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継続は剛力なり~前田剛力のあなたの一日を豊かにするヒント

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2011.11.03
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今日は祝日、文化の日です。
戦前は明治節であり、明治天皇の誕生日を記念したものでしたが、敗戦で「文化の日」というものに変えられました。
僕はてっきり、明治時代からずっと祝日としてお祝いされていたのだと思っていましたが、天長節として制定されていた11月3日は大正になって一度変更されたのでした。(天皇誕生日ですから、当然ですよね)それが「明治節は素晴らしかった明治時代を日本人が懐かしんで、昭和になってから制定した記念日だった」と知りました。(産経新聞11月2日産経抄)

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そのころの日本人にとって明治時代とは、幕末維新から必死に勉強し、働き、戦って到達した頂点、一つの坂の上、世界の一等国としての日本のプライドと自分自身よくやったという自負をもつ輝かしい時代だったのでしょうね。
そんな曾祖父母たちの誇りを我々も取り戻し、日本を盛り上げ、子孫につないでいかねばならぬ、そのようなことを文化の日に考えました。

ついでにもう一枚。これも昨日の産経新聞連載漫画「ひなちゃんの日常」
祖父母とのつながりをたいせつに、という南さんのメッセージ。大人になったひなちゃんも登場する感動の一話。

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Last updated  2011.11.03 22:22:34
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2011.10.23
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本当に一か月ぶり以上の更新です。

何となくバタバタしていましたが、またコツコツいいテーマの時、更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

幸田さんの番組は土曜日の朝から夕方に異動しました。その最初のゲストは山本寛斎さん、ということで先週から楽しく聴きました。一応メモは取っていたのですが、今週のが特によかったので合わせてアップすることにしました。

今回のゲストは山本寛斎さん、日本を代表するデザイナーですが、本人いわく、デザイナイーは自分のほんの一部で、すでに服は売っていない、とか。これはあとで。

もともと人間の根源的な欲望である「異性にもてたい」という思いからファッションに凝っていったそうです。最初はテレビ局関係の仕事をしていたが、局ですれ違うスターたちとファッションで張り合い負けていなかった、といいます。

それほどファッションが好きならこの道で生きていこう、と決心、それから3年間独学で勉強し、デザインして作品を作り、装苑賞を受賞されたそうです。もともと洋裁は父親の会社を小さい時から手伝っていて技を持っていたのです。(これはウィキペディアで調べました)

この間、非常に貧しい生活を続け、商売道具のミシンを質に入れてご飯を食べるような苦労、でも装苑賞会場では受賞するために応援の声を会場で上げることもいとわず、何でもやった、ということです。(装苑賞というのも初めて知りました)

人間、とにかく目立たなくてはダメ、ニューヨークの町なかで目立つ格好をしていれば、交差点で声を開けられ、そこから話が弾み知り合いにもなれるが、地味な格好であれば一日過ごして昼食を注文するときしか喋っていなかった、ということになる、と面白い例え。(実話だそうです)

ただ、自分のエネルギッシュなことを認めながらも、反対に同じくらい落ち込むところもあるのでバランスは取れている、とのこと。いずれにしても寛斎さんのこのパワーは生まれもったモノ、だそうです。

幸田さんはこの埋没を嫌う姿勢、目立とうと頑張る姿を評価して、皆がこうならないといけない、と言いますが全員そうなると日本が日本でなくなるから難しいですね。コツコツ平穏人生を務める多くの庶民がいて初めて寛斎さんが羽ばたけるのではないかと思います。

寛斎さんはすでにデザイナーの枠を飛び出している、プロデューサーとして見てくれる人を驚かせ、楽しませ、幸せな気持ちにするショーを企画する、そこで着る服はデザインもするが、それはあくまでの自分の一部分、といいます。

とにかくエネルギッシュに喋って、とうとう途中に番組のコマーシャル時間をさしはさむことなしに30分が終わりました。来週も続くということで、これだけは聴きましょう。

先週に続いて山本寛斎さんです。
東北大震災に際して寛斎さんが行った「天灯」による鎮魂の催しについて語ります。
寛斎さんは大震災に直面して自分に何ができるか、地震、津波、放射能を考えて世界的な広がりを持つイベントで被災地を励ましたいと考えたそうです。そして津波で大きな被害を受けたインドネシア、放射能大事故を起こしたチェルノブイリ、両方に見舞われた福島県相馬の三か所で鎮魂の灯篭を空に昇らせる、被災者にも顔を上げて前向きな気持ちになってほしいという思いを伝える天灯を企画、実行されました。その記事は以下の通り。
・ http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2011092402000066.html

