カテゴリ:フランスの事
最近ちょっと忙しくって、またまた日記の更新が滞っているわね。。。(^^;ゞ 時々なんだけれど、警察から問い合わせがあるのよ。 いくつかのパターンがあるのだけれど、 一番多いケースはある人物に対する問い合わせなの。 ある人物がうちのフライトに乗ったかどうか、 もしくは予約があるかどうかの問い合わせなのね。 その中でも結構多いパターンが、子供を連れて旦那から逃げる女性なんだよね。。。 私も離婚した人間だから分かるけど、夫婦色々あるよね。 私の場合、協議離婚でごたごたが無かったから良かったけれど、 子供がいる場合、大抵ごたごたしてしまって、 簡単には離婚できなかったりするんだよね。 特に相手が暴力的な人だったら、怖くってなかなか逃げれないだろうし。 ちょうどこんなニュースが出ていたんだよね。。。 仏女性 3日に1人“DV”で死亡 驚きだよね!!!\(◎o◎)/ 3日に1人が死んでしまうほど酷いDV率だなんて!! 私の知り合いにもいたもんね。。。 でもね、知り合いの場合だけれど、夫婦共に殴り合いしていたんだよね。 殴り合うからこそ、エスカレートしてもっと酷くなっていく。。。 私の話なんだけれど、 実はカラン君パパは暴力的になれる人だったんだよね。 ただ私が徹底的に暴力が嫌いな人なので、 10年一緒にいた中で、彼が私を殴ったのは結局1度だけだったのよ。 う~ん、、、この書き方じゃ分かりにくいかな。。。 分かり安くするために、ちょっと昔の話も書いちゃおう。 カラン君パパが話していたことなんだけれど、 昔付き合っていた女性の1人に、怒ると暴力的になる人がいたって言っていたのよ。 そしてカラン君パパはそれをそのまま許す人ではなかったので、 ケンカになると、それはそれは2人で凄い事になったらしいのよ。 電話機投げて、相手の顔に当たって前歯が折れたとか、怒って箪笥を倒したとかね。(^^;ゞ カラン君パパはいらいらすると、物に当たるという悪い癖があったのよ。 壁を殴って穴を開けたり、結構色んなものを壊したりした事があったんだよね。 その当時私が思ったのは、 “物に当たることでイライラ解消をしているんだろうけど、 それ以外では自分の力を誇示しようとしているのかしら?” 多分、気の弱い女性なら、そうやって力を誇示されたら、 怖くって小さくなったりしているんだと思うんだよね~。 でも私は、日本人女性の中ではどっちかって言うと 気が強い方になると思うんだよね。(笑) だから力を見せ付けられても、怖いと思うより、 そういう行為に呆れちゃったりしていたんだよね。 そしてさっき書いた1度だけ殴られた時の事なんだけれど、 その時は2人の中がもうあまり上手くいっていなかったんだ。 仕事場でだったんだけれど、2人の関係は良くなかったので、 しょっちゅう色んな事でぶつかっていたのね。 そしてとうとう1度、私の態度に切れたカラン君パパは オフィスに私を呼んで、そこでケンカが始まって、 我慢しきれずに私を殴ったんだよね。 そして私だけれど、とにかく暴力が大嫌いじゃない。 殴られた事でよけい頭にきて、 “殴るならもっと殴れ!でも私はそんな最低な事は絶対しないぞ!” ってな表情をして、顔をさらに突き出したんだよね。(^^;ゞ カラン君パパはさらに殴ろうとしたんだけれど、 一切暴力を振るおうとせず、怒りと軽蔑の目で彼を凝視して顔を突き出した私を さらに殴ることは出来なかったんだよね~。 これが10年間の中で1度だけあった暴力事件だったのよ。(^_-) 多分この時、私が暴力行為を一緒に行っていたら、 暴力事件に発展していたと思うんだ。 でも一方が(私が)暴力行為をしない事で、 結局それ以上酷くなる事は無かったわけじゃない。 DVには色んなパターンがあると思うので、一概には言えないけれど、 でもフランスのDVで私が聞くケースは、 大抵カップル共に殴り合っていて、 殴り合うことでどんどんエスカレートしていく、、なんだよね~。 まぁ、カラン君パパの場合、相手が暴力を振るわなければ 自分も直接にはしないし(物にはあたったけれど。笑) さっき書いたように殴っても相手が無抵抗なら それ以上の暴力はしなかったからまだ良かったんだよね。 相手が無抵抗だろうがなんだろうがDVする男性もいるからね~。 まぁ、、、もしカラン君パパがそんな人だったら、 10年も一緒にはいなくってもっと早くに別れていただろうけどね。(笑) 暴力行為が徹底的に嫌いな私に育てられたカラン君じゃない。 そのせいか、カラン君も暴力行為が嫌いなのでそれは嬉しいんだけれど、 でもやはり男性なら、いざっていう時は戦えないといけない、、って思うんだよね。 矛盾しているように思えるかもしれないけれど、 大切な人を守る為に、いざっていう時は戦える人でいるべきだとも思うんだよね~。 そういう意味でカラン君パパは、戦える人だったからね。(^_-) 実際以前付き合っていた人が大きな体の男性に絡まれた事があったらしく、 助けに行って、大急ぎで相手を殴って逃げたんだって。 相手の男性はカラン君パパよりずっと大きかったらしく、 急いで殴って逃げないと、危なかったんだって。(笑) そんな事も考えて、カラン君が空手を習いたいって言った時は嬉しかったんだけれど 結局最悪の先生のため、辞めることになったじゃない。ふぅ( -。-) =3 このままだと、カラン君は大切な人を守る為の力は無いままかも。。。。(^^;ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
