2010/05/30(日)20:35
奈良漬けなマム その8・奈良の町を散策
奈良町 町家
馬鹿なんて怒鳴ったら頭上に
睦みあうカラスがいて、
神の使い‘八咫烏(やたがらす)’?
・・・ワ~
‘ささやきの古径’を転がるように
かけ下りたマムですっ。
*
でね、‘ささやきの小径’をみてくれた
ブログ友達から情報が届きました。
ブログ友達ちゃんは‘ささやきの古径’で
友人と2人だったというのに
「恐い男の人にであった」とのこと。
だからみんなマムの真似をしちゃだめよ!
*
さあて、
高畑にでたマムは古い町並みで知られる
‘奈良町’へとまっすぐズンズン歩きます。
もし時間があれば、新薬師寺や奈良市写真美術館
はすぐ近くにあるので見たらいいかも。
写真館には土門拳さんと対照的な写真家
入江泰吉さんの写真がたくさん展示されて
いますし、写真館は今ときめく黒川紀章さん
設計ですよ(笑)。
しかし若尾文子さんはどうしちゃったんでしょう。
マムはこの女優さん、好きなんですけどねえ。
手入のいきとどいた格子が美しい町家が
目につく‘奈良町’は元興寺さんの敷地だった
そうです。勿論、元興寺さんは今も姿をとどめた
いますが、マムちゃんタイムオーバー門前払いです。
*
町をふらふら歩いていて気がついたんでけど、
ホントにお腹すいて
文字通りフラフラよ!
「お好み焼きやさん」が、多いのねぇ。
気になって何度も入ろうとしたんだけど、
いかにも地元のオジオバヤンキーが
たむろしているような感じだし
カラオケとかはじまりそうで
もひとつ足が向かないのね。
でまた、テクテクフラフラ。
と、小奇麗な割烹ののれんがヒラヒラ。
もう吸い込まれてしまいました!
「ひとりだけどいいですか?」と問うと、
「どうぞ」と感じのよい返事に、
マムはもうカウンターに座っちゃって、
言葉が出ちゃってました!
「生」。もちろんナマって読んでね。
*
オヤジ街道まっしぐらのマムです。
ご批判は甘んじておうけいたします。
このお店が大当たりで、抹茶塩でいただく
天麩羅にコンニャクの甘辛煮がとてもおいしく
てご自慢のうどん(ザル)も極太のシコシコ
でマム大満足。
ジョッキはあっというまに飲みほして、
だって、体中にシュワシュワと沁みこんで
いくんだもの。で、和歌山の「黒牛」と
いう日本酒を冷で1合いただきました。
名前のとおり骨太のしっかりとした味の
日本酒でした。フルーティーさのかけらもない
これぞ日本酒で、マムちゃん大喜び。
日本酒はこうでなくっちゃあと、完全に
田舎の親父です。
カウンターのご主人は、おしゃべりさんじゃなくて
マムをほっといてくれるのでゆっくりできて
ひと安心。おしゃべりだとマムが気をつかうことに
なりますものね。
持ちかえりに、焼きおにぎりを2こ結んでもらって
ご馳走様! で、2500円しなかったなあ。
‘ふく勝’といいます。奈良のマムの台所指定決定。
近鉄奈良駅にもどりコインロッカーに
いれた荷物をとってホテルへ。
ウフフ体制をととのえて
またも夜の町を散策。
興福寺に隣接するアーケード街はほどよく
賑わって心地よいです。
このアーケード街にもお好み焼きやさんが
あって、心ひかれるのね~。
特に「おかる」というお店が賑わっていて
マムも入っていきたいな~なんて思いつつも
決心がつかず二度通りすぎて、
ライトアップされた夜の興福寺へとまいり
ます! アーケード内に興福寺の階段が
あるんですよ。↓
奈良漬け! その1
その2・興福寺
その3・東大寺大仏殿
その4・戒壇院
その5・二月堂(観音堂)
その6・三月堂(法華堂)と四月堂(三昧堂)
その7・ささやきの古径から志賀直哉旧居
その8・奈良の町を散策
その9・夜の興福寺
その10・朝の二月堂
その11・隠れ家と猿沢の池
その12・室生寺(上)
その13・室生寺(下)
その14・薬師寺にておわかれ
お好み焼き食べたいけれど村上かるた。
ふ ふうふう吹いても、いっこうに収まりません
マム:イラストは見せられません!