませんね。

今週の落語は五代目桂文枝師匠の「米揚げ笊(いかき)」という僕も初めて聴く噺でした。

簡単に言うと、笊(いかき=ざる)を売るアルバイトを紹介された男が道を訊き訊き何とかその笊屋さんに行き、売り物の笊をもって堂島に出かける。堂島は米相場で有名で、験担ぎの商売人が多い。そこの主人は笊を売る男が「揚げる」とか「上がる、高い」などという言葉を使うと機嫌がよくなって、笊を買ってくれ、しかも小遣いを渡そうという。ところが最後に下がるというような言葉を使ったために小遣いがおじゃんになる、といったものです。
・ 米揚げ笊(いかき)http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo24.htm

最初はアホかと思ったこの男が、商家の主人の験担ぎを読んでいいことばかり言うので実は鋭い男かも、と聴いていましたが、最後でやはり全く知らずにそういう言葉を使っただけとわかります。
男の言葉に喜んで小遣いをドンドン上げる主人の気持ちがおかしい話でした。相場を張るような人は験担ぎが多い、という今と変わらぬ情景です。

ではまた来週。






Last updated  2011.01.16 21:50:10
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2011.01.09
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昨日はうっかり幸田さんを録音し忘れ。

実は今年の初めにMDウォークマンが壊れてしまい、急遽買ったのがデジタルウォークマンとでもいうのか、ミュージックプレイヤーです。ラジオから直接、録音するのですがタイマーがないので結構大変、ラジオ英語の録音も失敗続きで、そのバタバタから幸田さんを忘れてしまいました。今日は何とか成功、ということで始めます。

今週のゲストはしばらく前、ハイレグの女王?として一世を風靡した岡本夏生さんでした。
今日のお話ではブームが去ったあと、仕事が全くなくなり(彼女は事務所に所属せず、何から何まで一人でやっているそうですね。それで一度忘れられるとサッパリ声が掛からない、ということのようです)、自宅でテレビを見て過ごす毎日が10年間!!

その暇に任せて自分の裸?を自分で撮ってブログに載せたら翌日のヒットが60万件/日となって、そこから復活のきっかけをつかんだそうです。

全く知りませんでしたが、昨年中旬くらいから忙しくなって、まだその勢いは続いているとか。でもいつブームが去るか分からないので無駄遣いはせずお金を貯めていて、「ゴミ屋敷」と呼ぶ今の部屋も引っ越さないそうです。

仕事を少しでもするためには掃除をする間も惜しい、とかで掃除はまた暇になったとき、だそうです。10年間の間にきれいにしていたらよかったのに、とは思いましたが、まあいいでしょう。

とにかく何でも思ったままズバズバ喋る、ということで今のご時勢、人気が出るのかもしれません。それにしても45歳の今、高校2年生のときの服が着られて47kgの体重を維持している、というのですからこのプロ根性は立派。

今週の落語は八代目春風亭柳枝師匠の「高砂や」でした。町内の立派な商家の祝言の仲人を頼まれた男がご隠居にこの「高砂や」を教わるが、なかなかうまく覚えられず、豆腐屋の「豆腐~い」の調子でやればいい、と聞いてそれでなんとかする、というお笑いです。

時代劇の祝言シーンで謡われることの多い謡曲ですが、僕もいわれを知りませんでした。調べてみたらこんなもの。
・高砂や;http://homepage3.nifty.com/nue-nohgaku/takasago.htm

それにしても岡本さんの自分を全て晒したようなトーク、ある種の迫力もありなかなか愉快です。あとでその60万アクセスというブログで覗いてみましょうか。うらやましいですね。

ではまた来週。







Last updated  2011.01.09 22:12:09
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2011.01.02
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今日のゲストはジャズシンガーの中山うりさんです。やはり初めて聞く名前でしたが、「配信の女王」「アコーディオンを抱えたシンデレラ」など数々の異名を誇る、音楽好きにはある程度有名な人のようです。

低音がなかなか魅力、ややため口ですが、カラッとした喋り方が耳にも心地よく、厭味にはなりません。ネットで写真を見ると、ほぼ声からイメージした通りのお顔でした。

音楽、とくにジャズとのきっかけは父親が聴いていた歌謡曲、ジャズのCDを聴いていたから、とか。サッチモが好きだそうです。ここで、志の輔さんの声がサッチモに似ている、と盛り上がりました。言われてみれば。

