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テーマ:食べ物あれこれ(49628)
カテゴリ:食育 おいしいもの
不二家の新社長が昨日番組で話をしていました。 私の感じたことですが、今この人の頭にはいかに会社を守るかしか ないんだなと思いました。 言うこと言うこと、すべていい訳に聞こえました。 何かと言うと、「うちは老舗ですから」との言葉が 文章の頭に出てきました。 不二家を老舗のお菓子屋さん、と認識している消費者は どのくらいの割でいるのでしょう? 確かに昔からあるとはわかっていますが 私はお菓子の大メーカー、としか思っていませんでした。 こんな点でも消費者とはまず大きなずれがあると 感じました。 なによりも、この人がこんなことを言ってはいけないと 思った発言が二つ。 「洋菓子は豆腐や○○と違って人の手がかかります。」 といった事。(↑○○はなんだったか思い出せない。) ほかのものよりも人の手がかかるから、その人すべてに (基準や理念を)行き渡らすことができなかった、と言いました。 手をかけていいものを食べてほしいと言う気持ちで作っている お豆腐屋さんは、これを聞いてどう思ったでしょう。 お豆腐やさんだけでなく、手をかけることで 食べる人に喜んでほしいと、心を込めて食べ物を 作っている方々は、どう思ったでしょう。 手がかかるからそれだけの人数の人の管理ができなかった、とは 一体この人は何を言いたくてこんなとんでもない言い訳を 言ったのでしょう・・・。 「シャトレーゼ」が、工場でいかに厳しい 検査をして出荷しているかが 同じ番組内で伝えられた中でのこの発言は。 とても聞くに耐えないきいい訳でした。 そしてもうひとつは、「うちは老舗ですから」から始まり 時代とともに(国の)基準が増えてきたことに ついていけなかった、と言う内容のことを言いました。 まるで、うちは昔からかわらず安全な製法で作っているのに とでも言いたげに感じました。 時代とともに(自分たちには)必要のない基準が増えたとでも 言いたかったのでしょうか・・・。 残念ながらこの社長の話していることすべてが 会社を守るために言っていることに聞こえ。 消費者に申し訳ないと言う気持ちは まったく私には伝わってきませんでした。 働いている人が衛生的でないと感じるようなところで 作られたものを。 一人でも多くの子供に食べさせたいと、会社は考えている。 買わせたいのであって、食べた人に喜んでほしいと思って いるわけじゃない。 作っている人は食べて喜んだ子供の顔を思い浮かべて 作ってなどいない。 もしもそうしているのであれば、床に落ちたものを 拾ってそのまま商品として流すなんてこと できるわけがない・・・。 お金のために、儲けるために 物は作ってはいけないと思う。 食べてくれる人のために、使ってくれる人のために。 買ってくれる人の幸せのために。 食べておいしいと思う一瞬の幸せのために。 食べて元気が出て健康になる、その幸せのために。 使って愛着を持ち、愛する心が生まれる その愛のために。 物は作られるべきだと思う・・・ 中国の工場で、ごみにするくず野菜を 餃子に入れていたこと。 まだ記憶に新しいけれど。 こんなことをしているのは中国だけではないと思う。 少しでも多く儲けよう、と思っているところでは どんな誠意のないことをしているかわからない。 消費者の選択として、作っている人がわかるものを できるだけ選んでいくべきだと思う。 警告本に書いてあることは、やはりうそではない。 何を信じて、何を疑うのか。 物を買う側の消費者が、疑わしいものは 買わない選択をすることが 作る側の考えを変えていくと思う。 一年半前の日記→怒!激マズ!!食に安全はないのかっ!。 あまりにまずくてびっくりした、と言うだけの日記ですが・・・。 夏子の酒(1)新装版 ↑いまさらながら、読破しました! ものづくりの心は、やはりこうでないと!と思いました。 日本の農業についても本当に考えさせられるいい本でした。 マンガ怖い食品1000種 恐怖の食物 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ふ~ん、と思ったら・・・→人気blogランキング いつもありがとう! ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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