寛斎さんはこのエピソードを語り終えた後、しばらく沈黙します。その間、幸田さんが必死で場をつなぎますが、先週、今週の番組の中で初めてのシーン。それまでは寛斎さんの言葉の間に幸田さんが何とか割り込もうと必死でしたから。寛斎さんはその間、相馬での出来事に心が没入していたそうです。

僕もこのイベントについてはぼんやりと新聞で見た記憶はありますが、それだけ。感性が低いと反省。

また後半は寛斎さんの著書「熱き心」をもとに日本人特に若者に送るメッセージなどをお二人で語ってくれました。

今の大人たちは若者に向かって日本はダメだ、人生はつらい、というのではなくてこんなに素晴らしいものだよ、楽しいことがあるんだよ、と伝えていかないとダメ、と強調します。人生には確かに浮き沈みがあるが、だから退屈しないんだよ、と。

また人生も後半を迎える人に対しては(もちろん若い人にも)、命には限りがあるのだから、相手が亡くなってしまってはその人は二度と捉まえることはできないのだから、思いは伝えないといけないんだよ、と声のボリュームを大にして語っています。(寛斎)

それができないのは主に自分の感情から。意地になっているから。でも喧嘩をしたままでもその気持ちをきちんと伝えて、それでサヨナラなら仕方ない、それもあり。でもそうなるとしても感情のすべて、いいことも悪いことも伝えたほうがいい。

ここで幸田さんはいろいろな思いもあったのでしょう、声を詰まらせます。

最後に寛斎さんは、相馬を訪れた時、直前に立った小林幸子さんについてはその場の全員が知っていたのに、自分については司会がいろいろ紹介する必要があった、自分は若い人に対して顔、名前が売れていないと改めて反省した、と語ります。
何かを為すとき、名前、顔を知ってもらえているのとそうでないのとでは影響力が違う、ということでそれが今後の課題だ、と自戒するところが寛斎さんの面目躍如。今後ますますのパワーアップを願います。

番組の最後で幸田さんは今日(10月22日)がイチロー選手の38歳の誕生日であった、として話題に取り上げました。
残念ながら11年連続200本安打の記録は途切れましたが、本人は「それほど気にしていない。来年、また200本にチャレンジできるような状況を作りたい」と淡々と語っているそうです。
そして彼はきっとやってくれると思います。「小さいことを積み重ねることがとんでもないところに行く唯一つの道だと思う」と語ってくれる人ですから。







Last updated  2011.10.23 12:09:35
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2011.09.11
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日本が東日本大震災に見舞われた3.11から半年の今日。
日本人を勇気づけ、励ますためになでしこがまたやりました!
ロンドンオリンピック最終戦、ホームの中国と戦い、1-0で勝利。
この結果、アジア地区1位で予選突破、ロンドンに向かいます。

最終戦、オリンピック出場決定済みということで主力を温存して臨みましたが、なかなか厳しい戦いになりました。雨が降る中、ピッチもデコボコということでパスが通らず、滑って転ぶ選手もでるなど大変。しかも中国の選手は出場権の望みは失ったなかで最後まで力を抜かずゴールを狙いました。日本にとってありがたいことに、決定機をしばしばミスしてくれましたが、これがなかったらどうなったことやら。

でも勝利、1位通過です。
ゆっくり休養して、練習して、本番で頑張ってください。
そしてまた日本中に元気を送ってください。
きっと日本全国からもロンドンに励ましのパワーが届くと思います。

今日はテレビから何枚か写真を撮りましたのでそれからアップしました。

勝つためにここに来た!
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ゴールの瞬間
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鮫島選手は全試合フル出場、今日は何度も攻撃参加で活躍しました
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澤選手は落ち着いて後輩たちの頑張りを褒めていました
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なでしこ1位通過!
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Last updated  2011.09.11 22:43:06
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2011.09.10
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本日、君津市民文化ホールで東日本大震災復興支援「櫻井よしこ氏」チャリティ講演会がありました。
どのくらいの人が来るのか、と思っていましたが驚くほどの大盛況、この君津にもこれだけの人が熱い思いで日本の復興を願い、何かしていきたいと思っていることを知り、感動しました。
満員の聴衆の多くは50代以上でしょうか、男女もほぼ同数で日本の現状、政治の混乱を憂う女性の多さにも驚きます。観客席には国旗が掲げられ、頑張れ日本を表現しています。

