個人と組織のお話
個人と組織は常に相容れない部分があります。個人は替がきかない、あなたが居ないと困るという存在になりたいと思い、逆に組織は個人に依存しない誰でもできる仕組みを作りたがるからです。組織がなぜそれを求めるかというのは簡単で、個人に能力に依存すると安定した経営ができないからです。優秀な人がもしいなくなった時それと共に業績が左右されたら不安定で困ります。また能力の凸凹がある集まりをマネジメントするのは、とても大変でそれができる人もまた必要になるからです。ただやっぱり仕組みに縛られた組織は弱い。(正確に言うと成長がない)仕事の面白さを奪うし、100能力がある人も60ぐらいに抑え込まれてしまう印象があります。何よりそういう場に優秀な人が残りたいとは思わないと思います。「自分にしかできない仕事を求める個人」と「誰でもできる仕事にしたがる組織」。その相容れない両方をバランスよく包括できる会社が良い会社なんだと今は思います。この矛盾を解決するのは「枠組みの中の自由」だと僕は思っています。僕の好きなビジョナリーカンパニーの本にも書いてある話を引用すると。[例えば飛行機のパイロットは厳格な枠組みの中で働いている。この枠組みの中から離れる自由は持っていない。しかし同時に離陸するかどうか。着陸するかどうか。着陸を止めるかどうか。別の空港に向かうかどうかと言った決定的な判断はパイロットに任されている。]人の命を一旦預かるようなパイロットのような仕事の中にも、裁量と自由が与えられているのが分かります。僕らコスコジも毎朝、黒板を書くのは決まっているけど何をどんな風に書くかは自由毎月レターを書くこととお題は決まっているが、どんな風に書くかは自由毎月仕入れに行く事と予算は決まっているが、どんなものを仕入れかは自由など、やらなければならない事は明確ですが、その中身は自由と裁量と責任が個人にはありたす。そしてその中に「替のきかない」表現もできる。もちろん枠組み自体を変更したり、作り変えるたりする事もあるので、それもスタッフの意見を丁寧に聞きながら進められたら最高だと思っています。