マムの素 * 青カバ・ウィリアムはかく語る

2008/01/28(月)23:08

冬浅き奈良1 日吉館のこと

大好きな奈良(226)

奈良 マンホール 今回の奈良行きは今までになくテンションが あがります。 12月16日の若草山一体は賑やかです。 春日大社は若宮祭。 * 東大寺では、秘仏特別開扉。 開山堂:良弁僧正(ろうべんそうじょう)坐像 法華堂(三月堂):執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう) 俊乗堂:俊乗上人坐像(=重源)(しゅんじょうしょうにんざぞう) そりゃあもう、胸の振り子は揺れっぱなし。 なのに、状況はさらにヒートアップ! だって、ですよっ。 敬愛する三輪途道(上原三千代)先生の 俊乗上人坐像(=重源上人)の模刻の 安置場所がわかったうえに、拝観することができる ということが、三輪先生より知らされたわけです!!! もう胸の振り子は振りきれそう。 で、12月16日(日曜日)前々日の金曜日夜。 合気道稽古中にぎっくり腰になっちゃって さあ大変。そして前夜の土曜日。 さあて寝るぞとベッドに入った瞬間。 ベキッ! メガネをお尻でふんずけて、さあ大変。 視力0.04のマムちゃん・・・・・・ は、途方に暮れる間もなく、即ボンドで レンズをくっつけてフレームを力いっぱい 曲げて窮地を乗り越えて・・・・・・ おやすみなさい。 マムちゃんらしいナイスな前夜祭で 文句無しの盛りあがりでっす。 12月16日(日曜日)9時30分 お~、奈良は寒いです。 が、ぎっくり腰ベルトをしっかり巻いた マムちゃんは急がねばなりません。 なぜならば、東大寺正倉院裏手の 「思惟山五劫院(しゆいさんごこういん)」 に「アフロヘアー弥陀仏」を見に行かねばならぬ のです。お寺さんとの約束は10時。 この五劫院は観光化されていないので、電話で予約 しないと拝観ができないわけです。 さあ、いそぎます。 寄り道厳禁。写真をとったりしないのよ! と、ずんずん歩くんだけれど、 奈良博物館の前、氷室神社並びに来ちゃうと やっぱり立ち止まって、シャッター押しちゃうのね。 日吉館 ↑日吉館ね。 奈良ホテルと同様に有名な元旅館。 ここに泊まったことあるよっていったら 羨ましがられたりします。 文人たちがこよなく愛した旅館です。 マムも若い頃、泊まりました。 かの三輪先生も重源上人模刻の最中は 泊まっておいでです。 宿帳をみると凄いの! 會津八一はしょっちゅだしに志賀直哉、 「古寺巡礼」の和辻哲郎、亀井勝一郎、 広津和郎、哲学者・西田幾多郎 、映画監督・小林正樹の名が・・・。 看板はもうなくなっていますが、 會津八一が揮毫したどうどたるものでした。 ボロボロの部屋に八一の書がかかっていました。 名物はスキヤキでアルコールは厳禁。 名物肝っ玉女将の田村さんはみんなに愛されて 、NHKの連ドラで「あおによし」と題されて 放映されたこともありました。その時は 「都館」という旅館名だったな~。 南大門 やっぱり撮りたくなっちゃう南大門。 急がないと、間に合わないのになあ。 指図堂 指図堂にはおっかない坊さんの坐像があるの。 ね、こわいでしょ! お縁におきっぱなしなのね。 今度、東大寺に行ったら聞いてみよっと。 ナゼオキッパナシアルカ? 正倉院 正倉院脇通過です! 正倉院は平日の10時から15時までのみ 外観を見る事ができるんです。 ということはマムはまずはみられない。 ってことで、柵の空間からパチリ。 もう10時は無理ね。 実は、やっぱり鹿が好きなわけで 講堂跡で戯れちゃったんです。 でも勿論、行きました。 アフロ仏のおらっしゃる五劫院へ。 遅刻したけどね。 ペコリ。 冬あさき講堂跡 冬浅き奈良1 日吉館のこと 冬浅き奈良2 思惟山五劫院のアフロ阿弥陀仏 冬浅き奈良3 東大寺 知足院 冬浅き奈良4 開山堂 良弁上人坐像 冬浅き奈良5 法華堂 秘仏執金剛神立像 冬浅き奈良6 鐘楼の丘 奈良太郎 冬浅き奈良7   俊乗坊重源上人坐像 冬浅き奈良8 重源上人模刻と三輪途道先生 冬浅き奈良9 二月堂 手水舎 冬浅き奈良10 西大寺 文殊菩薩さまと善財童子 冬浅き奈良11 夜の興福寺 南円・三重塔

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