櫻井さんの講演は問題閣僚の任命から日教組のドンを幹事長、反日官房長官を政調会長代理に据える党内融和最優先の野田政権への懸念、日本の国力がどんどん落ちている現状、そうした中で大震災に直面した日本人が魅せた世界が驚嘆する日本民族の特質、これから我々はどうすればいいのかを時に笑わせ、時に沈黙させ、最後は大拍手で締める、素晴らしいものでした。

内容はまた、アップしたいと思いますが、最後の「国難の今、お願いしたいのは、高齢者が今より少しだけ頑張って働いて、働けば元気になって医療保険も使いませんから財政を助けることになり、子供や孫に正しい教育ができるように少しでも日本の素晴らしさを話し、お金を貯めこむばかりでなく使って経済を活性化させ、立ち直りの機会を与えてくださいということ。皆さんはのんびり引退して悠々自適、などということはせずに頑張って働く、でも死ぬまで働くのではなくて、死ぬ一週間前まで働いて、一週間だけ寝込んで子供たちに看病させる時間を上げてサッと死ぬ。それでも今、高齢の人はだいたい100歳まで生きますよ、まだまだ時間があるのです。私も皆さんと同じくらい、いくつと思います?実はもう65歳で、本来なら引退の年ですが日本の状況が許しません。私も頑張りますので、皆さんも100歳まで頑張りましょう!」という感動的な言葉にワッと来ました。

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まだ開演まで30分ありましたが、満席です。

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講演中は写真は禁止でしたので、主役は不在ですが今のうちに撮っていました。

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観客席には見事な日の丸が聳えていました。

面白かったのは、マスコミの報道の話をしていた時、「この中に産経新聞を読んでいる人はどれくらいいます」と櫻井さんが質問すると驚くくらい沢山(櫻井さんも驚きました)の手が上がったこと。僕ももちろん手をあげました。今度は「では朝日新聞を読んでいる人?」の声に(残念ながら)手が上がりましたが、産経とそれほど変わらない程度。「二誌は全く正反対ですからね。朝日だけを読んでいると元気なくなりますよ。朝日をやめろとは言えませんが、両方を読んで比べていれば世の中で起こっていることが正しくわかります」と櫻井さん。会場は拍手。

講演が終わった後、チャンスがあったので櫻井さんをゲットしました。(もちろん、写真で)
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これはちょっと小さすぎますね。

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最後の最後、降壇寸前で捉えました。青いスーツ姿は素敵でした。






Last updated  2011.09.11 14:01:10
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2011.08.21
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長かった盆休みも今日で終わり、身体はリフレッシュしましたが、民主党の様々な活動(国旗侮辱の表紙等)、フジテレビを始めとするマスコミの反日的所業などにイライラして精神的にはスッキリしません。
今日は午後からフジテレビに抗議するデモがあるようですが、この雨で参加者が減るのか、と心配しています。僕も行きたかったのですが、15日に靖国神社に参拝に行きましたので、今週は失礼しました。
でも心から応援しています。

そんなストレス気味の僕でしたが、ふと思い立って「竹村健一」さんでネット検索して以下のページを見つけました。何と、竹村さんが息子の真一さんと一緒ではありますが、対談会らしきものを5月に開催しているではありませんか。

ビックリするとともに喜びで胸が一杯になりました。
番組終了後、まったくマスコミに登場しないので、病気で入院などされているのではないか、と心配していたところでした。
対談では真一さんやニコルさん(今回のゲスト)が多く喋っていましたが竹村さんも要所要所で発言しています。

何はともあれ、後ろ姿はしっかりしています。
これからも無理はしないで、ゆっくり、しっかり発言を続けていただけたら、いやお元気でいるだけでいい、そんな風に思いました。
唯一気になったのは5月まで毎月1回開催されていたような勉強会がここで途切れていることです。何とかご無事でいてください。

頑張れ、竹村健一さん!

