テーマ:テニス(3332)
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いよいよまた全米オープンの季節になりました、テニスの話ですが。男女合わせて256人の選手が2週間の間黄色いボールを叩きまくるわけですが、全米はグランドスラムと呼ばれる世界の4大大会の一つ、他の3つはオーストラリア、フレンチ、ウインブルドン(全英)です。それぞれ、コートの質が全く違うので、グランドスラム全部を制覇するのは至難の業、それも一年のうちにそれを成し遂げるというと、大相撲で言えば全六場所優勝という感じなんでしょうか。アンドレ・アガシは生涯でグランドスラムを勝ち取っていますが、一年のうちではないはずで、誰がやったんだか、ちょっと調べないとわからないですね。全米のコートはグランドスラムのうちで一番球が速くバウンスするので、快速サーブの選手には有利かと・・・と思ってたら、快速ナンバーワン、アンディ・ロディック一回戦で敗退という驚愕の結果が入りました。イギリスのグレッグ・ルゼンスキー、これも快速サーブですが、一回戦敗退です。今回の僕の注目株は、アメリカの選手ですが、ジェームス・ブレーク、去年までいろんな不幸続きでやっと復活してきました。
物好きなことに、全米オープン参加全選手の国籍を調べたのですが、トップ14カ国は次の表のようになりました。全部で46ヵ国から選手が出場してますが、このトップ14カ国で77%の選手を出してます。 開催国のアメリカは別にして、フランスが第二位なのは驚きですね。しかし、フランスの男子で16強に残るのはいないんじゃないでしょうか、女子のほうは筋肉ウーマンのモーリスモ、気の強そうなマリー・ピアスのどちらかが残るでしょうね。実力的には、その次に選手を多く出しているスペインのほうが上と思います。まあ、この国は男性上位で、強いのはみんな男です。最近フェデラーを破った若干19歳のラファエル・ナダールを筆頭に、モヤ、ロペス、コスタというクレーコートのスペシャリストがひしめいてます。 スロバキアと離縁したにもかかわらず、チェコが第4位ですね。目立った選手はいませんが、ステパニックとノバックというところが勝ち残るでしょうか。ロシアは相変わらずウーマンリブですね。シャラポヴァをはじめミスキナ、サフィナ、ペトロヴァとA音で終わる選手がどちゃんこです。女子の優勝はロシアかベルギーかアメリカでしょう。 スイスはもちろんロジャー・フェデラー、今この人に勝てる選手はあまりいません。前半戦で取りこぼしをしない限り、彼の優勝がもう見えてますね。そして日本、5人女子選手が入ってますね。スギヤマ、アサゴエというシード選手に加えて、フジワラ、モリガミ、ナカムラ。16強に誰か残れるといいのですが。男子は相変わらずいませんね。あと、アジアで中国が4人とタイが2人出てます。(ところで、表を乗っけると表の頭までに余白がたくさん入ってしまうのですが、誰かこれをなくす方法を知ってたら教えてください。表はずっと下にあります。)
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出場者のなかでUSのテニスプレーヤ養成学校を経由したことのある人の割合はどれくらいなんでしょうね。
というのも随分昔、日本で深夜にCBSのドキュメンタリー(=ピーター・バラカン解説のあれ)を観てた時、各国から集まった10代位の少年少女の選抜の様子が取り上げられていたので (=最近の例ではシャラポワがUSで修行を積んだと聞きます。) (2005.09.19 07:05:14)
特にフロリダにあるNick Bollettieri School ですよね。Andre Agassi、Jim Courier、Monica Seles、
Anna Kournikova、Tommy Haas、Maria Sharapova などが卒業生と聞きました。企業に限らずスポーツ選手もそういう意味では多国籍化して、次第に国を代表するという意識は薄くなるのではないかと思います。僕はそのほうがいいと思いますが。 (2005.09.19 09:31:33) |
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