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一語楽天・美は乱調の蟻

2007.03.02
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今週ラスベガスで行われているATPのプロテニス・ツアーは、ラウンドロビンといういくつかのグループに分かれて、グループ内の総当りの末に一人ずつ勝ちあがってくる、というサッカーのワールドカップのような形式の大会だ。

この大会で、ラウンドロビン方式の問題点が露呈された。

木曜日にジェームス・ブレークがフアン・マルティン・デルポトゥロを6-1、3-1(デルポトゥロは2セット目途中で棄権)で破った時点で、ルール上、第一ラウンドでの敗退となった。どういうことか、ちょっと複雑なのでまず下の試合結果を見て欲しい。ブレークを含めて3選手がこのグループで戦い、うちトップ1選手が準々決勝に進む。

デルポトゥロ(勝)6-3、6-2 コロレフ(負)
コロレフ(勝) 6-2、6-4 ブレーク(負)
ブレーク(勝) 6-1、3-1 デルポトゥロ(負)

ルールでは、まず完了した試合数を数え、総試合数の多い選手が上となる。怪我などで一方の選手が棄権した試合は、その選手にとっては完了した試合とはみなされない。つまり、ブレーク対デルポトゥロの試合は、デルポトゥロが途中棄権したので、デルポトゥロにとっては完了した試合とはならない。そこで、完了した試合数は、コロレフが2、ブレークが2、デルポトゥロが1となり、デルポトゥロが脱落する。

次に、1勝1敗のコロレフとブレークのタイブレークは、当事者同士の試合結果が最初に使われる。つまり、コロレフがブレークを破っているので、コロレフがこのグループのトップとして準々決勝に進出することになる。

問題は、木曜日の夜に大会責任者がATP(Association of Tennis Professionals)の会長に連絡して、どう処理したらいいのかを問合せた時、会長のEtienne de Villiersはルールを無視して、ブレークをこのグループの勝者とした。彼の論理は、デルポトゥロが棄権せずに試合を続けていたらブレークはおそらく4ゲーム以上を落とさなかっただろう(棄権の時点でブレークは2ゲームしか落としていなかった)、そうしたら、3選手とも1勝1敗で、当事者同士の勝ち負けでも同率となり、次のタイブレーク規則を使うことになる。それは、落としたゲームの総数で、そうなると、ブレークが一番少なくなった可能性が大である。ゆえに、ブレークが勝者である、となるわけだ。

というわけで、金曜の朝の時点では、ブレークが準々決勝に進出、と報道された。ヒュイットやサフィンのコメントも載っていたが、ルールを曲げるのはおかしいよ、というものだった。

金曜の午後になって、ATPは裁定を覆した。このサイトで英文の説明を読めるが、要は、ATPの会長が口を出すものではない、ということと、ルールによればブレークは勝者ではなくコロレフである、ということだ。会長は、迷惑をかけたこと、特にブレークとコロレフに対して、謝罪した。

このルールの問題点は、グループの勝者を決める最後の試合で負けてるほうの選手が、誰がグループの勝者になるかを左右できる、という点だ。デルポトゥロが棄権せずにそのまま試合を続けてあるゲーム数以上とらずに負ければ、ブレークがグループ勝者となり、棄権すればコロレフが勝者となる。つまり、この時点でデルポトゥロは八百長のできる位置に立つわけだ。

しかし、僕も好きだね、こういう些細なことに引っかかる、これはやはり血液型Aのせいでしょうか?






最終更新日  2007.03.03 10:09:17
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