竹村さん登場の情報はこちらから。
竹村健一主宰勉強会 『森から見直す 日本の再生』
http://www.k-takemura-museum.jp/study/201105.html#






Last updated  2011.08.21 13:25:58
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2011.08.16
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今日は予定通り東京に出て友人と会い、終戦記念日ということで靖国神社の参拝なども済ませました。

東京駅から歩いて北の丸公園を経由、武道館の前を通るルートでおおよそ30分くらいかかったでしょうか。武道館前は終わったばかりの全国戦没者追悼式の看板がまだ残り、出席者のバスが移動している最中でそれなりに感慨もありました。

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東京駅は改装中で、ネットの上に丸屋根が覗いていました
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お堀端を歩いていきます

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江戸城本丸跡を遠望しています。江戸時代、火事で焼け落ちた後、保科正之が、民にお金は使うべきと再建に反対してそのままになったようです。

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武道館前はもう静かになっていました

靖国神社は大混雑というほどではありませんでしたが、人並みが途切れることなく続き、最近の国民の関心の高さ、このままではいけないという危機感を表しているようでした。
僕は時間がちょうど合ったので、西村眞吾先生と一緒に参拝する会に参加して昇殿参拝しましたが、先生は正座の背筋がぴんと伸び、すばらしい姿、玉ぐし奉奠のときもすぐ隣に並んでご一緒に頭を下げさせていただきました。

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西村先生は挨拶に来られた方ときちんきちんと話をされていました。

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靖国神社を下っていくと、交差点には機動隊が集結し、日の丸などが大きく振られていました。ここを反天連のデモが通ったようでその反対集会のようでしたが、1000人近くの人が集まり、国旗や天皇陛下を侮辱する反天連に抗議したそうです。

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僕が参拝を終えてここまで来たときはすでにカウンターデモは終了して撤収前の挨拶をしていました。僕はタッチの差でその場には遅れましたが、まだ参加者の意気盛ん、気合で盛り上がっていました。
戦場に残っているのは日の丸組ですから、日の丸組の勝ち残り、ということになります。

こういうところでも日本人がどんどん声を上げ始めているようで、正常なことだと思います。諸外国とは仲良く、でも毅然とした態度で国益を主張する、これに尽きるのではないでしょうか。






Last updated  2011.08.16 16:19:27
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2011.07.02
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今週も引き続き、国税庁長官からコロンビア大使、そして今は横浜銀行頭取に天下りしている寺澤辰磨さんです。

最初は国税庁長官時代の功績について誇りますが(本当にこの人はあっけらかんとして自分の功績?を喋られる人ですね)、寺澤さんいわく、行政は最大のサービス産業であり、それは国民から税金を徴収する税務署でも同じ、と胸を張ります。そして顧客(納税者)の便宜を図るために納税時期である2月は日曜日にも相談を受け付けるように改革しました、と語ります。

そして一般人の嫌がる国税査察も、国民に税の透明性、公平性を納得してもらうためにやるものです、と建前を言って恥じません。これはある意味で立派なこと。でも本当に巨額の脱税をしている者たちに司直の手が本当に入っているのか、疑問です。

さらにコロンビア大使時代の話では、コロンビアの素晴らしさをたっぷり紹介してくれましたが、ここでもコロンビアの立場に立つ建前のスピーカー、という印象でした。さてそのコロンビア讃歌ですが。

コロンビアは言われているほど危険な国ではない。行ってみるととてもいい国。中南米の国とほとんど同じラテン系で同じキリスト教文化を持ち、同じような風土ながら、経済運営だけはまるで違うのです。

南米の多くの国はハイパーインフレを起こし、軍事クーデターがあって、しかもデフォルトしていますが、コロンビアではそれが一切ありません。これはなぜか、と調べてみてわかったことは「ポピュリズムがない」ということでした。政治家の中にポピュリストがいないのです。

それはどうしてか、と言うことで研究者の論文を紹介してくれましたが、3つの理由があるようです。一つはコロンビアの政治制度は歴史的に大都市所有者がいて彼らが票を持っているというもので、一般大衆に媚びて票を集める必要がないということ。この地方のボスたちは、インフレは困るので財政規律をちゃんとやれ、とずっと言ってきたとのこと。

もう一つは大蔵大臣以下全員がアメリカの大学を出たテクノクラート、官僚であり政治家ではない。彼らは政治家から経済政策で責められるが大統領制の下で守られていて、大衆にこびる政策をとる必要がないということ。

