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テーマ:暮らしを楽しむ(388184)
カテゴリ:最強婆さんの話
最強婆さん(カテゴリ)の嵐の訪問に 昨日は遇った。
正月以来、音沙汰無しで行方不明になっていた婆さん。 遊び相手も尽きた頃 暇になると同時に現れる。恒例だ。 騒がしい声が玄関先から聞こえると同時に またもやヨーキー団と私は 緊張し覚悟の腹をすえる。 歩けばいいのに走ってくるせいで 婆さんの眼鏡は白く曇る。 いきなり 部屋に突っ込んで入ってくる。 ストーブの延長コードに足をつまずかせ こけそうになる。 こんな所に電線置いたら危ないわぁ~ ・・家の中に電線走りませんって・・ 怖かったせいか 私達に当たりだす。 机の上に置かれてる 新聞広告を見て こんな広告に振り回されて~ 早く放ってしまいな ・・・ただ置いてあるだけですよっ・・ 私の着てた白いカーディガンを 見ては 家は汚いけど服は綺麗やね~ ・・・あんたは、おすぎとピーコか・・ 全く言いたい放題言った挙句に やっと落ち着いてきた。 コーヒーを入れてと言うが カップの指定までしてくる。 オレンジ色のカップを指して あのラクダ色のに入れてよ ・・・らくだ?もも引きじゃあるまいし・・ コーヒーを飲んで一息つくと 今度は何度もため息をつきだす。 はーぁ、あぁえら、ふぅ あまり、はぁはぁ言われるとこっちまでエラくなると私だって言う。 この一言で またもや元気になってしまった。 あんたんちのワン公だって はぁやら、ブゥブゥ言うやろ! ・・・ワンは言うけど ブゥとは言いませんよーだ・・ オデブのミファを あくまでもブタにしたいようだ。失礼な。 勢いつけて 今度はヨーキー団を相手に勢力を伸ばす。 いたいけな 愛らしいヨーキー団を集めて婆さん言い出した。 はい!思いっきり相撲をとってみな! のこった、のこった! もう呆れて 笑うしかなくなってくる。 ヨーキー団も 困った表情で私に目ですがってくる。 勇気を出して リズがお愛想のダンスを披露する。 この子は黒いマント着て 悪者みたいやなぁ~ あの頭の弱い子は 何処行った? せっかくリズが 遊んであげようと言うのにひどい事を。。 身体の弱い花子さんは しっかり自分の身を守って隠れてる。 いつもの椅子の上で 小さい毛布の中に忍んでいる。 ・・えらい。えらい。もう少し、そこで身をかくしときな・・ 一息ついた婆さんは もう春と夏の予定を 楽しげに 一人で喋っていた。 最近、買い物に行き買った物を忘れてくるのが多いらしい。 とうとう少し痴呆が出てきた?たまにはこっちも逆襲だ。 言った瞬間に 鋭く切り返された。 あんた古いね~今は痴呆なんて言わないの。差別用語はあかん! 認知症って言葉、ちゃんと覚えておきな ・・・はい。恐れ入りました。肝に銘じます。ふぅ・・ 今日も、この婆さんには太刀打ちできない。(苦笑) なかなか手強い。 嵐は2時間弱で 去って方向を別に変えに向った。 もう残された 私とヨーキー団はぐったりした。 頼みのホスト息子も いなかったし ダイレクトに婆さん旋風を受けた1日だった。 今日は 婆さんは仕事なので来ない。のどかで安心。 ゆっくり色んな事をしている。雨降りの静かなひと時。 安心して 静かにコーヒーでも飲みにどうですか それとも嵐の現場、怖い物見たさで来る?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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