だんだんわかってくるさ/八万八千億の扉

2011/11/21(月)14:19

なかった扉が開く☆女子バレーボールW杯終わる

写真(随想・雑感)(58)

先週まで女子バレーボールのワールドカップが日本で開催されていましたね。テレビ観戦なさったでしょうか?11月18日は、世界ランク2位のアメリカと最終戦。日本に勝てば優勝の米チームを、なんと3セット連取!ストレートで退けました。・・・と聞くと、楽勝だったかのようですが、実際はギリギリする厳しい試合でした。だって、相手は身体能力に勝る上、 アタッカーの身長は190cm以上、2mプレーヤーも擁するんですよ。劣勢に耐えて強者を下したのでした。勝因は何だったのでしょう? ぽつぽつ思いつくものをあげてみましょう。まず、セッター竹下佳江選手(現在コーチ兼任、今大会ベストセッター賞)に頼ってきた日本ですが、セッター&アタッカーの同時選手交代=‘二枚替え’作戦が効果を上げていました。セカンドセッターは中道選手です。 また、リベロ(=守備専門プレイヤー)の佐野優子選手が素晴らしかった。今回もベストディガー(スパイクを一番沢山拾った選手)でした。フライングレシーブの妙技! コースを読み、ボールが落ちる位置にいる賢さ!強打をレシーブし、セッターに正しく返す精緻さ!穏やかな冷静さ!最終戦では、うおっと目を見張ったプレーが観られました。強烈な相手のスパイクを腰高な位置で捉えたミラクルなレシーブ!あの格好で強打を受けても今までだと失敗レシーブにしかなりません。(または、まぐれのラッキーレシーブにしかならない・・・)しかし、佐野選手が拾った球は、確信的にセッターの元へ飛んで行ったのです。思わず即興でネーミングしてしまいましたよ。これって“ブロックレシ-ブ” ??強速球をブロックするように受けつつ、コースをコントロールしていると見えたからです。かてて加えて日本チームは、、!座安選手という同レベルの名レシーバーとダブルで起用する戦術を実行してみせました。―― 強みをさらに強化する ―― ここには、素晴らしいヒントがあります これは、同じ事を念入りに重ねるのとは違います。長所に安住せず、もっともっと磨き上げる 挑 戦 です。また、役割交代や世代交代をも視野に入れることです。その結果として、驚愕のシーンが生まれたのでしょう。コーチ陣はこう言うそうです。だめだと思っても とれ!存在しなかった可能性が生まれる瞬間ってあるのですね。そうそう、身長159cmの竹下選手がブロックする姿も目撃しましたよ! * * * * *かって高度経済成長期に、みんな調子に乗っておりましたが、忘れていましたよね?もっと質の高い目標に向かってゆく努力を・・・。そして、良い時しか解決できなかった諸問題を放置しつづけたでしょう?過疎は進み、格差も拡大し、自然は壊され、農業や食の課題は未解決。好調に安住し、おごった心で、、、。次世代を育て心配する年長者が一体どれほどいたでしょう?その結果、例えば、年寄り優遇の年金制度への不信が募るわけです。お聞き及びでしょうか?若者(20・30代)の国民年金の保険料滞納率が50%弱という恐るべき事態だそうです。年長者を敬え ??? 偉い人に従え ???なんてこと、とても言えませんよ・・・(悲) おっと、、、話がそれてしまいましたね。戻しましょう。  この他にも目覚ましかったのは若い世代の成長でした。☆ センタープレーヤーの岩坂選手、ブロックポイントを取る姿がかっこよかった! ☆ ここぞという場面で頼れる二人目のエースに成長か、江畑選手が光りました!もちろん、ミラクルさおりんこと正エース木村選手の躍動に、心も躍ったのでした。大会初戦のイタリア戦は悔しい試合だったのに、 対アメリカ最終戦では、ぐぐっと成長した姿を見せてくれましたね。監督コーチ陣も含め、日本女子チームのみなさん、ありがとう~☆ミ にほんブログ村ポチよろしく- 写真の花はペンタス、アカネ科のガーデンフラワーです。星型の小花が集まって可愛いです。花言葉☆「希望を実現する」ロンドンオリンピックを目ざす、女子バレーボールチームにエールをおくります。 ・・・・ペンタスwithナガサキアゲハ・・・・

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