最後は言論の自由があるということ。テクノクラート官僚の政策に対して学者や財界からガンガン批判がなされるがそれも自由。ただし批判していた学者も政府に入ることがあり、お互い、第三者的な議論ではなくて、自分だったらこうする、という建設的な議論ができていると言います。

まったく素晴らしい?体制ですね。幸田さんは、日本にも似たような感じもあるが、本質的に違っているところもある、と首をかしげます。

さらにすごいのは1980年代、コーヒーブームに沸いて景気が良かったときに、IMFなどから積極的な投資を進められたがそれを断って過去の債務を返済したのです、と寺澤さん。幸田さんも立派、と褒めますが、この投資を断って経済発展の芽を摘んででも財政規律超重視で債務返済に向かうという姿勢、まさに今の日本の財務省のやり方そのまま、ということで、改めて寺澤さんの立ち位置が分かります。彼が素晴らしいポストを歴任できている理由も薄っすら想像できます。

ここで中間です。

後半は2002年から2010年まで大統領を務めてコロンビアを安定させたウリベ大統領の讃歌です。

ウリベ大統領は就任後、真っ先に増税を行い、それにより軍隊と警察を増強して治安対策をキッチリしました。おかげで首都ボゴタはワシントンよりも安全と言われるようになり、その結果海外からの投資も増え、株式総額は10倍になりました。

そのため大統領の人気も高く(任期中の平均支持率が80%)、本来は1期しかできない大統領を憲法改正により2期やったのです。さらにもう1期やらせるための国民投票法案を出したのですが、これは憲法裁判所が拒否しました。そういう意味で司法もきちんと機能しています。(それにしても2期、3期と任期延長を望み、仕掛けたのは大統領ではないのか、という当然の疑問もわきます)

さらに任期の最後にも増税をして治安対策を維持しましたが、これも国民は支持しました。これができるのは国民のあいだに民主主義が機能しているからです、とコロンビアを絶賛。

増税には政府と国民の間に信頼関係が必要。日本にはそれが今なくなっている、と幸田さん。

なぜ信頼関係があるかというと政策が首尾一貫しているから。保険料を上げたり、年金を減らしたり厳しい政策をしても国民は治安維持を第一に考えて支持しているのです。

コロンビアの人口は100年間で11倍に増えて4000万人くらいとか。まあ日本も20世紀に3倍くらいにはなっていますが。

ただ残念なことに貧富の差は大きいのです。国民の45%は貧困者。でも全体の93%が今の生活に満足しているのです。貧困層が満足しているのは社会保障がきちんとしているから。

コロンビアの政界は保守党、自由党の2大政党に20%の左翼ゲリラ出身の議員がいるという構造。2大政党の間に入って、ゲリラ勢力がキャスティングボードを握っている状態にあり、その結果、福祉的な政策が採用されているのです。

結局、増税しながら治安を維持して、貧困者はいるが適度な福祉もあって国民は満足している、ということでしょうか。盛んに国民の支持、と言いますが、投票は地域のボスに支配されているということで支持の真実はわかりません。

第一、日本でマネしようもない政策ばかりです。日本は国民一人一人がボスに影響されずに投票できるわけだし、治安は増税する必要もなく安定しています。年金、医療も世界でも類を見ない立派なものですし、貧困者もそれほどいません。

結局、寺澤さんは財政規律がしっかりしていることが最優先で、そのためには経済発展も二の次、それでもコロンビアは成功したのだから日本も増税から財政規律を一番にやれ、そう言っているようにしか思えませんでした。

最後に幸田さんが「横浜銀行をどうするか」と聞きますが、「地元の銀行がしっかりすることが大切で、これによってお客様のニーズをしっかりとらえていきたい」と答えて終わりです。さっそく日曜日も支店を開けることを始めた、と自慢していました。

幸田さんは、「寺澤さんはどんどん改革をやる人。地銀から金融力を発揮してほしい」とエールを送って終わりです。

なんか文句を言ってばかりで自分でも情けなくなります。それなら聴かなければいいじゃないか、とも思いますが、もう習慣になっているのですね。「継続は拘束力」になっているのかも。






Last updated  2011.07.02 21:29:52
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2011.06.26
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今週の幸田さんのゲストは横浜銀行頭取の寺澤辰磨さんでした。
寺澤さんは1971年大蔵省入省後、関税局長、理財局長、国税庁長官などを歴任された後、都市再生機構理事長代理、駐コロンビア大使を経て今月から横浜銀行頭取、だそうです。

