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テーマ:自転車(13581)
カテゴリ:Road
チューブレスタイヤのビードを上げるのは簡単ではないようです。
私はそこまで難しいと感じてはいませんでしたが、先日出先でパンクしてチューブを入れたときに、出先でビードを上げるのは無理だと実感しました。 チューブレスタイヤにチューブを入れる際の注意点 そこでビードワックスの出番です。実はチューブレスタイヤにチューブを入れて使うことについて調べていたら、たまたま見つけました。 そして買って使ってみたので、ブログを書きます。 ビードワックスとはビードワックスとはタイヤの取り付けを楽にするための道具です。ビードに塗ることで、リムとの摩擦を減らして滑りをよくし、リムに嵌めることを楽にします。 そしてビードの滑りがよくなるので、空気を入れてビードを上げるときも空気が入るとともにスムーズにビードが上がります。 クルマやオートバイでは一般的に使われており、ホームセンターにも置かれている商品です。 そんな便利な商品があるなら試してみたいと思い、ホームセンターに行って買ってきました。 私が買ったのは近所のコーナンに置いてあった自動車とオートバイ用の製品です。 ![]() 調べたところ上記の製品を自転車に使っている方もいるみたいなので、買って試してみることにしました。 ちなみに上記の緑のパッケージの製品はタイヤクリームと書かれていますが、ダイヤ脱着用とも書かれています。 調べたところ、タイヤクリームはタイヤを磨く製品で、ビードワックスはタイヤの脱着に使う製品のようです。よって上記の製品がややこしい表記をしているようです。 ちなみに同じマルニというメーカーから、対象に自転車も含むビードワックスも出ているようです。 他にも黄色いパッケージのものもあるようです。青いパッケージとの違いはちょっと安いことくらいで、説明を読む限りは他の違いは解りません。 チューブレスタイヤの取り付けも楽になった早速ですがパンクしたチューブレスタイヤに裏からパッチを貼って修理しました。チューブレスタイヤの取り付けを行う必要があるので、ビードワックスを急いで買ってきたのでした。 ちなみにチューブレスタイヤのパンク修理をパッチでやる方法はこちらを参照してください。 チューブレスタイヤのパンク修理をパッチでやってみた まずはチューブレスタイヤのビードにビードワックスを塗っていきます。両側のビードにぐるりと一周塗りましょう。 ビードワックスにスポンジが付属してきますので、スポンジにビードワックスを付けて、チューブレスタイヤのビードに塗っていきます。 ![]() そしたらまずは片側だけリムに嵌めて、リムの溝に落とし込みます。 続いてもう片方のビードをリムに嵌めていきます。ここでいつもは最後の方が硬くて嵌めるのが大変なのですが、ビードワックスとゴム手袋で一気に上がりました。 思ったよりすんなりとタイヤをリムに取り付けられたので意外でした。取り付け時にも効果があるようです。 ちなみに塗った量は軽く表面をコーティングする程度です。べっとりと塗るようなことはしていません。 ビードがビックリするほど楽に上がったそしたら次はビードワックスが乾いてしまう前に空気を入れてビードを上げます。 最初にバルブを引っ張りましょう。タイヤを嵌めるときはバルブを少し持ち上げた方が楽なのですが、そのままだと空気を入れるときにリムの穴を通って空気が漏れて行ってしまいます。 よってバルブをしっかりと引っ張り、リムとバルブの間に隙間ができないようにします。そうした上で空気を入れていきます。 驚くべきことに、クリンチャーに空気を入れているかのようにすんなりとビードが上がってしまいました。ビードワックス恐るべしですね。 ![]() 石鹸水とは比べ物にならないほど手間がかからず、まるでクリンチャーに空気を入れるがごとくビードが簡単に上がるなんて、今まで石鹸水でやっていたのは何だったのだろうと思えてきます。 こうなるともはや石鹸水には戻れず、ビードワックスを愛用し続けることになるでしょう。 ちなみにビードワックスは10分程度で乾くそうです。取り付けからビード上げまで時間がかかってしまった場合は、リムとタイヤの隙間にビードワックスを塗ってあげる必要があるでしょう。 またこれだけ楽にビードが上がるのなら、出先でパンクしてチューブを入れる際も安心ですね。出先でビードを上げる方法は、どこかで洗剤や石鹸と水を借りるくらいしかないですから。 そしてビードワックスの器は小さいので、サドルバッグに予備チューブとタイヤレバーと一緒に入れておけばいいでしょう。 終わりにビードワックスを使ってみて、こんなに便利なものがあることに驚きました。これでもうチューブレスタイヤの取り付けもビード上げも簡単です。 ここのところ2回連続でチューブレスタイヤがパンクしてショックでしたが、そのおかげで色々と調べることになり、ビードワックスを発見しました。 災い転じて福となすですね。悪いことがあっても良いこともあるものです。 チューブレスタイヤの取り付けとビード上げに苦戦している方、ビードワックスを使ってみてはいかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.07.07 07:20:18
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