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ふわふわ卵

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2006年11月20日
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shortさんのブログで見て以来、絶対見るぞ、と思っていた映画です。

スタンドアップ

スタンド・アップ.jpg


ジョージーは、暴力夫と離婚して、実家へ戻る。二人の子供を抱え、父親も働く鉱山に職を得るが、そこは、完全な男社会。手ひどいセクハラや、暴力が女性労働者にふりかかる。皆、生活がかかっている。我慢を重ねてこの賃金のいい職場にとどまるか、さらなる嫌がらせを覚悟でこの状況を改善していくか。ジョージーは後者を選んだ。

見たい見たいと思い、予告編ですでに泣き、あまりの内容の重さに、躊躇していました。
今回、思い切って借り、さらに、今日、心配していたクーのデキモノが、悪いものではないとわかり、ほっとしたので、見る余裕ができました。

これは、実話に基づいたストーリーですが、ジョージーの勇気には、ほんとに感心しました。
嫌がらせは、自分にふりかかるばかりでなく、家族にも及びます。味方であるはずの、女性の同僚にもそっぽをむかれ、家族に非難されながら、立ち向かっていく彼女の強さは、なんと表現したらいいのでしょう。

ジョージーのお母さん役は、シシー・スペイセク。「キャリー」を見たのがつい昨日のような。この映画、最後にシーンでは、とびあがってしまいましたよ。
ええ、もう、孫がいる役なのー!?

実際、この訴訟は14年間かかったそうです。DVDの付録についていた、実在の女性たちの証言が、とても胸にせまりました。

日常のトラブルから、戦争にいたることまで、相手の立場で物を考えるというシンプルなこと(でも、とても難しいこと)で、すべてが解決するのではないかなあ。
それが、できないんだよね、なかなか。





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最終更新日  2006年11月20日 18時51分05秒
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