小学校でエレクトーン、トランペットを始め、ある程度、音楽をやりだしたあとで何か独自のものを、と探してアコーディオンに行き着いたようです。

同時に落語との関係も父親が落語も好きで、頭を刈ってあげる時(うりさんは美容師でもあるそうです)寝ないように聴いているのを自分も耳にしている、と語ります。
・中山うりさん;http://news.livedoor.com/article/detail/4390771/
・中山うりさん;
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%B1%B1%E3%81%86%E3%82%8A

今朝の落語はお正月ということで、三代目三遊亭金馬師匠の「初夢」でした。中山さんは落語を聴いた後の感想でも、金馬さんの江戸弁や声に興味を示すなど、さすがにジャズシンガーということでしょうか。

「初夢」自身は特定の登場人物が何かドラマを演じるというより、「初夢」にまつわる当時の雑学を次々とつないで、世相を楽しむというものでした。

最初に「今の子供は遊びが増えました」と言ってキャッチボール、映画、ラジオにテレビを上げますが、演じた昭和38年の時代が思われます。昔の子供は女の子ではお手玉、鞠、羽根つきくらい、男の子は竹馬に凧揚げ。「竹馬の友」とは子供の頃一緒に遊んだ仲、というのもここからきている、とは今の若い人には分からないかも。

鞠も凧揚げも大空を見上げて大きな夢を見させるもので、特に凧は風にも強く、天まで上がれ、ということで男の子に好まれた、と続けます。

人と生まれたからには身は死すとも名を残したい、ということで職人なら左甚五郎、農民なら佐倉惣五郎、商人なら紀伊国屋文左衛門などが有名なところ。
ところが、人にも徳不徳というものがあり、技ではもっと上手な人もいたであろうに名工といえば左甚五郎だし、祖師は日蓮、大師といえば空海弘法大師、義士は赤穂浪士、関白は豊臣秀吉、名奉行といえば大岡越前守、黄門様なら水戸光圀公となってしまう。

だが宗派の開祖となった人は本来みんな祖師であり、関白、中納言もたくさんいたのです。この違いが徳不徳ということ。

さらに偉人が生まれる前には特別な夢のお告げがあったとして、日蓮、秀吉、家康、菅原道真の逸話などをあげてくれます。家康の話は知らなかったですね。山岡荘八の「徳川家康」を昔読んでいますが、記憶にはありません。

家康の母親は妊娠中に「是」の字を夢に見たが、家康が生まれてくるとその左手の中に是の字が書かれていた(手のしわがそういう風に見えたということでしょう)そうで、これをえらいお坊様に判断してもらうと「この子は天下を取る、なぜなら是の字は、日の下の人、と読め、天下の人をその手に握るということは天下を取ることだ」といわれたのです。

「初夢を二日にするは得手勝手」という川柳も紹介されましたが、初夢はもともと、大晦日から元旦の朝までの間に見る夢だったのが、大晦日は忙しいので元旦から二日にかけてみる夢を初夢というようになった、いう薀蓄が語られます。

夢判断についてもうひとつ。刀で切られるもよくない夢かと思いますが、実は「カネが入る」ということで喜ばれるそうです。

「邯鄲の夢」という中国の故事もでましたが、南天の葉を赤飯のうえに置く風習のいわれでもあるそうです。

「一富士ニ鷹三茄子」は縁起物、というより徳川家康の好みを並べただけ、というのはまあ常識の部類。「売る人もまだ味知らぬ初茄子」という川柳はなかなか意味深長。

最後で初夢にとても大きな「茄子」を見た、という相手にその大きさを聞いていくのですが、カボチャよりも畳よりさらには家より大きいと言われ、「では一体どのくらいの大きさなんだ」と問うと「闇の晩にヘタをつけたような茄子」とちょっとシュールに落として今週は終わります。

今年一年、よろしくお願い申し上げます。







Last updated  2011.01.02 15:53:58
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2011.01.01
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あけましておめでとうございます。
今年が皆様にとりまして、素晴らしい一年となりますように。

さて今週は先週に続いて年末年始特集ということで、倉津さん、伊井さんとロンドンの加藤さんによる世界経済、日本経済への明るい展望を語る、というものでした。
前回と同様、アメリカ、新興国、そしてイギリスという風に続きました。

