また今日と同じ明日が来る

2021/08/03(火)17:30

\人間は仮面を被って始めて自由を獲得できるのだ/

-Movie Review-(9)

映画を見たら感想を書きたい、と思ってしまい他の下書き記事が一生仕上がらないぱんだぬきです。 映画やドラマのサブスクは登録していないため、映画やドラマはTSUTAYAや​GYAO!​に頼っているのですが この前運良く、大好きな我らが藤原竜也先生の仮面学園が配信されていたので観てみました。 ​あらすじ光陽館高校の内気な生徒たちが突然仮面をつけ、理性を失った行動をとり始めた。同校の2年生有季(黒須麻耶)は不審に思い調査を始める。彼女はその過程で堂島(藤原)に出会い恋心を抱くが、彼の背後には事件に関わる暗い影があった…。​キャスト主演はもちろん藤原竜也で、さらに栗山千明も出てました。 ​​バトルロワイヤル​に出てる役者さん、大体どの映画にも1組いる説浮上しそう。 今回の藤原竜也の見どころは 仮面をつけていてもわかる美しさライダースを着てバイクに乗ってる叫んでないなんならめっちゃ静かに囁いてるそして山崎賢人の仲間かなと思っていたメガネの彼は名前で調べたら、まさかのイケパラマッチョ寮長様 ​石垣佑磨​大先生です。改めて見てもやっぱり同一人物には見えない。どっちかっていうと田中圭の仲間。 感想最初はちょっとホラーとか超自然的な力のような描写があるので、そういう方向性かと思いきや結構現実的。 いじめられっ子や内気な生徒が仮面をつけていじめっ子に歯向かったり、先生に意見したり、不登校が治ったり、 自分をさらけ出せるようになるならいいじゃん、と思ったけどいつの間にか仮面をつけた生徒同士で固まっていじめっ子に復讐したり、弱い者いじめを始めたりで結局立場が逆転しただけ。 仮面=現代の匿名性で見ると、わりと今日でも変わらないメッセージ性があるのかなと思えます。 いじめ、ダメゼッタイ。 仮面をつけてる生徒の言葉で、 「仮面をつけずに歩ける人間に俺たちの気持ちはわからない」 はめっちゃ激しく共感しちゃった。 仮面は女の子だったら化粧だったり、異様に高いヒールだったり、日常生活に支障が出そうなネイルだったり 男の子バージョンはわからないけど、人によって「これがないと絶対外を歩けない」みたいなものがあると思う。 評価​キャスト★★★★★ストーリー★★★★★音響★★★☆☆総合評価★★★★★ ストーリーは共感できるし、割と意外性もあって面白かった。 スリリングだったりワクワクして楽しかったけど、ネットでの評判はあんまり良くないのが不思議。 このレビューを見たあとに映画を観たので、むしろ予想以上に楽しめた可能性はありますが サスペンスホラースリラーの要素が入っていながら、全部ちょっと中途半端なところは否めない。 サスペンスだとしてみたらちょっと物足りないかもしれない。 ただ、バトルロワイヤルのときのように高校生特有の儚い恋心が甘酸っぱかったりほろ苦かったりして むしろ私は色んな要素が入っていて好きでした。 一つ言うなら、みんなが仮面をつけているせいでセリフが聞き取りづらい。 ハキハキ喋っているメインキャラクターは主人公の女の子とその幼馴染の男の子、記者のおじさんぐらい。 あとはみんな、ささやくような喋り方だったり、栗山千明はもともの滑舌が悪いイメージ(今回ほぼセリフないからセーフ)。 字幕つけたり、巻き戻しができる環境で観ることをおすすめします。 更新遅くてGYAO!での配信期間は終わっちゃったんですが、サブスク系契約してる人は見られるかも。 次狙ってるのはピエロがお前を嘲笑うで、こっちは8月9日までなので気になっている人は是非。 面白い映画だったらまた感想書きます。 Twitter => ​@___chiha_​ Instagram => @nnq0_sv2uk1 質問箱 => Questions

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