iタイ事情 2015年9月
9月末、ほぼ1年ぶりにタイへ行ってきた。日本にいると感じないだろうが、タイは日本にとって1番のパートナーになれる国だ。同じ仏教だし、何と言っても恥を知っている。家の中のもめ事を外に出て喚き散らすようなことは恥と心得ている。それに王室を心のよりどころとして非常に大事にしている。まあ、それは置いておいて。ANAのマイルを集めているが(いわゆる陸マイラー)、それが5000マイル失効しそうになった。5000マイルは大きい。T-ポイントで換算すると10000ポイント、1ポイント200円でもらえるとすれば、陸マイラーは200万円の買い物が必要になる。楽天スーパーポイントなら2ポイント1マイル、1ポイント100円だが、期間限定ポイントや他社からの交換ポイントは楽天内でしか使えないなど制約が多い。が、とにかく手持ちの各種ポイントをひっかき集め特典チケットに不足分を補充し、チケットゲット。ところがだ、ポイントをまとめているうちにANAのルールが変わり、必要マイル数が減る代わりに別途、空港利用税やサーチャージをお金で振り込むようになってしまった。なんのこっちゃ。そしてタイへまずイミグレーション。ものすごい人だかり。時に人が多く、入国に時間がかかることがあったが、1時間以上並んだのは初めて。先日の爆破事件で入国審査が厳しくなったのか。並んでいる途中にも係員が書類をチェックして、カードに日本の連絡先TEL No.を書けという。次に、通貨の両替いつも日本の空港ではレートが悪いから、現地に着いてから両替する。だけどこの円安。1バーツ3.7円くらい。日本円が対ドルで下げたが、東南アジアの通貨も今は下げた。それでも3.7円はちょっと・・・で、SellとBuyのレート差を今回確認したのだが、10%の開きがあった。こんなに開いていたかなーという印象。(日本の空港では20%超える)デパート、BTSなどの入り口ここでもセキュリティーチェックだ。デパート映画館など前からチェックしていたが、バッグはもれなく内部確認だ。日本人といえども例外はなくなったみたい。特にBTSでは今までなかったのに、改札の後で警官が待ち構えていて、サングラス、帽子の人には厳しい様子。ナップザックを持っていると念入りに中を見ていた。コンビニの商品前は1バーツ3円で概算計算して、安いなと感じていたが、今回1バーツ4円で計算すると、いやー日本に近づいたなー。セブンイレブンにはセブンブランドのパンが置いてあった。現地のパンは、ややパサパサの感があるが、セブンのパンはしっとり日本品質。但し1個25-30バーツだったかな、3円でも75-90円、4円換算なら100-120円日本と変わらない。でもね、給料が上がり、物価も上がるというのは本来のあるべき姿なんだよね。政府のキャンペーンTVを見ていて面白いものを見つけた。多分、首相か誰かだろうと思うが、「Stronger together」というやつをしきりにやっていた。談話には英語の字幕があったのでおぼろげながら、タイを強く、発展させるための施策を述べていた様子。面白いのはその後、日本を象徴する富士山などの絵柄が現れて、どうやら日本のいいところを取り入れよう、といっているらしく、ほほえましくなった。でもなー、バンコクの交通は相変わらず。信号のない交差点で、左折右折直進がゴチャゴチャしながら、よくもまあ事故もなしに通っているものだと感心するばかり。