さてアメリカは、オバマ大統領の何でもありのドルジャブジャブ政策で金融危機は何とかカッコウをつけたが消費、雇用が戻っておらず、底割れはないだろうが、今後しばらく低迷が続くというもの。

実際、リーマンショックに始まる世界経済危機からの脱出は、アメリカ国民の消費拡大によってなされたもの、この消費拡大がこのまま、中国につながれば一息つけるということでしょう。

続いて伊井さん専門の中国、インド、ブラジルなど新興国市場はまだしばらくは世界経済の牽引役となりうる存在である、中でもやはり中国だろう、と語ります。日本は発展するアジアに近いというメリット、ラッキーポジションを活用すべきだ、実際に好調な会社というのはこの辺り、しっかり海外で稼いでいると伊井さん。
既に上海にも15万人以上の日本人が働いており、これは外国人として最も多い数だとか。

なんとなく、戦前の日本人の大陸進出を思い出します。結局、彼らが人質になる形で日本軍は大陸に引き寄せられ、とんでもない敗北を喫したのですが、その教訓を得ていないのでしょうか。
少々効率は悪くとも、海外、特に中国にはあまり進出せず、外からコントロールするやりかたのほうがいいと思います。今度は救出に向かえる軍隊はないのですから。

それにしても中国と日本が仲良くやる(引き合う)のは、万有引力のようなもので、相手が大きければ大きいほど、距離が近ければ近いほど強力になる。いい関係になるのだから恐れるな、ということですが、これも相手によりけり。そのまま取り込まれてしまうつもりならともかく、近づきすぎるのは禁物です。

そして後半、最初は先週同様、ロンドンから加藤さんがロンドンの様子を知らせてくれます。

先週の話を除けば、「イギリスはチャールズ王子の結婚を受けて結婚フィーバーが始まっている」とか「素人主体のタレント発掘番組が月曜日の大衆紙一面を飾るほどすごい人気である」などどうでもいいことに騒ぐイギリス人の意外な面も見えます。

そう言えば、先週、イギリスの交通機関は軒並み大幅に遅れて大変だ、と言っていましたが、昨日か一昨日の新聞には日立がイギリスから総額一兆円にもなる鉄道車両の受注をまとめそうである、その理由はこの冬、雪の影響で交通機関の乱れが多く発生する中、日本製車両だけがほとんど遅刻無しに職務を全うしている、と評判になったからだとか。
くれぐれもこれは勤務員の真面目さではなくて、車両の優秀さを示しているのですから、誤解のないように。

それ以外、イギリスは失業率が相変わらず高いが、学生に聞いても日本のサラリーマンのような仕事をするくらいなら、勤めなくてもいい、というとか。国に寄りかかる姿勢がまだあるなんて不思議だね。

今後の日本の景気をよくする策としてでてきたのは、いかにアジアの需要を取り込むか、とくに中国人の買い物客、観光客を徹底的に取り込め、というだけで今一。学生の学力も落ちていまや留学生に就職競争で負けているほど。特に英語が出来ないとダメ、とこれまた常識的な状況説明だけ。

新年ということで明るい話題、元気の出る話をして欲しい、とお願いしたそうですが、現実はそのような魔法はないということでしょうか。新聞には今年の後半は株価も持ち直すだろう、とありましたが、これも外国人投資家頼み、ということかな。

それより何より内需を拡大する一番の政策は軍備の近代化、自衛隊要員の増強ではなでしょうか。これにより国内産業に対する需要が増え、また南西諸島の防衛力を強化しつつ、若者の雇用拡大策になるのですから最高の政策だと思います。

ただし今の政府に出来る政策ではありませんが。ではまた。







Last updated  2011.01.01 22:18:53
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2010.12.26
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今週のゲストは元モーニング娘の吉沢ひとみさんでした。
番組でもメインの話題になっていましたが、彼女はスポーツウーマンでサッカー、バスケット、バレーボールをやっており、最近はフットサルに熱中しているそうです。

彼女で記憶にあるのは、偶然見た「これができたら100万円」という番組でサッカーのボールを蹴って1から9の的を抜くというチャレンジを見事のクリアしたことでした。フリーキックのコントロールがよくなくては不可能ですから、感心しました。

