自分で登記をしよう!住宅を買うときいろいろな費用がかかるが登記費用も必ず必要になってくる。例によってコストカットを目指す私は 「登記も自分でできないか」 と試みたのであった。 我が家の場合は先に土地を購入した。 「土地の所有権移転の登記」は土地の決済の当日に行うということであった。 「何とか自分でできないか」 と不動産屋に何度も聞いてみたが、答えはNOであった。朝、契約をしてその日のうちに登記を済まさないと第3者が登記する可能性があるという。しぶしぶ不動産屋に紹介された司法書士さんにお願いすることにした。 費用は20万円ほどかかった。 次に住宅の建設が進むと必要になってくるのが、 「建物表示登記」と「所有権保存登記」 である。 また、銀行で借金をすると 「抵当権設定登記」 もやらなければならない。 まず、私はネット自分でやった人がいないか調べてみた。すると貴重な経験談が載っており、 「やっぱり自分でやってみよう」 と思った。 まず、最寄の法務局に出かけてみた。 やはり法務局は建築関係と思われるたくさんの人がいて、場違いな感じ。 とりあえず、相談コーナーがあったので、 「これから家を建てるけど、どんな登記が必要なのか」 と問いかけてみた。 相談員はいかにも法務局のOBという感じでそっけなく。 まず「表示登記」が必要になるが、それには図面を書かなければいけないとのこと。通常は土地家屋調査士が行う分野だ。 次に、法務局内の担当を案内され、書き方について本のコピーをもらった。登記申請書についてはホームページの様式をダウンロードして作成することにした。 図面は手書きでもよいということだったが、CADで描こうとフリーソフトをダウンロードし適当に書いてもって行った。 別の日、前に教えてもらった相談員や係官のところへ行ったが、図面をスケールで計っては正確ではないのでこれでは受け付けられないと言われた。 多分その時点で法務局へ4~5回は行っていたと思う。 そこで、新たに別のかなり正確な図面が描けるフリーソフトで作成。その後図面の数字の描き方なども細かい指示があった。 かなり法務局に通ったが、あまりに応対が冷たいので、 御意見ボックスに自分の名前と携帯番号をかいて、不満を投入してやった。 しばらくして、監察官という人から電話があって、「どんな点が悪かったでしょうか」と聞いて来た。いろいろ思っていることを言ってやった。これで多分ブラックリストに載ったのかもしれない。応対がよくなったような気がする。 私の場合は住宅財形融資を使用したため、事前の表示登記はできず、引渡しを受けたその日に書類を提出しに行った。若干間違っていたところがあったが、訂正印ですんだ。 それから一週間して電話すると登記はできているとのこと。取りに行った。 次は保存登記である。これには、市役所でもらった「住宅用家屋証明書」などの書類を添付しなければならない。そろえて約一週間後に提出。同時に「所有権登記名義人住所変更」もしなければならないと教わった。 これはすごく簡単だったので直ちに提出した。 このときまでに多分10回ぐらいは法務局に通っただろう。 でも費用はなんと1万5千円くらいですんだ。 最後に「抵当権設定登記」が残ったが、銀行に対し 「ぜひ自分でやりたい」 と何度も主張したが、それはかなわなかった。 しかたなく、土地の登記をお願いした司法書士さんにお願いした。意外と安く3万円ほどしかかからなかった。 法務局のページ 自分てできる不動産登記 人気blogランキングへ←このページの情報が気に入った方プチッとよろしく! |