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カテゴリ:京都
1月9日
滋賀高月・向源寺→滋賀近江八幡・長命寺1・2→京都・福田寺→京都・六角堂→奈良・興福寺 1月10日 奈良・融念寺→王寺駅前→奈良・海龍王寺→楠→京田辺・寿宝寺→お手々の謎→京田辺・観音寺→京都・六角堂 <前回> 1月10日 午後1:20 京田辺観音寺 観音寺 大御堂 息長山観 音 寺 住所:京田辺市普賢寺下大門13 電話:0774-62-0668 要電話 アクセス:近鉄京都線三山木駅下車 バス普賢寺下 三山木駅より時間的にバスの便がなく、 仕方なくタクシーに乗りこみました。 歩くと30分以上はかかるでしょう。 同志社大学の京田辺校の赤っぽい 校舎が見えます。 電話で拝観の旨を伝えていたために ご自宅のベルを鳴らすとご住職がすぐに でてきてくださいました。 1300年前に天武天皇の勅願により義淵僧正が 開基された由緒あるお寺ですが、大伽藍の面影は 残念ながらありません。現在は大御堂とよばれる 本堂と鐘楼があるのみです。 しかし大御堂(本堂)には国宝の十一面観音菩薩さま が祀られています。 本堂の脇に伐採された青竹が・・・! 初代住職の実忠は東大寺二月堂のお水取りの創始者 だった関係で、毎年お水取りに使う松明の竹を送り込む 竹送りの行事を行っているそうです。 東大寺お水取りのあの松明はこの地区の竹が使われいるのです。 「寒いからスリッパをはいたままどうぞ」と、 声をかけてくださり、お言葉に甘えます。 本堂に入ると、ご住職がこちらでもお経を あげてくださいました。一人で、リュックを 背負ってお寺を訪ねてお経をあげていただくのは 本当にありがたく、心が解放されるひとときです。 こちらが、国宝の十一面観音菩薩さまです。 国宝十一面観音菩薩立像 奈良時代(天平) 木心乾漆造り ホ~。 丸みを帯びられた和やかなお顔だち の十一面観音さまです。 揃ったお御足も幼子のよう。 画像だと、金銅仏のようですが 木心乾漆造りです。 興福寺の阿修羅さんや、聖林寺の 国宝十一面観音さんと同じような技法です。 滋賀・向源寺 十一面観音菩薩立像 /奈良・聖林寺十一面観音菩薩立像 どうですか? この国宝の十一面観音観音さんたち。 どのお方も超有名(笑)です。 お美しいというと向源寺さんでしょうねえ。 迫力やら研ぎ澄まされた感じは聖林寺さん。 愛らしい方は観音寺さんです。 みなさんは、どなたがお好きですか? マムはお三方にお会いして、一番心に残った お方は、聖林寺(しょうりんじ)さんの 観音様です。実はお意地の悪そうなお顔を しておいでです。お身体つきも、なんだか 殿方を惑わすような感じ。 マムは苦手なんですが、一番印象に残って いるんですよ。不思議ね。 よく歩きまわりましたっ!最後です。 昨夜門前払いの六角堂です。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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