どちらかというと短距離タイプだった吉沢さんは、長距離にもチャレンジを始めており、高橋直子さんのチームのサポートから始めてハーフマラソンを完走し、来年の東京マラソンにもエントリーしている、ということでした。

アイドルがマラソンで頑張る姿はテレビでもよく中継されており、今回もそのような狙いがあるのかもしれませんが、いずれにしてもきついもの、頑張ってください。

今日の演目は年末ということで、八代目三笑亭可楽師匠の「尻餅」でした。大晦日の借金取りを何とか誤魔化した夫婦が、ご近所への見栄もあって餅を付いているように見せかけるという噺です。
・「尻餅」http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/62757/60017/2601776

可楽師匠の熱演を聴いて吉沢さんは、全く分からないと一言、志の輔師匠は日本が貧しかった時代のことだから分からなくても当然かも、とフォローしていましたが、基本的に国語能力と想像力が不足しているのでしょう。

ただ志の輔師匠を「うまいな」と思ったのは、この話のおかしさは人間が誰しも持っている見栄を笑うというところで、現代でもI-Podを手に入れられない子がヘッドフォンだけして、持っている振りをするようなもの、と説明したところ。

落語は現代にも通じる、人間の弱さ、おかしさを見せてくれるものであるということ、登場人物を笑った後で、自分も同じではないかと省みることができる絶好の人間学の教材かもしれません。

この「尻餅」ですが、僕は以前、三遊亭円生一門の落語会で三遊亭圓窓さんの熱演を見たことがあります。本当にお餅を搗いているような亭主の熱気とおかみさんのお尻が真っ赤になっていく様子が目に浮かんで感動しました。

ではまた来週。







Last updated  2010.12.26 16:15:00
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2010.12.25
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本日は年末恒例、金融経済のスペシャリストをお招きしての座談会でした。
登場したのは、国際金融アナリストでRPテック代表取締役の倉津康行さん、コモンズ投信代表取締役社長の伊井哲朗さんそしてロンドンから電話出演は東短リサーチチーフエコノミスト加藤出さんと幸田さんの仲間のような方々で、金融や世界経済、日本経済を振り返って、語ってくれました。
順番はおおむね、アメリカ、中国、ヨーロッパそして日本の順です。

アメリカではオバマ大統領の金融緩和政策により、一服した感があるが、効果はあるのでしょうか、という話から。

両方の見方があると倉津さん。効果があるという人と副作用のほうが大きいのではないかという人があってサイコロを振ってみないとわからないような綱渡りの状況。
アメリカだけでなくヨーロッパもかつての日本と同じくゼロ金利、金融緩和をやって、世界が日本化している感じ。金融機関だけは何とか息を吹き返したが、この経済状況がこのまま持続するかどうか。雇用が改善しないし、住宅などの実体経済も戻っていないなど不安要因が大きい。(倉)

アメリカがドルをドンドン刷って自国の景気対策に突き進んでいることについて、新興国などはどんな風に思っているのでしょうか。(幸)

短期的にはドルが商品相場に大量に入って、新興国の物価を上げています。金、石油、食料の値段まで上がっているということで、新興国は利上げモードに入っています。日本、アメリカなど先進国はデフレが心配、ブラジルや中国など新興国はインフレが心配と両極端の様相を示している。

いつのまにか、金は最高値を更新、石油も再び100ドルに達しようとしている。資源全般はまだまだ上がりそうなムード、ということに三人同意します。
ひょっとして、これが今、ロシアが元気になっている理由でしょうか。

中国でもインフレが心配ということで、利上げをするのかどうか。(幸)

中国は既に小刻みな利上げをしているし、不動産の取得規制などをやっているが、国が大きく人口が多いのでなかなか効果が出ない。2020年くらいまではなんだかんだ言われながらも成長していくだろうが、これから社会保障をきちんとする必要がある、地方財政が厳しい、など問題は大きい。(伊)

中国は沿岸地域と内陸部の経済格差など国内にいろいろな波乱要因があるのに加えて、もともと共産主義を維持しながら資本主義経済を導入しているというところにいびつな構造を持っている。(幸)

