2009/06/13(土)08:00
Midnight Blue Bus
あのー。
取りあえずね。
走ってます。
延々と高速道路をね、ひたすら真っ直ぐ走ってます。
線路は続くよー
どーこーまーでもー
っつーね
歌が聞きたいなぁ。
人生の中で、あの歌が
聞きたいっ!!
って思う事ってね、そんなにないと思うわけ。
つーかね、今を逃したらいけないと思う。
今!今この瞬間!
今頑張らなくて、いつ頑張るの!
っつー母親の言葉が聞こえて来そうです。
まずね、窓際をゲット出来たとこまではよかった。
でもね、窓と言う窓に
カーテンが引かれてるっつーのには盲点。
えー!
このカーテン捲ったら駄目ー?
って思って
キョロキョロしたんだけどもさー
みんなね、大人しく座ってんだもん。
やりにきー。
あすなろ白書(若い男女のグループ)は
なんか後ろの方で楽しそうだしさ。
青春かよっ!
って言いてぇー。
こちとらポツネンとしてますよ。
せめてね、外くらい覗かせろっつーの。
東京を離れる女に、
ネオンとか見させろっつーの。
痺れ切らして、
カーテンちらちら捲ったりしてたんだけどさ
10時に消灯ー!
とか言ってんのー!
えー!
ですよ。
まだ子供の時間じゃーん。
飛行機みたく、自分とこだけの
スポットライトとかないのー!?
って思ったんだけど
流石にそこはバスの威厳守ってた。
守り切ってた。
完全に消灯して、
運転席の後ろもカーテン締められて
(つーかそこにもカーテンー!?)
真っ暗。
闇と言う闇を制覇できそうだった。
あましなんて
恋してなくても盲目ってとこあって
コンタクト外すと
目なんか3になってるとこあるんですけど
この闇はね、
コンタクトしてても
盲目っぽいとこあったね。
さあ、ここから13時間。
トラック野郎もびっくりな旅は
始まったばかりです。