叱ってください!!
「怒らない育児」という言葉のせいか。注意もしないし叱りもしない親もいらっしゃいますね。私は過去、ある子に何度も殴られたことがあります。鞄をひっくり返されたことも中身を出されてぐちゃぐちゃにされたこともあります。でもその子のお母さんに私は一度も謝ってもらったことがありません。もちろんお子さんご本人にも謝ってもらったことはありません。子供がしてはいけないことをしているときに「あらあら」などといいながらその場をやり過ごすことが「怒らない育児」ではないと思います。やってはいけないことやらねばならないことをきちんと教えること。それが親の役目であってそれこそが「しつけ」だと思います。怒ると叱るも別の言葉であって。親の怒りをそのまま子供にはき出してはならない。でもやってはいけないことはこれからしなくなるようにしたときにきちんと伝えなければならない。前者が怒るで後者が叱ると私は思っています。殴られたら相手は痛い。大事なものを壊されてはつらいし悲しいし、困る。きちんとそれを子供に伝えて二度とさせないように親は努力すべき。だから間違ったことをしたらきちんと叱ってほしい。本人が謝らなければ相手には親がきちんと謝って見本を示してほしい。どんなに普段親しいつきあいをしている相手でも謝るときにはきちんと頭を下げきちんとした言葉で、謝る。親にそれができなければ子供にだけそれをしろといってもするわけがない。