中国は世界経済成長の機関車になることを期待されているのに問題を抱え、逆に波乱要因。

過熱気味な経済をもう少し抑えるべきだが、抑え過ぎると破綻する懸念も出るし、非常に難しい。

その中国に依存しなければならない我々はつらいものです、と弱音が入って中間です。

後半は、ロンドン在住加藤出さんの登場。EUの様子が語られます。

イギリスの話で驚いたのは今年の冬の寒さ。毎日冷蔵庫の中にいるような寒さで交通機関の乱れが激しいそうです。
ヒースロー空港は欠航に継ぐ欠航で、列車でヨーロッパに向かう人々が列車に殺到、ユーロスターに乗るには厳冬の戸外に7時間も待つ必要がある、というのですから驚きです。

それでもデパートの人出はものすごいなど一服感はある感じ。ただ厳しい経済政策に、仕方ないと冷静に対応していたイギリスでも徐々に人々の怒りが盛り上がっている。来年はもう少し厳しくなって反対の大きくなるだろうが、大陸の国々よりはまだまし、と思っている様子。

ポルトガル、アイルランド、スペインを回ってみたが、アイルランドは報道されているより冷静。落ち着いている。スペインは危機感がにじみ出ている感じ。

本来、アイルランドの混乱がより大きな国であるスペイン、イタリアなどに波及するのはおかしいことだが、通貨が統合ざれているので仕方の内面もある。結局、EUの中で経済のいいドイツがどこまで負担を受け持つかに掛かっている。

アメリカ、イギリスはやや冷ややかな見方をしているが、大陸の国は案外協調している。

ギリシアがユーロから離脱する、という話も噂されているがどうか(倉)

自分から出ることはないでしょう。それは事実上の自殺行為になる。ただ、問題国が出るのも自殺行為、ドイツが出るのも負担が多くて難しい。(加)

通貨統合は一度入ると出るのは難しいということ。(幸)

今の危機をどう乗り越えるかは難しい問題だが、ユーロ安定化の仕組みはこの一年で格段に整備されたので、今後、見方は変わると思います。もちろん今の問題は手前の障害をどう乗り越えるか、ではあるが。
エコノミスト紙も冷ややかな見方から、破綻してもらっては困る、歯を食いしばって耐えろ、という論調に変わってきました。(加)

ここで加藤さん退場です。

サブプライムローンからヨーロッパの問題が世界を揺さぶった一年でした。そうした中で中央銀行の役割が注目されてきたが、日本はどうだったのか。円高に苦しめられた一年、という気がするが。(幸)

実は日本の企業はメディアが言うほど困っていないのです。会社を訪問してみても、いい企業ほど為替のことは言わない。(伊)

日本は1990年代からずっと円高なのですから、ここで少し円高になったとしても、急に困るということはない。いい会社は円高対策をちゃんとやっているのです。

円高になると確かに株は下がるが利益は変わらないというところが多い。
でも、うまく行っているところ、儲かっている会社は声を挙げません。言うとまたメディアに叩かれる、と思っているようです。

国際競争力のある企業はまだたくさんあります。最近は高速鉄道、原子力発電所の受注などがでている、日本はそんなに悪くはないのです。だからあまり暗くならないように、と幸田さんがエールを送っておしまいです。

来週は同じメンバーで来年の動向を議論されるそうです。乞うご期待。







Last updated  2010.12.25 22:13:41
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2010.12.19
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今週のゲストは女優の片桐はいりさんでした。もちろん僕も知っています。最近、テレビでは見かけないようですが、舞台などで大忙しのようでした。

今回は「もぎりよ今夜も有難う」という著書の宣伝を兼ねてのようですが、映画および映画館への片桐さんの温かい思いが感じられて気持ちのいいひとときででした。

彼女は映画が大好きで、仕事をしながらただで映画が見られる、これほどいいアルバイトはないということで長くもぎりをされていたそうです。
・「もぎりよ今夜も有難う」
・http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20101101-OYT8T00347.htm

今でも地方にいくと仕事の合間に土地土地の映画館を訪ね、最近は閉鎖されていることも多いのですが、かつてそこに映画館があった、という跡地を訪ねても、当時に思いを馳せて幸せな時間を楽しめる、というほどの映画館ファンです。

話の中に出た春風亭昇太さんは大のお城ファンで、遺跡とも呼べないほとんど何もないような場所を訪ねてそこにかつての城の姿を想像して興奮していると語っていましたが、片桐さんも映画館跡地(もちろん、現存するほうが嬉しいのでしょうが)で同じような感動を味わうそうです。

