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カテゴリ:本
今まで読んで心に残っている秀作
ミステリーではないけど、ミステリーの女王の書いた とても怖いサスペンス 家庭と家族と夫を愛して、よき妻、よき母として 生きてきたはずの女性が、旅の途中で、アクシデントで ホテルで数日過ごす中で、家族、家庭、夫婦の関係性を見つめなおす はなし。 彼女は、気づくんだけど、自分のこころの闇?みたいなものに 家族を愛しても、愛されてもいなくて、ただ演じていただけってことに 気が付いてしまうんだけど、その気づきが大きかっただけに、 その気づきを気のせいにして、また家庭の日常に中に埋没させていくって いう話。 クリスティだから書けた小説なんだと思う。 とても痛々しい話。 一番近くにいる人間が一番遠いのかもしれない。 近すぎて、見えなくなってしまうことってあるんだろう。 何回読み直しても、はっとさせられるものがたり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月06日 12時27分45秒
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