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一語楽天・美は乱調の蟻

日本の人種差別撤廃案

第一次世界大戦で戦勝国側の一員となった日本。アメリカ、イギリス、フランス、イタリアと並ぶ五大国の一国だ。明治維新以来「富国強兵」のスローガンのもとに推し進めてきた近代化の集大成といえる。

第一次世界大戦の戦後処理のため、一等国の仲間入りをして臨んだパリでの講和会議、皮肉にもこの時、太平洋戦争に至る日本の失敗は坂道を転がり落ち始めていた。

今後の世界平和を維持するための方策として、パリ講和会議での中心議題の一つとなったのが国際連盟(League of Nations)の設立だった。連盟設立趣旨の前文または規約に、人種差別撤廃条項を入れることを、日本は提案した。結果を先に言ってしまうと、この提案は全く採用されなかった。僕が疑問に思ったのは、なぜそのような提案をしたのか、それがなぜ否決されたのか、列国の抵抗にあった時に日本はどうすればよかったのか、という三点についてだ。


参考文献
NHK取材班編「理念なき外交『パリ講和会議』」1995年
Margaret MacMillan 「Paris, 1919」2003年
Naoko Shimazu 「Japan, Race and Equality」1998年
鹿島守之助「日本外交史 12」1971年


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