1594354 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

マムの素 * 青カバ・ウィリアムはかく語る

PR

Category

Freepage List

Comments

poco-mom@ Re:こんにちは!(02/27) momo、ときどきモモ夫さんへ お元気ですか…
momo、ときどきモモ夫@ こんにちは! おめでとうございます♪♪♪ (*゚▽゚)/゚・:*【祝…
poco-mom@ Re:おめでとう🎉❕❗(01/26) ようこちゃんへ ありがとう。 シコシコト…
ようこ@ おめでとう🎉❕❗ マムちゃん お久しぶり❗ ここは田舎なの…
ポコマム@ Re:こんばんは!(01/26) momo、ときどきモモ夫さんへ ももさ~ん …

Favorite Blog

昆虫疫病菌類…バッタ… New! ひでわくさんさん

さて、な~んだ! New! poco14さん

佐倉の里山 サクラ… New! himekyonさん

サイの親子の革人形… New! 革人形の夢工房さん

リベンジ!越後駒ケ岳 momo、ときどきモモ夫さん

Archives

2019.09
2019.08
2019.07
2019.06
2019.05
2019.04
2019.03
2019.02
2019.01
2018.12

Keyword Search

▼キーワード検索

2011.09.01
XML
前回8月7日 空海と密教美術展は 兜跋毘沙門天立像を見なくっちゃあ


8月28日

空海と密教美術展
空海筆 国宝 風信帖(ふうしんじょう)平安時代




この書は高尾山寺(現、神護寺)の空海が

比叡山の最澄にあてた手紙(返信)です。


書きだし、風信雲書をとって風信帖

いわれています。



「風信雲書、天よりす翔臨。

これを披き、これを閲するに、

雲霧を掲くが如し。」


(風に運ばれて、雲に乗じて

あなたのお便りが天翔てまいり

ました。

さっそく封を開き拝読。

かねての疑問がとけて、

雲や霧が晴れたおもいです。)



冒頭漢文16文字。簡潔にて美文です。



この風信帖は、最澄が空海に

「比叡山にお越し願えませんでしょうか」

という手紙をおくったことに対して、

その返事をしたためたものです。



空海と最澄はゆくゆく、仲たがいを

するのですが、この手紙はすでに

空海のうえから目線があらわれだして

います。



空海は最澄の誘いをはねて、

「今はいそがしくて行けません。

あなたこそおいでください。」

と、つづり最後に、


これ望む所 望む所

としるしています。

ちょっと駄々っ子のようであり、

専横な感じもします。



来てくださいね、絶対来てくださいよっ。

って、感じかしらん。




高野山根本大塔
高野山根本大塔




空海は「三筆」のひとりです。その

三筆の中でも領袖といわれています。


三筆(さんぴつ)とは、日本の書道史上の
最もすぐれた3人のことであり平安時代初期
の空海・橘逸勢・嵯峨天皇をさします。




この風信帖は空海の書のなかでも最高といわれて

おり、つまりこの書は最高の書家が書いた

最高の書といえます。



この風信帖は視覚的にも、最澄に対して、

「どうだ。私はいろんな書体を自在につかえる

であろう!すごいであろう」としめしたものでもあり、

また精力的に動きまわる心身の強さがおのずとあらわれた

字面といってよいでしょう。デザインされた書面といっても

いいでしょう。



強弱があり走っていたりとまったり・・・と。



出だしのは毅然とした王羲之(おおぎし)

の字体であり顔真卿(がん しんけい)

の涼やかなる字体です。



対して最澄の書は端正で統一された、優しげな顔真卿の字体です





2011年09月01日_P90106971榊 莫山と風信帖
榊 莫山、東寺にてNHK取材班と






マムが空海と密教美術展に2度も足を運びこの

書の前に立ち続けた理由は、20年前に目にした書物

に原因があります。その本「国宝の旅」の中の

案内人である莫山さんの風信帖と対面されている写真の

食い入るような姿の印象がとても強かったからです。↓




2011年09月01日_P90106941榊 莫山と風信帖




去年、没した榊 莫山(さかき ばくざん)さん

は、この風信帖と対面された時(昭和62年)、

「1200年前がここにある」と、

と、つぶやかれました。




ずっとずっとこの写真、この言葉がわたしの頭から

離れませんでした。




弘法大師御廟
高野山弘法大師御廟



1200年前がここにある





わたしも、会ってきました。






Last updated  2011.09.01 22:06:24
コメント(4) | コメントを書く

Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.