剣山山小屋泊ハイク・その二
前回の続きをうpせねば大まかなことは覚えているけど、時間とかの細かいことが忘れそうな脳みそに戦慄を覚える(||゜Д゜) am01:30目が覚めた。昨夜の風は止んでいる闇と静寂が冷たい空気となって室内を満たしている。昨夜は良く眠れた方だ最初は震えるくらいに寒かったけど眠っている間は全く寒さは感じなかった。化繊のTシャツと厚手の化繊のアンダーウエアーと薄手のスキーセーターとフリースジャケット。下半身は化繊の下着、厚手の化繊のタイツ、ストレッチ素材の化繊のトレッキングパンツ、ソロバッツのトレッキングソックス。いつも冷や冷やする両膝と腰に使い捨てカイロを張ってウオームアップシーツとダウンのシュラフとドライテックのシュラフカバー。これらで適温だったのか、今朝の山小屋内部の気温はマイナス9℃。キャンドルランタンを灯してシュラフの中でウトウトしていた。am02:45にはシュラフから出てトイレへ行ってから柔軟体操をやってそれから日課の気功の修行を40分ほどやった。修行を終えて手の内側を見るといつも赤くなっているけど今朝はいつもに増して赤く手の内側が肉厚になってパンパンになっていた。なぜだろう?気功の後は装備の撤収、それから朝食の準備。今朝も昨夜と同じメニュー。食後はすぐに撤収を完了してバックパックを背負いヘッドライトを点灯して出発しようとしたけど正面の出入り口の戸が凍り付いて動かない。しゃーないのでトイレの方の横のドアから外に出た。建物と吹きだまりの山の間を通って神社の前に出たときは05時10分だった。予定ではルーリン彗星を観測するつもりだったけど、それをやっていると07時41分の列車に間に合わない可能性が大なので中止にして急いで歩き出した。まだ夜明けまでは時間がある暗いけどヘッドライトが必要なほどではなかったのでライトは消して歩いた。am05:55だいぶ明るくなってきた今日は昨日よりも天気が良いゾ。この後の芳盟神社での休憩は2分だけにした10分休憩していたら列車に間に合わないと判断。しかし杖を持っている右手が痛い二日連続で滑って転けて右手を強打したからか?am06:23この画像を撮影するとき、デジカメの電源をONにしたのだけどデジカメは起動しなかった。何度かON、OFFを繰り返しペシペシとデジカメを平手打ちすると起動した。これじゃあまるっきりあれだ「(# ゚Д゚)。眠るなー!眠ったらお終いだー!!」状態だ。この時がこの日の最低気温を記録したときなのだマイナス22℃身体の前面に装備しているチェストバックに鼻から垂れた鼻水が落ちてそれを手袋で拭い取ろうとしてもそれが出来ない。チェストバックに付着した鼻水が氷っているのだ何分間も後の事ではない、落ちてすぐに拭き取ろうとしたのにである。瞬間冷凍に近いな。am06:47 朝の剣山不思議だな街の中を長いこと歩くととても退屈だ退屈だからラジオを聴いたりする。なにも無くてもっと退屈しそうなこんな所を歩いている時は全く退屈しない。街の中にはいろいろなモノや音が溢れているけどそれらは全て雑音だ。大きな空間を満たす自然の中の静寂は私の楽しみ。街の中の孤独は悲しい自然の中にただ一人在ることは私の歓び。小さな川にかかった橋を渡った川の名前が『無名川』名前が無い川、もっと何かネーミングが出来なかったのか?影も入れて自分撮り。am07:04もう一度振り返ったさらば剣山、こんど来るのはいつなんだろう。途中、御影エリアに入ったとき向かいから車がやってきたそれへ目を向けたとき、ツルンと滑って転けた⊂⌒~⊃。Д。)⊃V3達成!これで三日連続転けた。7時31分に御影駅に到着した。以前は駅に来る途中に商店があって、そこの自動販売機にホットの甘酒が売っていた。私はそれを買って駅のストーブで暖まりながら飲むのが楽しみだったが今は商店は閉店、自販機は無し、おまけに駅のストーブも撤去されている。列車に乗るまで解氷されることは無い((;゚Д゚)ガクガクブルブル高校生を満載した列車が来たのが07時37分だった芳盟神社での休憩を2分にして良かったもし10分なら完全にアウト御影からの整理券8時22分に帯広駅に着いた。帯広駅ってほんと寒いこの朝、駅内がマイナス5℃!再び駅前のローソンへ行った。ホット森永甘酒を期待して行ったのだけどそこにも甘酒は無かった( TДT)以前はどこいってもホット森永甘酒があったんだけどなー。しかたなく次善の選択で森永ココア(ホット)を買って店の前で立ち飲みした。最初は手で握って缶の温さを楽しんでいたけどそれもすぐに冷めてきたので慌てて飲んだ。でもおかげで元気が出たよ(〃´o`)=3 フゥ帯広駅には三匹の鹿がいる。なんで駅前に鹿なのかは知らないが。これってなんかえっちだねなんていうか( ´艸`)ムププってくる「ええい!もっと腰を振らんかー!この雌○めえぇぇ(@∀@)」って。am09:56再び列車の人となる。10時08分発釧路行きに乗った。am10:43喉が渇いたので水筒の水を飲みたいのだが中の水がまだ氷ったままで飲むことが出来ない。陽の当たる車窓に置いて溶けるのを待っている。お昼に溶けた水筒の水とシリアルバーの昼食を食べて後はほとんど眠っていた。午後12時56分に釧路駅に到着した。すぐに駅のトイレへ直行したが、なぜかトイレはサラリーマンの行列が(|| ゚Д゚)・・・止めた。釧路駅のキヨスクで三共パンのピーナッツバターパンをyへのおみやげに買っていくのが恒例なんだけど今日は売り切れていた。そこで三共パン本店へ行ってピーナッツバターパンとミルクパンを買ってからyの部屋へ向かった。 終わり追記今回の剣山行きはほんとうに行って寝て(山小屋で)帰ってくるだけだった。スケジュール的に余裕が無かった中を無理矢理行ったようなもの。でも行って良かった。北海道の冬は長い厳寒期のキャンプはやってみたいが装備その他でまだ自信が無いしだからといって春のキャンプシーズンが来るのを待つのも長い。そんなときの山小屋泊まりは丁度良い気分転換になった。御影駅から剣山までの片道12キロのアプローチを歩く。十勝連峰を見ながらの歩きは気分がイイ。費用も運賃が合計で5,540円とまあまあだし。ただ、今回は時間的に余裕が無くて、歩きも競歩状態だったのがちょっと残念かな。もっとのんびり歩いて、山小屋で過ごす時間ももっとあった方が良かった。この次に行くときは三泊四日くらいでやってみたい(できれば)。