四十九日を越えて
リースがこの世を去って、四十九日が過ぎ、すっかり秋本番になってしまいました。リースを火葬した日のジリジリした日差しと、真っ青な空が嘘のようです。すっかり甘えんぼになってしまったアルルとイブが、まだリースの名を口にすると探す仕草をします。悲しさが諦めに変わって、ようやく心穏やかにいられる時間が増えてきたのですが、以前よりクウ、アルル、イブの動きが気になってしょうがありません。ちょっと庭で遊んでいて、少しでも声が聞こえなくなったり、いつもより良く寝てたりすると、どこか悪いのかと思ってしまいます。私だけでなく彼らも、ちょっとの物音でリースと勘違いしてか、その音の方向にダッシュしていきます。特にリースだけが昇れた階段での物音には敏感で、見に行って何もないと首をひねってます。周りの人達の中で、「犬と人間を同じ葬り方するもんじゃない!」とか言う人もいます。そんな人達から見れば、私のこの気持や行為は馬鹿げた物に写るのだろうと思います。ですが、私は我が家の犬達を見て、犬も人間も同じように喜びや悲しみを感じられる生き物だと確信してますし、思ってます。だから彼らと一緒に乗り越え、この気持を大事にしたいと思ってます。