2013/12/06(金)22:09
関の甕杉(かめすぎ)【青森旅】
青森県深浦町の「日本一の大イチョウ」を見物した際に、
近くに、もう1つ、古木があることを知りました。
「関の甕杉(かめすぎ)」
行ってみることにしました。
本当は国道からも行けるようですが、
この時は、国道側の入口を発見できず、
国道を離れ、山道をちょっと登った所に、
車を停めました。
時刻はごご4時ごろでしたでしょうか。
きのうは天気も良くありませんでしたし、
最近は陽が暮れるのも早いですからねぇ…
少し薄暗くなってきました。
「関の甕杉入口」の表示板から少し先に、
鳥居があって、その向こうは杉林になっています。
むむ。
わたしは、子供の頃、
こういう雰囲気の場所を遊び場にしてましたから、
少しも怖いことはありませんよぉ…
…と、自分に言い聞かせまして、
赤い鳥居をくぐりました。
杉林を抜けると、
左手に、甕杉らしき杉の巨木が、
目に入りました。
左手には、石段があり、
甕杉の根元まで行くことができます。
これは、アレですねぇ…
もしかしたら、国道から…下から、
少し離れて観てもいいかもしれませんねぇ~♪
大きいので、
あまり近づきますと、
全景が観えない。
「関の甕杉(かめすぎ)」は、
樹齢推定1,000年。
樹高30m、幹回り8.2m。
中世の時代、
この一帯を支配していた安東一族内で紛争が起こり、
その時亡くなった人達を弔うため、植樹された★
…とも、言われています。
「甕杉」の由来は、
神格化され、「神杉」と呼ばれるようになり、
「かみすぎ」が「かめすぎ」に変化した…とか、
樹の一部が甕(かめ)に似ていることから、
この名前が付いた…とか、
諸説あるようです。
さて…と。
ちょっと気になるわけですよぉ。
甕杉の背後に、
古いお墓らしきものが、
ズラッと、並んでいるわけです。
わたしは、幼少のみぎり、
こういう、山の中の古いお墓があるような場所で、
よく遊んでいたものですから、
じぇんじぇん、怖くはないんですよぉ…
…と、再び、自分に言い聞かせました。
この古いお墓は…
南北朝時代(14世紀)、
安東一族によって建てられた供養塔で、
付近の田畑に散在していたものを、
この場所に集めて安置した★
…ということでした。
気持ちを静めて、
手を合わせました。
ちょっと…
ちょっと、写真、撮らせていただいて、よろしいでしょうか?
ブログ用に?
心の中で、お願いしてから、
カメラを向けました。
一瞬、ドキッ★…としました。
おそらく、ちょっと霊にからかわれたのだと思います。
いやいや…単なる手ぶれですね。
気を取り直して、
一番、可愛らしいお墓を撮ることにしました。
今度は、ちゃんと撮れましたよぉ。
ここは、心落ち着く、いい場所です。
日本海も見渡せます。
ここら辺りは、
夕陽も名物なのですが…
今度は、夕陽がきれいな時に、
訪ねたいと思います☆
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