2012/11/11(日)10:24
グローバル英語に関する論文云々の感労
先々月のハーバードビジネスレビューは、
今すごく旬と思われるグローバル英語がテーマでした。
そして、その先駆けとして楽天が紹介されていました。
社内公用語として英語を採用したり、
今の時代に英語を勉強したりすることに関するお話ですね。
とりあえず気になったところを抜粋して防備録と。
売り切れになっちゃってますが、これがネタです(^_^;)
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1.英語公用化の真の目的
これを多くの人に聞くと、ビジネスがグローバルになったからと答えるでしょう。
私もそれ以外の説明が上手く思いつかなかったのですが、
ここで言われているのは、
世界規模で優秀な人材を獲得するためということです。
なるほど、グローバルになったからグローバルに活躍できる人材を
獲得するべく競争する必要があるということです。
ただ、英語が出来ればグローバル人材かというとそうではなく、
国ごとに文化や歴史が違うので、
そこを理解してビジネスを展開できる人こそがグローバル人材ということです。
我々日本人は単一民族の世界で生きているので、
ここら辺は注意が必要なところですね。
仕事で中国人の外注さんと話したときに、
中国ではカラオケで大勢で集まって踊ったりすると言ってました。
中国人は大勢で集まるのが好きで日本人よりにぎやかにやると言ってました。
隣の国でも随分と文化が違うものですね(^_^*)
2.国際教養
公立大学法人 国際教養大学
リベラルアーツ(一般教養)を重視し、
人文科学系科目だけでなく自然科学系科目も実験つきで、
芸術系科目も揃えて多様な知識と価値観を
身に付けられるカリキュラムにしてあるようです。
そして授業は全部英語で、海外留学も義務付けられているという徹底っぷりです。
公立大学でここまでやってしまうんですね。
就職に関しても、内容が内容なだけに企業からの評価も高くて、
内定率は非常に高いそうです。
3.非ネイティブ英語
グロービッシュという非ネイティブの英語が提唱されています。
提唱者はフランス人で、フランスの英語の状況は日本よりずっと酷いと言っています。
提唱者が言うのは、
1.大半の学生は書かれた英語しか学ばない、
2.フランス人の耳は英語の特徴に慣れていない
3.フランス人はとても自信がない
なんか、日本人とそっくりですね(^_^;)
で、このグロービッシュというのは、
非ネイティブどうしはまぁ、まず英語で会話するだろう。
ネイティブからしたら拙い英語で話すだろう。
でも、ネイティブは難しい単語や文法ばかり使って話すけど、
非ネイティブは簡単な単語や文法で話す。
結果、ネイティブの英語はネイティブにしか解らない。
でも、非ネイティブの英語は誰でも解る英語となる。
で、そのグロービッシュは、
単語は基本的なもの1500語、能動態を使う、文章は15語以下など
シンプルにすることで解りやすくしています。
いや、非ネイティブだからそこまででも頑張っている方でしょ?(^_^;)
とも言いたいですが......
そして英語の勉強にお勧めの書籍が紹介されています。
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