|
カテゴリ:カテゴリ未分類
「スポーツクラブでお会いしましたよね?」
そう声をかけられて、挨拶を交わすようになり、世間話をするようになった。 彼は取引先の人。 彼の部署にはときどき伺ってはいたが、一緒に仕事をする機会がなかったので、言葉を交わしたこともなかった。 少し、ステキな人だなとは思っていたけど、彼からの視線を感じることもなかったし、 私のことなんて覚えていないとおもっていたので、 初めて声をかけられた時には正直驚いた。 それからは、スポーツクラブで会うたび、彼はとびきりの笑顔で「こんにちは」と微笑みかけてくれる。 私は少しだけ、その笑顔にとまどう。 聞きたい。 「独身ですか?」って聞きたい。 でも、聞けない(笑) 私は、ストレートに、彼女いるの?とか結婚してるの?とか、どおしても聞けないのだ。 なんだかね、負けた気がする(笑) そういう駆け引きも本当は嫌いなんだけど、負けるのだけは嫌なのだ。 それにまだそんなコトを聞けるような段階に入っていない。 話題はもっぱら仕事の話。 そんな話題の中に、いきなり質問できるわけがない。 それにそれに、まだ彼の名前も知らないのだ(笑) なんとなく、知らない方がいいかもしれないなんて、思ったりもする。 少しだけときめいた、このカワイイハートちゃんを、知らないだけ長く、私は抱いていられると思うから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/05/19 12:05:50 PM
コメント(0) | コメントを書く |