カテゴリ:美しい景色の中で
あまりの寒さに作業できず隣町へ買い物にでかけました。 この県で生産高日本一の果物に桃があります。 その1番は、きっとそのうち岡山や山形に譲ることになるでしょう 次々桃園が姿を消しています。 県最北端の桃園が、園主の集落と隣接した町にあります。 4月にピンクの絨毯として何度かブログでも紹介している場所なのですが 我が家から南へむかって走りその町に入り、ピンクの絨毯の始まりの場所が去年栽培をやめたことは一度書いたと思います。 ピンクの絨毯が少なくなっていたのですが、栽培をやめ木を切ったあと、抜根は始まりついに砂利を敷いてそのごの形がはっきり見えてきました。 広大な敷地がソーラになります。 メガソーラという規模のように見えます。 ピンクの絨毯がそのうちすべて銀色のソーラパネルの絨毯になる! そんな想像をすると寒気がしました。 帰り道は下の国道を走ってきました。 下の国道の1本横に広域農道があります。 その道はずっと田んぼの中を走るのですが ところどころ農地転換されて建売住宅がたっています。 その農道と国道のあいだにあった水田 確かあそこは建売と建売の間の水田だったはずなのですが そこがソーラになっていました。 建売住宅と建売住宅のあいだにメガソーラ! なんだか暑そうです 水田だったときは涼しい風が吹いてカエルの声がしたはずなのに 来年はソーラが太陽の光を吸収していくわけで・・・ 自分の家の窓から水田をみていた人はどんな思いでしょうか? 地方はその特色を生かして再生すべきだとか ここは日照時間が長い場所で、それを利用して野菜やお米が作られ美しい山を背に移住者が増えていた場所なのに、日照時間を利用して自然を破壊してソーラになる! 確かに個人的に、お金にならない土地がお金になるわけですが・・・ それが地方再生? 単に儲けたい人が儲けるだけ!なんて言ってはいけないのでしょうか? 我が家から数分のところにできたソーラ その土地を持っていたひとが、またほかの自分の土地もソーラにしようとしているとか? ソーラの勧誘の方は、使っていない農地は借りて、売れない林野は買い上げようと、このあたりを物色中だとか いそいで手を打たないと、とても暮らしたくない町になりそう 県の中でも一番面積が広いこの市、新しい知事に誰がなるのかわかりませんが、早めに手を打たないと手遅れになります。 ご近所の別荘の方が、できる限り土地を守って整備してソーラで里山を壊されないようにしたいと・・・・ 広大な土地を持っているのにさらに荒地を買って手をいれています。 一人では無理なので、と話されたけれど、私には土地を買い占める資産はありません。 ましてや、土地を整備して里山を保存するために必要な重機も買えません。 この果樹園を守るのがやっとです・・とだけ答えたのは1週間ほど前のこと 儲けたい人に私は勝てません・・と告げると、そうですね・・と。 私の一言の裏にはいろいろな思いがあるけれど・・・・ 思いは飲み込みそして、さらにこの恐ろしいソーラ開拓にも目をつぶり・・・ 言いたいことはちゃんと言おう、そう思いながらも諦めて 新しく起こした酵母の香りがとてもよくて、今日のパンはおいしく焼ける! 深夜電力で今日もパンを焼いて電気代節約 それとも今日はストーブのオーブンが使えるかも??? 微々たる節約、パンも買えない暮らしはさらにエスカレートして小麦すら自分で作ろうとしているのだから 笑える! (*´∀`*) 寒波の前に救い出した今年2度開花したひまわり
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