月曜の午前3時過ぎにキックオフのユーロ2012の決勝戦。
もちろん次の日はお仕事。
日本の視聴率はなんと5.6%を超えたようです。
他国の試合に600万人以上の日本人が眠い目をこすってみたことになります。

結果は4-0のスペイン圧勝。
緊張感なく終わりました。

とても眠たい試合でした。
特に後半のモッタが怪我してから10人になり、イタリアの集中力は完璧に切れました。
終始淡々とスペインがパスとゴールを積み重ねるサッカーでした。

華麗なピルロは試合のタクトは振れますがムードは作れないようですね。
ガットゥーゾが居たら違っていたように思えます。


イタリアは怪我人が出たとか、日程的にきついとか言い訳はいろいろあるでしょうが、
全世界が注目するユーロの決勝であの見ごたえのない試合はやめてほしい！

アナウンサーも「スペイン強い」「満身創痍のイタリア」
と言うしかないような盛り上げどころのない試合でした。

準決勝でイタリアに敗れたドイツはロッカールームで泣いていたようです。
イタリアはシャワーをさっさと浴びて帰っているのでしょうか。
悔しい気持ちは絶対にあるはずですが、ピッチでそれを表現してほしかったです。

なんとしても1点取るぞという気迫も伝わらず、
4-0で負けていても「早く試合が終わらないかな？」そんな展開。
解説者に「イタリアはロスタイムいらないんじゃないですか？」と言われちゃうくらいですからね。

準決勝まで白熱したユーロだけにもったいない決勝でした！