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2006年01月16日
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2006年 お正月
実家に 両親、私の家族、 妹家族、
アメリカから帰国している叔母と集まって とても賑やか。 
その中で
久保家(実家の姓)のルーツの話題になったので
それじゃ ネットで、いろいろ調べてみよう~」となりました。

お仏壇の「過去帳」に記されてるのは 亡なくなった人の
「年齢と年号と月」だけなので
記載の人物の時代が ちんぷんかんぷん。
ネットで 年号と西暦を調べて
全て西暦に置き換えて 表にしてみましたところ…

1番古い方は 江戸時代 元禄13年 91歳で 亡くなった女性。
実家の久保家(本家本元らしい)は 大久保家の分かれだそうで(聞いていた)
神官の職務に付いていた( 伊吹のブログから)とか。
平家の落武者として 香川県伊吹島に代々身を隠していたそうです
(幼い時そんな話が、そこはっきりしないなぁ…)。

で この女性が生まれたのは 安土・桃山時代 慶長13年だから 
なんと戦国時代でした。

昨年の大河ドラマ「義経」で 源平のやり取りに、今年は「巧名が辻」の
ちよさんと同じ時期を生活されていたので (年も近いのかな)
こちらも楽しく見れそうだわ♪

3代目 善之助、4代目 五良右門、5代目 善蔵、6代目 五良右門… なんて
歌舞伎役者みたい★

うちは昔から「漁師の家系かな?」 って思っていたんだけど
真言宗の「奥の院」を建てたと父から聞いていたので
漠然とずいぶんリッチな漁師さんだったんだな~ と思っていました。
(奥の院って変わった名前 普通のお寺と違っていそう…)

我が家には もう 資料なんて残ってないんだけど
伊吹島を調べたHPの中に、
江戸時代文化文政期から明治に
「広島県の港に立ち寄港した 得意先(伊吹島の)の船頭名 船名 積荷」
として廻船問屋の記録が 載っていました。
すると中に… 「善蔵」が載っていたのには びっくり!
もしかしたら「いろんな物資を 船で運ぶ商人」だったのかも…?

5代目にあたるの「善蔵」さんは 寛政2年38歳で亡くなってるので
息子(6代目)の時の記録かも知れない。

ずいぶん繁盛していたんだなぁ、お寺を建てるなんて…。

愛媛県 真言宗の「奥の院」
父も叔母も それぞれ子供の頃、
恒例の行事なのか 島のみんなと一緒に行ったところ
(親が忙しいので むりやり行かされた とぼやいていた)
なんと 自分(久保家)だけ別な部屋へ通されて宿泊した経験があって、
特別あつかいだった といいます。
自分だけ 皆と離されて怖かったと 叔母(笑)。
「お~!特別あつかい? されてみたーい!」と興味深々の私と妹♪

それって どこ~? 
実は祖父の代で改宗しちゃったので 父も叔母も
大人になってから行ってなく場所もわからないそうです。
じゃぁ ということで 父から聞いたキーワード
「愛媛県 川之江」「奥の院」「お守りの様な墨」「宿泊」で
検索してみたら 「奥の院」は どうやら名前じゃなくて
愛媛県の「奥の院○○寺」となるようです。

「畑にまくと虫除けになる墨を持って帰った」とのことなので
『開運厄除』『虫除五穀豊穣』、『厄除大師』『虫除大師』
として参拝者が多いこちらかなと思います。
もちろん勝手に 思ってるだけで 確認はしていないけど、
ここが ど~もあやしい
(笑)。

(お寺のHPの抜粋です)
番外○霊場No.○の「○○寺」。←やっぱり確認してないので伏せときます。
ここは○○寺の奥の院でもあります。
境内が狭く、地下2階地上2階となっており、江戸時代中期の木造です。
地下は巡礼者の宿泊などになっています。珍しいことに弘法大師が本尊です。

「お遍路さんが来る寺じゃない」 と父が云っていたけど
番外○霊場だから あまり お遍路さんもこないんじゃないのかな? 
(…知らんけど)
写真もありましたが ずいぶん立派でした。
「これなら 島の人たちが泊まるのに十分じゃない~」 と思いました。

祖父の代に 改宗したので 後は 親戚にお任せしたそうです。
都道府県ができたのは 近世だから、住所は
香川県じゃなくて 県がわかれて愛媛県なんだ…違うか(笑)

なんで 久保家が「奥の院」に携わったんだうね。
まぁ 信仰心以外 考えられないか~。
それにしても「すごい財力じゃない!」
妹と「まさか全部 久保家が建てたと思う?」「門だけやったり?」
「お寺は もっと古そうやなぁ…」
うふふ 歴史もなにも しりません(笑)

じゃあ いつ「大久保姓」から「久保姓」になったのかな?
私は それまで てっきり繁盛していた「善蔵」さんから
だろうと思っていたんだけど 父に聞くと、
なんと 大正7年に亡くなった 8代目源七さん88歳が 明治に改名したそうです 近!
名前が変わっても そのまま 9代目 五良右門さんに続いてるんだけど、
明治ったら 多くの人が新たに名字を付けた時期だよね…。
いったい なんで? そんな時期に…。
名前って 家にとったら 大切なものだと思うんだけど???  

