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一語楽天・美は乱調の蟻

2004.03.10
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これだから、アメリカは面白い!ロージー・オダネルというわりと売れている俳優・コメディアン・トークショーホストがブッシュ大統領に反旗を翻し、年来のレズビアンの恋人とサンフランシスコで結婚、郡役所で結婚証明書を受け取った。

サンフランシスコ市長ニューサム氏の指示で、2月12日以来3300組以上の同性のカップルに結婚証明書が発行された。それに対抗して敬虔なキリスト教徒である(らしい)ブッシュ大統領が、同性の結婚を禁止する連邦憲法修正の動きを支持する意向を表明。今回のロージーの行動は、大統領に対する確固とした不服従の意思表明だ。長いものには巻かれない、自由を放棄するくらいなら死を選ぶ、そういったアメリカの反抗精神を目撃できて、溜飲を下げた。

だいたいキリスト教徒は何でそんなに同性愛を嫌うんだ?キリスト教の同性愛への嫌悪は発生時期が早く、ユダヤ教に根ざしているようだ。キリスト教がユダヤ教から生まれる前の古代、同性愛はごくありふれていた。同性愛と異性愛とをはっきり区別する意識はまだ「発見」されていなかったようだ。そういった慣行にユダヤ教が断固として挑戦し、同性愛を禁止した。ユダヤ教が性愛を男女の結婚という瓶の中に押し込めた、ともいえる。それも快楽としてではなく、生殖のために限定した。このことと、結婚の神聖化・家族の至上性という観念は密接に結びついている。キリスト教をはじめた人達、特にパウロ、はこの辺の倫理観をそのまま受け継いだのだろう。

 ユダヤ教が同性愛を禁じ、異性愛を生殖のみに限定した理由を次のように読む歴史もある。性愛に関して、ユダヤ教の聖典の二つの重要な課題は(1)家族の中で男の女に対する名誉と所有権を守ること、そして(2)tebel(宇宙の秩序を混沌へ導くような不適切な混合)を避けること、である。同性愛は tebel の中には入っていないものの、それと同等のものと考えられている。混沌から秩序を生み出したユダヤ教にとっては、tebel は許されない行為である。比較的少数民族であるユダヤ人が、民族の生存を必死で模索していたということも考慮に入れる必要があるだろう。子孫を増やすための性愛が何よりも重要だったのだ。

 こういった歴史を踏まえずに闇雲にキリスト教の福音書のテキストを崇める人達には、同性の結婚というのは「聖なる結婚」への脅威と映るのだろう。ブッシュう大統領がその一派に属することは疑いようもない。僕のような無神論者から見ると、「何でそんなにヒステリックに反応するの、君たち異性結婚の半分以上が離婚して家族をどんどん崩壊させてるところに、同性愛の人たちが新たに家族を作ろうというんだから、社会にとってはいいことじゃない」と思うんだけどね。
参考ページ www.cozycoach.org/cccAmerica.htm






最終更新日  2004.03.10 14:48:08
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