2021/02/25(木)08:00
\ほめることは敬意を表すること/
図書館の2週間の期限内に本を読み切るのが苦手なため、
気づいたら同じ本を3回借りているぱんだぬきです。
現在、個人的なお仕事で「英語」や「コミュニケーション」に関する講師をしているのですが
その勉強のためコミュニケーション系の本を読み漁っております。
せっかくなので、最近読んだほめ本 - こころ通わすコミュニケーション - / 前田安正 著の感想を共有させていただきたいと思います。
本の内容としてはこちら。驚くほど、仕事がうまく進む秘訣は「ほめ」にあり!!!
仕事を円滑に進めたり、良好な人間関係を築いたりするのに重要な「ほめ言葉」。
その重要性は認識しているものの、実際に仕事の場で「ほめる」となると、なかなか難しいと感じている方が多いのではないでしょうか。
また、若手社会人の方の中には、先輩や上司を「ほめる」ということに、違和感を持つ方も多いと思います。
本書は、徳山桃李という新人の書籍編集者が「ほめる」をテーマに本をつくる過程を通して、自らつくる本の内容を理解していくというストーリー仕立てになっています。
仕事を依頼するためのメールの書き方、失敗したときの謝罪の仕方、仕事の確認・変更の仕方……など、仕事の基礎を押さえつつ、うまく「ほめ」を取り入れて、上手にコミュニケーションをとる方法を解説します。
また、気持ちよく仕事を進めるために注意した方がよい言葉遣いや、正しい敬語の使い方など、ベテラン校閲記者の著者ならではの、言葉の解説も充実しています。
本書を読んで、「ほめる」ということについて一緒に考え直してみませんか?そして一緒に「ほめ上手」「仕事上手」を目指しましょう!!
ほめることがコミュニケーションを円滑にし、仕事上の人間関係で大切な信頼へ繋がることを
ストーリーを通して学ぶことができる内容でした。
読みやすさ ★★★★★本を読み慣れている人なら、1時間で読みきれるぐらい読みやすいです。
構成としては、シチュエーションごとに5章に分かれていて、
ストーリー→まとめ→応用
となっています。
ドライな内容に思えるお仕事での会話や言葉の選び方も、ストーリーがあるのでしっかり頭に入ってきました。
情報量 ★★★★☆この本がターゲットとしている若手社会人に当てはまっている私には丁度いい情報量でした。
すべてが新しいことで、混乱してしまうこともなく
基礎から応用を抑えてあるので、知っていることだけが提示されていることもありませんでした。
個人的に言葉の言い換え(思う→存じる、推察する)と時候の挨拶が実用的で好きでした。
おすすめ度 ★★★★★ターゲットとされている、新社会人、社会人になって数年目ぐらいの人達におすすめなのはもちろん
人をほめることに照れがあったり、言葉選びに詰まってしまったり
コミュニケーション能力の向上を図りたい人にもおすすめしたい本。
社会人経験が長い人には当たり前となっていることも
なぜそうするのか、を考えるいい機会になると思います。
同じ、著者のマジ文章書けないんだけど - 朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術 - も気になるので
次に読む本の候補にしたいと思います。
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