最終章“ありがとう”って伝えなきゃ。 生きている時は照れくさくて『ありがとう』なんて言えなかったから。 思い出を振り返る。 父の大きな背中。 大きな手。 笑った顔。 浮かんでくるのは若くて元気だった父の姿だった。 私も何故か小学生だ(笑) 父と母がいてくれるだけで安心できた 幼い頃・・・ (手紙の中身は秘密です。小さい頃の思い出話を書きました) お父さん、向こうに行ったらお母さんと一緒にこの手紙読んでね。 みんなからこんなにお手紙もらってすぐには読みきれないかもね~(笑) お母さんにあ~ちゃんやさ~ちゃんの事いっぱい教えてあげてね。 きっとお母さん、ビックリするよ。 あの子が親になったなんて~って!! みんなで仲良く元気でやるからこっちの事は心配いらないよ。 だからお父さんもお母さんと仲良くやってね。 それからひとつだけお願いがあります。 チャーミーがもしかしたらそっちにいるかも知れないの。 お父さん、お母さん、 どうかチャーミーの事、宜しくお願いしますね。 眠りについた父の胸ポケットに手紙を入れた。 あと写真も数枚・・・。 チャーミーの写真を見た義理兄が聞いた。 『チャーミーはもう死んでしまったって思ってるの?』 何も答えず微笑んだ。 わからない。 本当にわからないの・・・ 今頃、父と母は天国で楽しくやっているかしら? 『ありがとう~は生きてるうちに言うもんだ! マッタク!!』なんて 言いあいながら笑ってるかな? 写真を見ながら思い出話でもしてるかな? ねぇ~ お父さんとお母さんの隣にチャーミーはいる? [完] *最後に* 今、うちにはクレとジュピがいてみんなに可愛がっていただいています。 私がサイトを開設したのもクレ*ジュピの為でした。 でもクレ*ジュピを可愛がれば可愛がるほどチャーミーが可哀相で 泣けてくるんです。 ~チャーミーの事は忘れてないよ~ それをどうしてもチャーミーに伝えたくて これを書く気になったって事わかってくださると嬉しいです。 “あの日のこと”は次女は未だに何も知りません。 たぶんショックが大きすぎるので、これからも話さないつもりでいます。 長女にはこれを書くにあたって少しだけ話しました。 (HPをチェックしてる子だからすぐばれちゃうもんね 笑 ) チャーミーがゴミなんかと一緒に捨てられるはずがない!!! ってあの子は言いました。 私もそう思いたい。 かなりハチャメチャな文章になってしまいましたが 最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。 ジャンル別一覧
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