後日 父の従弟に 聞いたところ、
理由はわからないけど 改名して「ホッとした」ような感想を言った と
8代目の話を聞きました。
8代目源七さんとは 財産を食いつぶした人、
お金がなくて代々してきた寄付なども
滞ったんじゃないのかしら? って勝手に思っちゃいます(笑)

父に聞いたら お寺での名前は 大久保でなくて「久保」だったらしいので
改宗した 12代目(私の祖父 定義)まで お寺に行っていたんだね。
本当に このお寺かどうかは、電話したら 名前だけでも確認できそーだ。

言語学者の金田一春彦さんが伊吹島を訪れて
「日本でただ1ケ所、平安、鎌倉時代の京都の言葉のアクセントを遺している
貴重な島です。」の言葉を残しています。

方言は私にとっては おばあちゃん おじいちゃん達が使った なつかしい言葉ですが
平家の落武者が 長年 隠れ潜んでいたので 方言でのっこったんだね。
もしかしたら 「義経さん」も 使っていたのかな?
だとしたら イメージが…(笑)。

伊吹島の方言は お年寄りの方が話すと かわいいいですよ♪
「デンドの子ぉきゃー」「ほーきゃー」なんてね~。 
「デンド」(たぶん?善蔵から こう呼ばれてます)は 屋号です。
伊吹の方は 屋号で どの家の子供か すぐわかっちゃうとか♪

父からの話は
伊吹島の久保家の人にまつわるおもしろい話があって
「奥の院」を建てたのは 極めつけですが(笑)
「久保家の家紋は本家(丸なし)と分家(丸あり)が違う」
  (丸なし 登り藤の紋付羽織を見つけました)
「怪力の人がいた」(どれほど?)
「昔 すごい良家からの嫁入り」
  (大騒ぎだったとか笑)その辺知りたい(笑)
「不思議な病気の直し方(3or4代まえに途絶えた)」
  (伝えた相手が酒飲みで覚えていない。…なんで?)
「昔 嫁に来た人が色黒で それ以来 兄弟でも色白色黒どちらも生まれる」
  (叔母と私は残念~)
「祖父が植えたゾウソンの桜並木」「祖父が伊吹の海に貝をばらまいた」
  (郷土愛かな)
「血が濃くならないように嫁は伊吹以外から」
  (母・叔母たちも他県からだわ)
「埋蔵金の話があるのかな?父が子供の頃 祖父と洞窟で宝探しをした思い出がある」
 などなど 言い伝えは いろいろあるようです。 
今のうち 聞いとかないと 忘れ去られますね。

昔は財産があっても 何代も続くと 商売の失敗や 戦争などで
今では 本当になんにも残っていません~~ (^O^)/

http://www.kmiyoshi.server-shared.com/
「伊吹島 歴史散歩」

私が生まれた島を紹介したHPです。
2歳で大阪にきて、サラリーマンの娘として育った私だけど
ちょっと 田舎とルーツと歴史に興味を持った お正月でした。

***

伊吹島のHP製作者の方から お寺は
88ケ所 第65番札所 三角寺の奥之院「仙龍寺」ではないかな。
と お返事がありました。
私が ネットで探したお寺と ぴったりだったので 驚きです!
この「仙龍寺」の事も 調べるそうなので楽しみです♪

***

詳しく調べていないので 内容が違う可能性があります。
奥之院「仙龍寺」・伊吹島 関係の方 どうか ご了承くださいませ<(_ _)>

***
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最終更新日  2023年08月28日 00時45分28秒
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 Re:香川県伊吹島、ルーツさがしをしてみたら… おもしろかったわ♪(01/16)   かず さん
貴重な調査有難うございました。讃岐大久保家のものです
(当然家紋は上がり藤に大の字)。江戸後期、一宮地方の豪農をだったらしいのですが、それ以前が分からずで。。。
やはり禰宜だったんですね(今は神頼みの銀行員です)。
間違いなくルーツは同じですネ。 (2010年06月19日 00時16分33秒)

 遠い親戚の方かしら~~★   2003cowbell さん
讃岐大久保家さん こんにちは♪
自分のルーツを かいま見る事は 結構おもしろいですよね。
私の場合は 幼い頃より そのような話を聞いていましたので なんとなく興味を持っていましたが、家系図を元にした過去帳探索で話が広がった感じです。「禰宜」初めて知った言葉です(笑)。父の叔母あたりまで伝承してきた「病気を治す力」などおもしろいですよ。家門は「上り藤」、14代続いた久保家も 父で終わろうとしています。 それにしても いつ分かれたんでしょうね~(笑) (2010年06月20日 00時06分36秒)

 Re:香川県伊吹島、ルーツさがしをしてみたら… おもしろかったわ♪(01/16)   しょうかん さん
はじめまして。
興味深く読ませていただきました。
私も祖父母が伊吹島の出身で、
昨日島のお墓参りに行ってきました。
2度目の訪問でしたが、
またぜひ行きたいと思っています。
自分のルーツがここにあるのか、
と感慨深く島歩きしました。
うちの祖母も、
川之江の山の方にあるお寺にみんなでお参りしたと話していましたよ。 (2015年05月15日 00時45分40秒)

 Re[1]:香川県伊吹島、ルーツさがしをしてみたら… おもしろかったわ♪(01/16)   2003cowbell さん
しょうかんさん こんにちは。
伊吹島は 1歳の時に出またし、親戚も ほとんど大阪に出てしまいました。島の記憶は全くありませんが 父が亡くなって 身内が集まることが多くなり いろいろ新しい久保家のエピソードもわかってきました。土地が残っていますので いつかは行ってみたいなと思っています♪
(2015年11月16日 22時52分06秒)

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