私もこの記事について、もうジオシティーズのブログで取り上げたんですが、日本語の記事だけ見ると、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」の関係で女性のことしか取り上げられていませんが、フランス語の記事に当たると、Catherine Vautrin社会結束・男女平等担当相は、DV全体に対する統計も述べています。
子供の犠牲者も当然いて、最近、日本でも頻発する子供が被害者になる事件と重ね合わせて、悲しくなりましたね。 殴り合いのエスカレートによって死ぬということは無いと思うんですが(殺害方法については書かれていませんし)、憎しみとかうらみが生まれますよね。それが、きっと殺害につながるのかなぁと思いました。 私も暴力が嫌いだし、幸い夫も嫌いなので(物にもあたりません)、壁に穴があくようなことはないですが(開いても、なおせるのか?夫よ・・・)、コキンヌさんの体験を読むと、ガンジーの偉大さを思い出しました。 (2006年11月25日 18時51分52秒)
トラバができないので、リンク貼らせてもらっていいでしょうか?不必要でしたら、このコメント削除してください。よろしくお願いします。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/mimiland_fr/view/20061124 (2006年11月25日 18時54分55秒)
主人は暴力嫌いなので、良かったです。守ってはもらえないけど、走るのは早いから、逃げればいいかって、私走るの遅いから逃げ遅れるかも。空手も中途半端に自信があると、喧嘩しちゃってひどいことになるそうです。私はそういう目にあったことないけど、逃げるなぁ。そういえば、うちの父は物にもあたれない人です。投げるのもトイレットペーパーくらい。カラン君も優しいからそのほうが中途半端に喧嘩できるより良いと思いますよ。
(2006年11月27日 20時49分08秒)
書こうと思っていた話題です。
結婚したから、自分の物のように扱われてしまったり、すぐ暴力へいってしまうのは許されないですよね。 コキンヌさんの殴りたかったら殴れ と顔を差し出すところは強いですね。私はすぐ手が出る方なので気をつけなくちゃ... (2006年11月28日 12時38分22秒)
MIMImamaさん
----- どんな事でも殴る事で物事は解決しないって思うんですよ。 MIMImamaさんの言うように、憎しみや恨みだけが残っていきますよね~。 旦那様が暴力に訴える人じゃなくって本当に良かったですよ♪ 暴力は、結局そのまま子供にも伝えていってしまいますから。。。。 リンクですが、もちろん喜んでです♪(*^-^*) (2006年11月30日 20時59分24秒)
ようこ224さん
----- 逃げるのが早いだけでもいいですよ♪(^_-) 空手が中途半端に上手な場合、、、の話ですが、やっぱり武道を他国の人間に理解してもらうのは難しいのかな、、、って思っちゃいました。 子供の頃、私は剣道をやっていたのですが、剣道を習う時、一緒に武道の心構えを教えてもらいましたから。 やはりいくら剣道が上手になったって、それを剣道を習う以外のところで使ってはいけないと教わりましたから。 空手だって、日本でだったら絶対に同じような心構えを習うと思うんですよ。 そういう事を習っていたら、普通の喧嘩に空手を使う事はしないと思うのですが。。。 あくまでも心構えとして、武道を知っているのは悪い事ではない、、って思うんですよね。ヾ(´▽`*;)ゝエヘヘ (2006年11月30日 21時04分30秒)
acoparisさん
----- 本当にそうですよね! 結婚したからといって自分の物のように扱うのは良くないですよね! 手が出る話ですが、子供は親のそういう行動を確実に見ているので、反面教師となって暴力大嫌いになるか、もしくは親と同じく手が出る子になる可能性もあるな、、、って思っているんですよ。 やはりどんな事でも親の影響力は強いですよね~。(^_-) (2006年11月30日 21時08分32秒) |
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