まさに見事、華麗な経歴ですが、一点気になること、今週言いたいことはこれ一つ、つまりこれこそ天下りの典型ではないか、と言うことです。もちろん、ご本人の能力を買われてということでしょうが、民主党の主張は天下りの廃止でしょう。

もともと期待ゼロの民主党ですが、あまりにも国民を馬鹿にしている仕業ではないかとまた怒り心頭。個人的には力のある人が民間に出て能力、人脈を生かして仕事をすることは大賛成ですが、民主党は自分の言ったことに責任を持ってほしいと思います。

寺澤さんは理財局長になった時に「国債のことは知らないだろう。これで勉強しなさい」とある人から幸田さんの「日本国債」を渡されたとか。そして理財局長時代、日本国債の様々な制度改革をされたそうです。

理財局長として資金を調達してきた後、国税庁長官として国債の信用の元となる税金の適正な徴収にむけて努力する立場に代わったということで、ある意味、大蔵省の中のエリートの流れもちゃんと考えられたものなのですね。

島根県益田市出身で、当地で亡くなったという伝説のある柿本人麻呂にちなんでつけられたお名前、というところが山口県出身の僕としてちょっぴりだけ親近感あり。来週はコロンビア大使時代のお話が聴ければ、と楽しみです。

志の輔さんの今朝のゲストは元宝塚スターの彩乃かなみさんでした。
初めて聞くお名前ですが、全くの素人、高校1年生まで芸能界などまるで興味なかった少女が、夏休みにたまたまテレビで見た宝塚の舞台に「私の求めていたのはこれだ!」と感動、そのあとは両親の反対もなんのその、塾をやめ、バレー教室に通って自分の意志を貫き、宝塚受験3度目にしてようやく合格したという話には感動しました。

人間、だれにもこのような運命の瞬間、と言うようなものがあるのでしょうか。

今日の落語は五代目古今亭今輔師匠の「旅行日記」でした。昭和30年代、まだまだのどかな時代の山ブーム描かれていました。オチはシュールと言うかブラックユーモア、木賃宿で供された鶏料理、豚肉料理の秘密ですが、現代のミートホープ事件などなんのその、という感じですね。

ではまた来週。







Last updated  2011.06.26 14:22:14
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2011.06.19
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今週も先週に続いてフェルドマンさんの登場です。

今朝は、まずアメリカ国債の見通し、法律の発行額上限に迫っているアメリカ国債はどうなるのか、という質問から始まります。国際通貨である米ドルは刷り放題、国債も必要に応じて発行できる(買い手がいる限り)と思いきや、国債としては上限があるのですね。

しかし今朝の新聞にもありましたが、連邦準備制度理事会はリーマンショック以後、ドルを刷りまくって住宅ローン証券を買い取り、国債を買い支えてドル資金発行額を3倍にも増やしたそうです。
結果としてドル相場は安定し、ドル安にはなったけれどもインフレは許容限度内に収まり、株価は上昇するなどそれなりにうまくやっているようです。日本が今やるべきなのはまさにこれだと思うのですが、それはさておき。

フェルドマンさんはこれもチキンレースの様相を示しているが、結局は何とかなると語ります。法律の発行上限をどうクリアするのかは特に説明ありませんでしたが、世界に今、ドルに代わる基軸通貨はなく、また世界の投資需要を満たす金融商品もすべてドルで賄われており、これに替わるものはないとします。
ユーロはダメ、ルーブルも無理、元など透明性もゼロで問題外。円は市場規模はあるが商品が国際化されていない、そんな引き算で行くと当分、米ドルだけのようです。かくして悪い共存状態、消極的理由でドル体制はこれからも当分続いていく、という結論でした。

これを呑兵衛とバーテンの関係に例えて、呑兵衛は金がなくても酒が飲みたい、バーテンは酒を売りたい、だからカードを使わしてくれ、というと認めてお金を貸す。それが続いている状態で、誰も本当は得をしないのだけど続いている、と言われます。

ただしこれがアメリカにとってプラスかというとそうではない。何をやっても基軸通貨として生き残るというのでは財政規律が働かない、経済を良くしていこうという真面目な態度が生まれない、と叱ります。