僕もお城探訪は大好きで、北は弘前城、多賀城址から南は熊本城まで日本全国、旅行、出張で行くたびに城を散策していますので、気持ちはよくわかりました。

さて今日の落語は三代目三遊亭金馬の「キョウカイヤヌシ」と聞こえて、最初は謎でした。教会の何か??話の途中で狂歌に凝った大家さんの噺と分かって「狂歌」は分かりましたが、イヤヌシは何か??最後の最後で家主(イエヌシもしくはヤヌシ)と理解できて「狂歌家主」と納得。

噺は大晦日になって家賃の払えない店子が狂歌好きの大家のところに行って狂歌でゴマをすって待ってもらおうとするもの。狂歌合戦がなかなか面白かったです。
・「狂歌家主」http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2006/10/__b4b5.html

片桐さんは、ここで語られる言葉を気にして、トイレを意味する「こうか(後架」が分からなかった、とか落語で笑うためにはそれなりの知識、教養が必要などと感心していました。さすがに舞台の女優ですね。

ではまた来週。







Last updated  2010.12.19 22:14:30
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2010.12.18
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今週のゲストは先週に続いて田中均さんです。
今週はかなりズバズバ個人の思いを話されて、同意することが少なくなかったような気がします。

まずは政治家と外務官僚の関係はどうなのか、との問いに対して、本来、役割分担ははっきりしているが、今の民主党政権ではそれがそうなっていない、といいます。

官僚は知識、経験を持つプロフェッショナルであり、過去からの連続性も考え最も適切な意見を提供できる。政治家はそれを受けて自分が判断、決断して外交を進め、万が一うまく行かなかったときは政治家が責任を取る、それが民主主義ということです。

そのなかで最も大きな責任を持っているのは総理大臣なので、大きな外交をする場合は総理大臣を中心とした外交をせざるを得ない。北朝鮮との外交をやったときは、88回官邸に通って総理大臣小泉純一郎に直接全てを説明し、望ましい案を提案して承諾をもらい、交渉をした。

しかし最終的な段階では総理が判断せざるを得ないことがある。それは、国交のない国に総理大臣が行く、主要民主国家の総理が始めて国交のない国に行くという決断であり、その結果に対しても責任を取らざるを得ない。

これが官僚と政治家の役割分担であり、今のように何でも外務政務官が間に入らないといけない、というようなやり方は間違い。

政治家は外交に関して経験がないのだから、そこで物事を進めるためには官僚の専門的なサービスを受けるのは当たり前で、これは官僚依存でもなんでもない。国家のために知見を使うということ。だから今のような民主党の政治主導は間違っている、とバッサリ切ります。

無駄なところに無駄なエネルギーを使ってそれが国益にもつながっていない気がします、と幸田さんも同意。

民主党は野党にいたとき、官僚の独善性を感じたのであろうし、ムダがあったのも事実。でも外交に関しては、相手の国とコミュニケーションを持たねばならないが、それにはそれなりの知識を持たないと出来ないのです。
外交の場においては弱みを見せるわけにはいけない。日本のほころびを見せてしまうのは絶対に避けなければならない、と幸田さん。

著書「外交の力」のなかに、「大学で教えていて、官僚の力は制限されるのか、という質問が学生からあった」と書かれているがその辺りはどうなのですか。(幸)

「これから官僚の力は衰え、政治家や民間の力が強くなっているのではないか。それなら官僚になっても意味ないのでは」という質問を受けたが、私は、「プロフェッショナルな知見を持つのはあなたが将来、政治家になるにしろ民間で活躍するにしろ必ず役に立つもの。外交官の仕事は国際的に目を開くということであり、短期間でプロフェッショナルな力を持つには外交官になるのはとても素晴らしいこと」と答えました。

外交官という仕事はとても好き。生まれ変わってもまた外交官になるでしょう。交渉というのはトータルの人間の問題。ありとあらゆる知識を持ち相手の立場、相手の国のプライオリティを考え、こういうことを言うと相手はどう返してくるのか。4時間の交渉の最後に何を言うか、など全てのことを計算しながら、決して弱みを見せることもなく、相手を誘導していく必要がある。大変にエキサイティングな活動。こういう仕事をしている外交官を若い人はぜひ志してもらいたい。(田)

