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一語楽天・美は乱調の蟻

2004.03.07
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Dan BrownのThe Da Vinci Codeという推理小説を読んだ。これは面白い。ルーブル美術館で老齢の館長が殺害される。彼が死ぬ直前に残した暗号の謎を、事件に巻き込まれたアメリカ人図像学者と館長の孫娘が解いていく。何が面白いかといえば、この暗号の秘密とは歴史上のある重要な事柄に関わっていて、ちょっと調べたのだが、西欧では結構話題を呼んでいる。この小説を読もうと思う人は、僕の話のこの先は読まない方がいい。

ある程度史実に基づいたこの秘密というのをここに記してしまう。殺された館長は Priory of Sion という宗教的秘密結社の幹部の一人で、殺人を企み実行した者の目的はこのグループが隠し持っている聖なる杯(Holy Grail)を奪うことだった。イエス・キリストが最後の晩餐で使い、十字架で死んだイエスの血を受けたと言い伝えられる、聖杯。西欧では、この聖杯を探し出すというテーマが小説や映画によく出てくる。例えばインディアナ・ジョーンズにもあった。「ダビンチの暗号」では、この聖杯の正体が明かされる。「聖杯」は中世のテキストでは Sangraal または Sang real と書かれるのだが、これを聖杯と訳したのは誤訳で本当の意味は「聖なる血」である。フランス語では確かにそういう意味になる。結論を言ってしまえば、聖なる血とはイエス・キリストとマリア・マグダレンの間にできた子供、その子孫、ついにはメロビン朝の王家となったイエスの血筋なのだ。イエスは結婚して子供がいたというのだ。この秘密結社はイエスとマリアの血筋の秘密を守り続けているのだった。このグループのメンバーにはレオナルド・ダ・ビンチ、ニュ-トン、ビクトル・ユーゴーなど著名人がいるという。ダ・ビンチは彼の名作「最後の晩餐」の中でその秘密をこっそりと明かしている。http://www.artchive.com/artchive/L/leonardo/lastsupp.jpg.html で「最後の晩餐」の拡大写真を見ることができる。イエスは中央に座っている。画に向かってその左にいる人物をよく見よう。その美しい顔は女性のようではないか。イエスとこの人物はお互いの顔をそむけ身体を遠ざけ、よく見るとこの二人でMの人文字を形作っている。Mはマリア・マグダレンのMを表してる。この人物は一般にはヨハネということになっている。「ダビンチの暗号」によれば、イエスの隣にいるこの人物がマリア・マグダレンだというのだ。最後の晩餐にいたのは12人の使徒(全て男性)ではなかったのか?

という訳で、ルーブル美術館・館長の殺人がキリスト教のとんでもない秘密につながるという傑作推理小説。この小説の種本でもあるかもしれない Holy Grail, Holy Blood という本が1982年に出版されているが、それがトンデモ本なのかキリスト教会が隠そうとしてきた真実明らかにしたものなのか、評価は分かれているようだ。しかししかし、このマリア・マグダレンの話を探っていくと、まだまだいろいろとあった。次回はこのあたりをもう少し追求したい。






最終更新日  2004.03.08 15:15:00
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