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カテゴリ:青森旅
(10月26日の続き) 10月25日木曜日、 穴場の紅葉スポットを求めて、 山の奥深くの公園「不動公園」にたどり着いたのは、 午後4時半を回っていたと思いまする。 トニーの【青森旅】は、 人っ子1人いないような穴場が多いです。 でも、この場所は、 「穴場」というよりも、 「廃墟」と言ったほうが、ふさわしいような場所でした。 進むべきか、引き返すべきか、 迷いつつも、ダムにかかる赤い橋を渡り、 「不動公園」の入口とおぼしき場所に、 トニーは、立ち止まって、思案しておりました。 道には、赤くさびた鉄杭(てつくい)に、 これまた、赤くさびついたチェーンがかかっておりました。 ![]() このチェーンは、 「立ち入り禁止」…って、ことなのか? それとも、ただ単に、 車の進入を止めているだけなのか? 付近に、看板らしきものは… あることはあったのですが、 どれも、倒れ、朽ち果てていて、 文字の判読はできませんでした。 陽も暮れかかっていますし… さて…と。先へ進むべきか★ 道の奥は、木々に囲まれ、 薄暗く、沈んで見えました。 見ていると、ぞぉ~っとするんですよぉ★恐 でも、道の先の方で、 誰かが、わたしを手招きしているようにも感じました。 先へ、ちょっとだけ、進んでみることにしました♪ えっ! 恐いんですけどぉ、 気になるじゃないですかぁ!! 先は、どうなっているのかぁ!! それに、トニーは、昔々、少年時代には、 冒険家だったのですよぉ。 よく、友達を案内して、 山の中に入ったものです。 こうして、トニーは、 ぞくぞく、わくわくしながら、 赤くさびついたチェーンを越えたのでございまする。 恐る恐る、山道を進みました。 人の気配はありません。 でも、何かがいる気配はするんですよぉね★ それに、さっきから、 鳥なのか、猿のような気もするんですが、 時々、 キーー、キーー、キーー とか、 コォ、ココココ、コォー、ココココ…とか、 変な鳴き声が聞こえてくるのです。 よく、ターザンの映画とかで、 ジャングルに入ると、聞こえてくる鳴き声が、 あるじゃないですか。 あそこまで、騒々しくはないのですが、 時折、キーーー、キーーー、 今まで、聞いたことのないような声が聞こえてくるのです。 なんだよぉ。。 だんだん、薄暗くなってきますし…ねぇ。 この山道、向かって右側が山の林、 左側には、ダムの水面が見えていました。 薄暮の水辺…ってのが、不気味ですよねぇ~ なにか、霊的なものが…桑原桑原。 トニーは、変な想像をする癖があります。 道の先のほうに、白い服を着た女の人がいて、 わたしに向かって、 おいで、 おいで…って。 その時!! ガサゴソ、ガソコソ… ひぇ~~!! ぶるぶるぶるぶる…(震え) ん? 自分の足音でしたぁ!! 下に、いっぱい、大きな枯葉があったのです。 こんな時は、気分転換に、空を見よう♪ ![]() 少し、落ち着きました。 しばらく、木々の間の道を歩くと、 視界が開けました。 ここは… ![]() ちょっとすさんではいましたが、 おそらく、キャンプ場でしょう。 テントは、せいぜい、4、5張り、 張れるかなぁ…というほどの、小さなキャンプ場。 正確には、キャンプ場跡地ですね★おそらく 炊事場やトイレもありました。 ただ、 炊事場も朽ちており、使える状態ではありません。 トイレの入口には、 板が打ち付けられていて、 こちらも、使用できないようになっていました。 近くには、 半分、朽ちかけた、案内板もありました。 どうやらここには、 フィールドアスレチックスの設備もあったようです。 ![]() もう、そろそろ引き返そうか。。。 道の先を見ていますと、 もう少し、先まで行ってみたくなるから、 不思議です★恐いんですけどね。 ![]() トニーは、何かに導かれるようにして、 さらに、山道の奥へと入って行きました。 (後編に続く) ↓応援していただける方は、ぽちっとな♪ ![]() ![]() ありがとうございます。感謝感謝。
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