ここで中間です。

ここからは幸田さんが最近の主な課題に対して田中さんの考えを聞いていきます。

まずはTPP交渉と農業問題について。

田中さんの意見はハッキリしており、ある意味で常識的な考えです。日本は外国との通商無しにやっていけないのだからTPPに参加すべきであり、その中で内向きに農業だけを守るのではなく、必ず優秀な日本の農業は海外でも評価を得られるので、その方向に、農業を強くして外に出て行けるようにすべき、今がチャンスと答えます。

これは実態が分からない中での感想ですが、国内で保護した産業は弱くなっていき、荒波、寒風にさらされた産業は鍛えられ、強くなり、外国との競争にも打ち勝ってきた、という歴史があります。

日本の農業も少数の専業農家が、海外との勝負のための基盤強化をしなければならないと覚悟を決めているのに対して、兼業農家が実際は農業収入に多くを依存していないのに、弱さを訴え、補助を求めているような気がしてなりません。

農業人口が減っている、と嘆きの論調が新聞にも出ますが、農業人口が減るのは大いに結構、その分、大規模化できて効率があがり強くなるとは考えないのでしょうか。
農業と建設業はもっと産業人口を減らして、効率を上げるべき、と思います。

次にウィキリークスなどネット社会が直面する情報流出についてどう考えるか。

これは二つあって、一つは秘密にすべきでないことを秘密だ、と言って隠すのはやめるべき。一方、交渉事ですから相手もある中で秘密も当然あってしかるべき。それに対して情報管理はきちんとすべき。

日本は戦争中に軍が正しい情報を国民の目から隠して方向を誤らせた、という思いがあって何でもかんでも公開すべき、国民の知る権利が全て、と考える傾向があるが、これにより大事な情報が関係国から入らないというような弊害もあり考え直すべき。

言論の自由は大事だが、これを履き違えて混同した議論が起きている。(幸)

公益を守ることと情報公開することのバランスをとるというのは政治の仕事。

日本人はディベートが苦手、とされているが、こんな若者への話を伺いたい。(幸)

相手の言うことを聴く、というのが大切。ところが今の若い人は自分が一番大切で、人の話を聴くということに重点が置かれていない。ひとりよがりになっている。

発信力はどうか。内向きになっているのでは。(幸)

現実にそういう状況はあるが、必要がそれを変えていく、と思う。今後日本は一層グローバルになっていかざるを得ない。否応無しに世界のなかに押し出される。そこで生き残ってきた人が国内でも出世していく時代になる。

日本人は基本的にシャイ。上手に喋ろうとするが、でも言葉は技術。メッセージがきちんと伝わるかが大事。発音や文法など周りの目を気にしなくていい。たくましくならなくてはならない。

一般的に外国人は民間の違いに対して寛大、だからドンドン喋っていくべき。

田中さんもいまだに自分の使う英語は稚拙と思っているそうですが、でも伝えたいことがあるから頑張って喋っている。今後若い人たちは間違いなく必要に迫られて英語をせざるを得ない。だからそれに向けて準備しておきなさい。

今後さらに何をしたいか。(幸)

国全体が質的に高い外交をしていかねばならない。今後は政治家や官僚だけでなく普通の人が世界と付き合っていく時代であり、その大切さを伝えて行きたい。

民間の外交を強くしていかないといけない。座標軸とは官僚や政治家だけでなく、国民全体の座標軸。それを有識者がきちんと勉強して語らねばならない。そんなことを抗議して民間を強くして行きたい。

しかししょっちゅうある選挙を意識した政治家が増えてくる中、大丈夫かな、と心配。(幸)

最後に、田中さんはどこの国に行きたいか。答えにくいかもしれませんが、と尋ねます。

それに対する田中さんの答えは「それは日本です。圧倒的に日本です。京都の静けさ、豊かさ、空気も」さらに、日本以外に済むことは考えられない、と続けます。

正直言ってずるい答え、幸田さんは日本以外でどこを訪問したいのか、という意味で尋ねたと思いますが。でもこの答えを聞いて驚きとともにやられたな、という感じ。少し涙がにじみました。

今後、外国と積極的に交渉し、意見を戦わせる時代が必ずやって来る。そこで活躍した人が国内でも出世し、国を運営していく時代が必ず来ます。だからそれに備えて自分を鍛えておけ、と若者へメッセージを送って今回は終了です。







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