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2013/12/06(金)22:09

関の甕杉(かめすぎ)【青森旅】

青森旅(284)

青森県深浦町の「日本一の大イチョウ」を見物した際に、 近くに、もう1つ、古木があることを知りました。 「関の甕杉(かめすぎ)」 行ってみることにしました。 本当は国道からも行けるようですが、 この時は、国道側の入口を発見できず、 国道を離れ、山道をちょっと登った所に、 車を停めました。 時刻はごご4時ごろでしたでしょうか。 きのうは天気も良くありませんでしたし、 最近は陽が暮れるのも早いですからねぇ… 少し薄暗くなってきました。 「関の甕杉入口」の表示板から少し先に、 鳥居があって、その向こうは杉林になっています。 むむ。 わたしは、子供の頃、 こういう雰囲気の場所を遊び場にしてましたから、 少しも怖いことはありませんよぉ… …と、自分に言い聞かせまして、 赤い鳥居をくぐりました。 杉林を抜けると、 左手に、甕杉らしき杉の巨木が、 目に入りました。 左手には、石段があり、 甕杉の根元まで行くことができます。 これは、アレですねぇ… もしかしたら、国道から…下から、 少し離れて観てもいいかもしれませんねぇ~♪ 大きいので、 あまり近づきますと、 全景が観えない。 「関の甕杉(かめすぎ)」は、 樹齢推定1,000年。 樹高30m、幹回り8.2m。 中世の時代、 この一帯を支配していた安東一族内で紛争が起こり、 その時亡くなった人達を弔うため、植樹された★ …とも、言われています。 「甕杉」の由来は、 神格化され、「神杉」と呼ばれるようになり、 「かみすぎ」が「かめすぎ」に変化した…とか、 樹の一部が甕(かめ)に似ていることから、 この名前が付いた…とか、 諸説あるようです。 さて…と。 ちょっと気になるわけですよぉ。 甕杉の背後に、 古いお墓らしきものが、 ズラッと、並んでいるわけです。 わたしは、幼少のみぎり、 こういう、山の中の古いお墓があるような場所で、 よく遊んでいたものですから、 じぇんじぇん、怖くはないんですよぉ… …と、再び、自分に言い聞かせました。 この古いお墓は… 南北朝時代(14世紀)、 安東一族によって建てられた供養塔で、 付近の田畑に散在していたものを、 この場所に集めて安置した★ …ということでした。 気持ちを静めて、 手を合わせました。 ちょっと… ちょっと、写真、撮らせていただいて、よろしいでしょうか? ブログ用に? 心の中で、お願いしてから、 カメラを向けました。 一瞬、ドキッ★…としました。 おそらく、ちょっと霊にからかわれたのだと思います。 いやいや…単なる手ぶれですね。 気を取り直して、 一番、可愛らしいお墓を撮ることにしました。 今度は、ちゃんと撮れましたよぉ。 ここは、心落ち着く、いい場所です。 日本海も見渡せます。 ここら辺りは、 夕陽も名物なのですが… 今度は、夕陽がきれいな時に、 訪ねたいと思います☆ ↓人気ブログランキング「青森県」…1位めざして!!現在第2位★ ありがとうございます。感謝感謝。

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