カテゴリ:子供の事
今日は仕事を終えた後、カラン君の通う中学校に行ったのよ。 2学期の成績をもらいに行く為と、先生との面談があったからなのよ。 カラン君は中学1年生の時にかなり成績が落ちた為、 1年生の3学期の時には努力賞をもらえたんだよね。 これがその時の日記 「最初、成績が良くて段々悪くなるより、 悪いのから始まって段々良くなるほうがいいよね~。」 と言っていたものなんだよね。(笑) そして今回の2学期。 今回も努力賞をもらったんだよね♪ これはやっぱり親としては嬉しいよね。(^_-) ところで今回、先生と話をしてある事実を知ったんだよね。 カラン君は昔から授業態度はいつも良く、よく男の子が成績表に書かれる “授業態度があまり良くないです。” という事は一切無いのよ。 それは今でも変わっていないのだけれど、 その代わり、ある事実を先生から聞いたんだよね。 「カラン君は、授業中に全く発言が無いけれど、 授業内容を理解しているのかしていないのか。 無反応なので全く分からないのよ。 まるで壁に向かって話しているような気がするのですよ。」 子供って大人以上に“恥”が嫌いじゃない。 カラン君ももちろんそうで、恥をメチャメチャ嫌うのよ。 なので先生からこの話を聞いた時、 “あ~、カラン君は授業中の受け答え、間違えたりするのが恥ずかしくって、 他の子供達のように発言できないんだろうな。。。” って思ったんだよね。 そしてカラン君も、やはり先生に 「間違えたりするのが嫌で、発言できないのです。」 って言っていたんだよね~。(^^;ゞ 先生とカラン君の話を聞きながら、私はふと思ったんだよね。 授業中に全く発言しなくても大人しく授業を聞いている生徒って、日本だったら “授業態度の良い生徒” になるよね。(^_-) でもフランスでは、それではダメなんだよね~。 先生が言っていたのだけれど、 例え答えを間違えていても、自分の意見をはっきり言うべきで、 もし間違えていたら、それを教えてあげるのが先生の仕事であるわけで。 でも何も発言しないと、合っているか間違っているか先生には分からないから 授業中はもっと発言するようにするべきだってね。 こんな話をした後、話はちょっと別の事になったのよ。 カラン君は日仏ハーフで、かつ家では 日本語で私と会話しているという話になったのよ。 そうしたら先生が 「まぁ~!!!素晴らしいわ!!!!とっても素晴らしいわ!! でもそれでよ~~~く理解できたわ! カラン君がなんで発言をしないかが!!!」 と、物凄く理解してくれちゃったのよ。 その後先生はこんな話をしたのよ。 先生の親戚に日本人男性と結婚した人がいるらしく、 そのお陰で、日本人の事を多少知っているらしいのよ。 家庭で日本語を話しているのならば、カラン君も日本的な要素が沢山あるわけで、 だから授業中あまり発言しないという事もそれで納得できたって言ってきたのよ!(^^;ゞ この先生は日本の子供達は、授業中、 発言をあまりしないっていうことを知っていたんだよね~。 日本人はフランス人と比べて、 人前で自己主張をあまりしないということを知っていたのよ。(^_-) (念のため・・・・フランス育ちの大抵の日仏の子はちゃんと自己主張をするのよ。 カラン君がただ人前であまり自己主張しないだけなので。(^^;ゞ) カラン君、日本で育っていたら“授業態度の良い生徒”でいられたけれど、 フランスで育っているので、自分を変えていかなければいけないんだよね。 でもフランスで生きていくならば、自己主張をはっきり出来ないとダメなので 頑張っていくしかないんだよね~。 頑張れカラン君!!!e(`o´)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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