2013/01/14(月)22:07
奈良美智展は楽しい♪
万障繰り合わせまして…
けさも腹痛がありましたが…
なんとか、
念願の美術展に行ってまいりました。
「奈良美智;
君や 僕に ちょっと 似ている」展。
きょうが最終日でした。
行って、良かった♪
午前11時前だったと思うのですが、
すでに駐車場はほぼ満車状態で、
たくさんの人達が訪れていました。
中でも目立ちましたのが、
親子連れ。
それも、小さなお子様連れのお客様が
多かったです。
どこからか、赤ちゃんの泣き叫ぶ声が聞こえてきまして、
それも、二重唱♪
最初、これも、美術展の趣向かな?
…と思ったのですが、さにあらず。
吹きぬけから下のフロアを見降ろすと、
泣き声の主が2人、かたわらには、ベビーカー♪
普通の美術展では、ありえない光景だと思うのですが、
今回の奈良美智展ならば、これもアリの光景であります。
奈良さん独特の顔幅の広い少女の画を観ていたら、
「カワイイネェ~」「カワイイネェ~」「カワイイネェ~」
…と、やたらと「カワイイネェ~」を連発している声が
聞こえてきました。
声の主は、オカッパ頭の5~6歳の女の子でした。
思わず…
カワイイのは、お前だろ!!
…と、ツッコミたくなりました。
ある絵の前には、
これまた、7~8歳の男の子連れのお母さん。
絵には、
「Life is always hard…」
…みたいな英文が書かれており、
元優等生みたいな雰囲気のお母さんが、
息子に、
「人生は常につらいものだ…」
…と、嘆くように、その意味を、
教えていました。
すると、男の子は、お母さんを見上げ、
必死にかぶりを振って、言いました。
「違う!!」
「お母さん、違う!!」
わたしは、その光景を見て、
改めて、その絵を見直してみましたら、
「Let’s move on!」
…と、書かれてありました。
英語がわからなくても、
男の子には、心に響くものがあったのでせう♪
奈良美智さんの展覧会って、
今回のは特にそうなのですが、
静かに鑑賞する…って感じじゃなくて、
例えば、親子で、あれこれ言い合いながら、楽しむ♪
「美術鑑賞」というよりも、
「遊び」に近い感覚のものだと思います♪
また、奈良さん自身も、
それを意図されているのでしょう。
家?小屋の中に作品を展示して、
小屋の壁に小さな穴をあけたりしてるんです。
思わず、覗きこみたくなるじゃないですか?
ある少女の石膏像は背を向けて、
壁に頭を当てていました。
思わず、どんな表情をしているのか?
見てみたくなるじゃないですか?
わたしも、覗いてみたのですが、
絶妙の配置で、
表情が見えなかったんです!!
あれは、きっと、わざとですね!!
きょうは、行って、ほんと、良かったです♪
楽しめました♪
最後に、おまけ。
現在の「あおもり犬」の写真をお届けします。
かなりの大型犬です。
秋田犬よりも、大きいですよぉー!!
百倍ぐらいあるかも!!
…って、これも、奈良美智さんの作品なのです。
屋外にあって、
唯一、写真撮影が許されている作品です。
この時期にしか見られない…
アーティスティックなお姿をされております。
ベレー帽をかぶっているように見えますが、
ベレー帽は、雪が自然に降り積もって、
できたものです。
毎年この時期、おなじみのお姿でございまする♪
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ありがとうございます。感謝感謝。