今後、中国13億人、インドも10億人以上さらには中近東の民主化でも10億人が世界経済に参加してくることが考えられ、何が起こるかわからない世界。

日本は少子高齢化でデフレ傾向だけれども、世界は違う。今後もこの新興国の成長は続きますか?と幸田さん。

わたしは続くと思います、続かなければ国内で「なぜ先進国だけが豊かなのか」とものすごい政治問題、対外的には戦争になります。だから成長を続けさせないといけない、とフェルドマンさん。
生活水準を上げて平和な世界を作る。そのためには共存が必要で資源も獲得競争をするのではなくて、共同開発をしてうまく使っていくのがみんなにとってプラス。

ここから後半です。
ヨーロッパは今、長期金利が上昇するなど大変になっているが、このあとどうなっていくのか。(幸)

ヨーロッパは財政規律なく、お金を借りて豊かな生活を続けてきた状態。生活水準が高すぎたということでアメリカと同じ。公務員給与、引退後の年金制度の見直し、若い人の生産性をどうやってあげていくか、など成長戦略を考えて初めて財政問題も改善していけるのです。(フェ)

こうした中で日本は復活していけるのか、たとえば自動車産業は再び世界の中で活躍できるのか?(幸)

絶対にできると思います。日本の自動車産業がこれまで伸びてきたのはなぜかというと誰よりも早く次の技術を生み出してきたから。マスキー法に一番に対応し、省エネカーの分野でも先頭を切ってきたのです。(フェ)

危機に対する対応の速さ、強さという日本人の良さを生かしたい、と幸田さん。

また幸田さんはTPPについて日本の参加是非を問いますが、ここでもアメリカ人らしく?メリットが大きい、救い主になりますと言い切ります。ただ、日本の美味しくて安全な農産物がTPP加入で世界中に輸出される、というのは論理の飛躍が唐突では?

すぐに言い足して、これにより日本の農業政策が改善されるということで、その結果、農地法が改正されて土地の活用が自由になればやる気のある個人、企業が農業に参画して日本の素晴らしい農業技術が生かされた競争力ある農業がおこなわれるとつながるようです。

でもそういうことはTPPとは関係なく外圧でなく自分たちで議論して農業政策の改善をすべきでしょう。

最後に、これから国民一人ひとりはどう対応していくべきですか、と幸田さんは問います。

それに対する答えは「自立する」ということ。これまで20年以上続いた政府の政策は、国民に依存心を抱かせるものだったが、過去の日本、たとえば明治時代の日本は違いました。だから、日本人一人一人が「自分でやるぞ」という気持ちに戻ってやれば必ず復活します。「自立心」がキーワード。

幸田さんも今、過去の日本をテーマにした小説、外債獲得に苦労した時代、を書こうとしていて高橋是清を調べている、と語ります。

フェルドマンさんは日本に長く住んでいるが、日本の魅力は?(幸)

非常に民度の高い国民。住み易い国であるということ。(フェ)

民度は高いが、今東京は寂しくなっている、という人もいます。東京が元気になってほしい。そのキーワードは自立ですね。一方で最近の若い子は草食系と言われながら、震災被災地へのボランティアに向かうなど非常にいい面もでてきました。(幸)

問題があるのは逆に年寄りの世代。(フェ)

若者の覚醒と行動、年寄りのサポート。これがポイントです、と語って今週は終わりです。







Last updated  2011.06.19 13:23:39
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2011.06.11
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今週のゲストはモルガンスタンレーMUFG証券株式会社 経済調査部長のロバート・アラン・フェルドマンさんでした。
幸田さんを聴き始めて初めて登場された外国人、とはいえテレビでもコメンテーターとしてもおなじみで、日本語もペラペラ、テレビより落ち着いて話をされるなあ、と好印象を持ちました。

当然のように今回の大震災を受けてどういう風に感じたか、という話から始まりましたが、フェルドマンさんは、「今回は日本の素晴らしいところと悪いところがはっきり見えた」と語ります。
まあ様々な場面で言い尽くされたとはいえ、「国民は極めて民度が高い。普通の国なら暴動が起こるところでも列を作って待っている。また、被災地にある工場設備の立ち上がりが非常に早い。日本中から支援者が一気に集まって立ち上げるチームワークがすごいというところ」
「悪いところは何かというと政策の進み方が悪い、遅い。これは一人一人の政治家が悪いというより制度が悪い。正しい方向に動けない状態。自民党も民主党の小さな派閥に分かれていて一つの方向に進めない」
「日銀も最初はどんとお金を入れたが、そのあとは動きが少ない。デフレを脱却できるように政府も日銀に働きかけるべき。縦割り行政が復興を邪魔している」

