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カテゴリ:大好きな奈良
新幹線の車窓より 1月11日~12日 お仏像さんを求めて マムは1泊で大移動。 こんなに移動したのは はじめて ねっ! 11日 愛知・瀧山寺→宇治・平等院→京都・東寺 12日 奈良多武峰・談山神社→桜井・聖林寺→ 桜井・安倍文殊院→奈良・東大寺→佐紀路・海龍王寺 と、 まあ、歩きに歩きました! では、はじまりはじまり。 瀧山寺三門(山門) 吉祥陀羅尼山瀧山寺 きっしょうだらにさん たきさんじ 岡崎市滝町滝山籠107 アクセス:名鉄東岡崎駅より 名鉄バス滝山寺下車徒歩3分 瀧山寺を目指したわけは 前に記載したとおり 運慶作の三尊像、 聖観音立像、梵天像、帝釈天像を 拝観するためね。 帝釈天立像 ここがねえ、アクセスが悪いの。 腹をくくってタクシー利用。 で、 マムらしく のっけから笑っちゃいました。 タクシーに乗ってマムは言いました! 「瀧山寺(タキサンジ)をお願いします」。 「はい、タキサンジ」ってことで タクシーは快調です。 15分ほどして運転手さんいわく、 「どこにつけますか?」。 「門のところにお願いします」とマム。 ところが運転手さんが言うではありませんか。 「門っていってもどこから入るかねえ。 広いからね」。 なんと運転手さんは、 滝団地(タキダンチ)にマムを 運んでいたのでした・・・とさ。 瀧山寺は鄙なるところにありました。 階段が急でしんどいの! 階段好きのマムの足はガクガク。 でものぼりきると気持ちの良い 境内があらわれます。 鄙びた里山にありますが、 源頼朝や徳川将軍家より 厚い庇護をうけた古刹です。 瀧山寺はまさに神仏習合のわかりやすい 見本です。本堂のうらには神社があり、 脇には瀧山東照宮が祀られています。 いたるところに葵のご紋が見うけられます。 マムが拝観するあいだ だあれもいなの・・・。 静寂。 この瀧山寺の白眉はやはり 運慶作の三尊像でしょう。 お仏像さまは宝物殿に おいででした。 芸術新潮に指摘されていたのですが、 明治期に本来の塗りのうえに 厚塗り彩色をしたために 聖観音立像 運慶の本来の彫が今ひとつ伝わらない・・・。 たしかにそうでした。 聖観音立像は御所人形のような質感でした。 が、いずれもバランスのよい姿をして おられ、さすが運慶の手になるものです。 嬉しいことに光背は創作当時のもので 繊細で緊張感のあふれる美しいものです。 光背は、破損することが多く、 のちに補修したり、創作することが 多いのですよ。 帝釈天さんは躍動感があるうえに 美男におわしました。 マムとしては厚塗りだろうが 厚化粧だろうが お会いできてめでたしめでたし の、愛知県岡崎市行きでした! お次は京都へでて、大仏師定朝作の如来さまを 拝観に平等院へまいります。 瀧山寺東照宮 手水 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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