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カテゴリ:観たり読んだり
最近、雑誌やTVで電子ブックが話題になっていますが、その内容は自分で本を裁断してスキャナーで読み込みiPadなどのリーダーで読むことで、それを自炊と読んでいるようです。
私も少し前から雑誌類はスキャンしていますが、読まない本が溜まっている状態になっています。旅行ガイドなどは数冊携帯端末に入れて持ち運ぶのに良いので活用できていますが。 私の使っている機材は中国製の裁断機とScanSnap S510です。 ![]() ![]() この組み合わせで殆どの本のスキャンが両面同時にPDF化が可能なのですが、一部雑誌の表面処理が光沢で薄い紙の物が多重送りになって上手くスキャン出来ない場合があります。 スキャン出来なかった雑誌はpen、この手の雑誌が好きで一個人、歴史人、DIME、日経TRENDY等も読んでいます。 ![]() ![]() ![]() そんな自炊ブーム(笑)の中、秋葉原に自炊の森という裁断機と業務用のスキャナを貸すお店が出来ました。 ![]() 本を持ち込むと1冊80円で裁断、スキャンは重量制で基本が1Kg以下1,000円で100g毎に+100円となります。 今回、家ではスキャン出来なかったPENを含む雑誌5冊を裁断して持ち込みました。 受付カウンターで本の重量を測り1.2Kgで1200円を支払い指定されたPCで作業を行います。 PCはパーティションが無く5台設置されており、業務用のスキャナーが接続されています。 カラー雑誌1冊が2分程でスキャンできました、家では上手く出来なかったpenも多重送りなく搬送できました、流石は業務用です。 スキャンフォーマットはJPEGでファイル名は数字となります。 スキャンが終わったら持参したUSBメモリー等のメディアに書きこんで作業終了です。 持ち込んだ本は必要なければお店で回収してもらえます。 多重送りが無く高速にできるのはいいですね、値段が半分になれば常用してもいいかも。 ここまでが本来の自炊スペースとしての話ですが、ここからが問題!! このお店には裁断済みのコミックや雑誌が本棚に置いてありそれをスキャンすることも出来るようになっています。 お店では漫画喫茶と同じで問題ないと言っていますが、出版側から見ればタダでコピーさせているようなものなので健全な商売とは言えないのではないのか。 まるで昔のPCソフトレンタル(ソフトとコピーツールを売ってソフトは買取る)のようです。 実際に他のPCでは、お店に置いてあるワンピースを数十冊スキャンしている人もいました。 見ていてあまり気持ちの良いものではありませんでした。 コピー機がそうだったように何処ででも安くスキャンが出来るようになればと思いますが、解決しなくてはいけない問題がまだまだあるようです、一番良いのは出版社が電子データとして販売してくれることですがプロテクトの問題等で使いにくいのが現状です。 出版側、読者側双方が納得出来るシステムが確立しないことには電子ブックがうまいく行かないでしょうから何とかなりませんかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 23, 2011 07:31:52 AM
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