フェルドマンさんは現在の日本の混乱を政治家、指導者が悪いというより制度の問題としているところが、僕とも違うし、おそらく幸田さんとも違うようです。ただ正直言って、民主党にも自民党にもこの人が首相になれば、という人はいないかもしれませんね。

ここでどうすれば政治がよくなるか、という幸田さんの問いにフェルドマンさんは、一票の格差をなくさなければいけないと一見、別の方向に行きます。

その意味は、政治家も普通の人なので、まずは当選しなければならない。そのために行動する。その際、最も投票率の高いのは高齢者であり、高齢者の嫌う法律、歳出削減のために年金を抑える、医療費の改革というような政策は取れない、ということです。しかも高齢者は地方に多いので、一票の格差はその方向に働きやすい、と続けます。

次に幸田さんは、今回の震災で日本の製造業が世界に与える影響の大きさ、サプライチェーンの中心をなしていた、ということに話を移します。これに対してフェルドマンさんは、これは素晴らしいことだったが過去の話、必ずどこかの国が東北の穴を埋めようとします、と警鐘を鳴らします。日本の企業を誘致し、技術、顧客を獲得しようと世界中の国が虎視眈々と狙い、動いているのです。

幸田さんも、日本国内の企業ですら、東北を諦めほかのところ、ほかの国に拠点を移そうとする動きがある。雇用も法人税も技術も失われると訴え、対策を問います。

フェルドマンさんの提案は大きな制度改革、たとえば甚大被害地に工場を建てる場合は10年間法人税ゼロ、というような政策をだせば復興は進むというものです。法人税がゼロになれば企業は集まります。するとそこには雇用が生まれ、結果的に税金も法人税以外の形で地域に落ちるのです。

なるほど、いい考え。その場合は、国内で立地を奪い合う形ではなくて海外からの誘致も必要かもしれません。

これによって雇用が増え、賃金が上がると日本経済の懸案であったデフレ脱却も可能になる、とフェルドマンさん。

後半、日本経済全体の回復のスピードについての話になります。フェルドマンさんの予測では9月まではGDPの伸びはマイナスかフラットで10月から回復、しかしそれも年率で3~4%ということです。年ではプラス成長は無理。これは政府の予測よりかなりきつめ。日銀はとんでもなく楽観過ぎると厳しい指摘。早く政策転換をすべき、と続けます。

サプライサイドの復興は思ったより早いのに、政策サイドの責任である需要の回復のスピードが遅い。これによりデフレ脱却は一層遠のいている。司令塔がしっかりせず、それによって縦割り行政の悪影響も大きくなっているから、と厳しいですが、その通りだと思います。

幸田さんは「復興需要はあるのに、供給側が工場の復旧など半ばでサプライ側がついてきていない、という人もいるがどうか」と聞きます。

フェルドマンさんも最初はそう考えていたが、現実には企業の反応、復興の動きは早く、需要側は遅い、これは予想外だった、と言います。

制度の問題が復興の足を引っ張っているのですね、と幸田さんも嘆きます。

原発の定期点検の問題一つをとっても運転再開には地域の同意がいるとなるとどんどん停止してしまう。そしてこれは復興に水を差す。全体としてどうすべきなのか、整合性のとれたものに制度設計をやり直すべきとフェルドマンさん。幸田さんも同意。

最後にこれらを進めるための財源の話に進みます。ここでもフェルドマンさんの考えははっきりしています。増税はダメ、ということ。税率を上げて税収の増えた例はわずか、ほとんどの場倍、税金が増えると消費がそれだけ減ってしまうそうです。幸田さんも同じ意見、そして僕もまったく賛成です。

増税はせずに国はここでデフレ脱却も含めてお金を使うべき、というのがお二人の意見一致です。しかしお金はただ使えばいいというのではありません。お金はよい使い方をすべき。それはどういうことかというと、国民の生産性を上げるようにお金を使うということ。技術開発やそのための人材育成にお金を使うべき。

お二人のお話が佳境に入ったところで来週に続きます。






Last updated  2011.06.11 21:53:24
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