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2014.11.20
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ポートランドは環境保護にかなり気を使っているようです(environmentally conscious)。例えば、比較的充実した公共交通機関、地域によってはかなりゆったりとってあるバイクレーン、あるいは交差点でのバイク専用の緑のエリアといった、バイカーのためのインフラ、そして(これについては観光で見たくらいではわかりにくいのですが)土地利用の計画性など。

自転車、ジョギング、その他アウトドア活動が盛んなので、スポーツ用品の需要も高いのでしょう。大手スポーツ用品の会社がいくつか本社(世界、全米、あるいは地域)を置いています。Nike、Adidas、Columbia Sports Wearなどがよく知られた会社です。ポートランド近郊のBeavertonというところを少々ドライブしていたら、おそらくNikeの大きな施設・ビル見つけました。森に囲まれた広大な敷地に静まり返って存在していました。

リサイクルも進んでいるようで、帰りの飛行機までの時間つぶしでコストコに行った時に驚いたのは、瓶・アルミ缶・ペットボトル、それぞれ専用のリサイクル機でした。下にスナップショットを載せておきますが、知られないように撮ったので角度が悪いですね。タイヤ売り場の横に設けられた三つの青い四角の機械です。試したわけではありませんが、メンバーシップのカードを挿入することで使うことが出来るようで、ビンやアルミ缶を何本回収したかで、相当額の返金あるいはクレジットがあるものと思われます。カリフォルニアでも瓶・缶などの買い取りをする業者はあちこちにあって、リサイクルを奨励しています。コストコがこういう機械を導入するところまではいっていません。ただ、この写真でもわかると思いますが、どの町でもリサイクルを生業にする人たちは大量の瓶・缶を袋詰めにして持ってきます。そうすると、一般家庭の人が少量のリサイクルに来ても、なかなか順番が来ないため、リサイクルをするのが面倒臭くなる、という問題があります。これを解決するには一度にできる1人当たりのリサイクル量を制限するしかないでしょうね。

コストコ

コストコの話題をもう一つ。レンタカーの返却のためにガソリンを満タンにする必要があるので、空港の近くのコストコ・ガソリンスタンドに行きました。カリフォルニアの場合ですと、もちろん自分でガソリンを入れます、その方が若干安いですから。いわゆるセルフサービスで、日本でも最近は多いようですが、アメリカではずいぶん昔からセルフです。ところが、コストコで順番待ちで並びながら観察していると、誰も車の外に出ないのです。コストコの服を着た人がガソリンを入れています。自分の順番が来た時に、他の人を真似て車に留まっていました。やがてコストコの店員が来てカードの挿入からガソリンの注入までやってくれました。そこで、「旅行者なので知らないんだけど、ここでは車から出たらいけないの?」と訊ねたら、「その通り、オレゴンとニュージャージーではそういう決まりだよ」とのことです。車から出ていたら逆に叱られるところでした。

ポートランドの高速は運転しやすかったですね。というのは、たいていのドライバーが制限速度の55mph(時速約88キロ)以下で走っているので、知らない土地でもそれほどストレスがなかったのです。山に囲まれているので、坂が多いということも関係しているんでしょうか。そもそもカリフォルニアの制限速度は65mph(時速約104キロ)のところが多く、しかも僕も含めてそれを守っている人はあまりいません。ロサンジェルスに行くと、これに輪をかけて恐ろしいのは、車間距離の少なさです。とにもかくにも、無事故・無違反でレンタカーを返却し、空港で一休みというところまで漕ぎ着けました。

たった数日の滞在でしたが、ポートランドは(雨模様が多いことを除いては)住みやすそうですね。2014年・全世界で23番目に住みやすい都市だそうです(ちなみに、1位はコペンハーゲン、2位は東京、9位京都、10位福岡です)。犯罪率、住宅、環境、教育などいろんな要素を総合してのことでしょうが、数日でそのいくつかに納得できました。惜しむらくは、人種的な混ざり具合がカリフォルニアほどは進んでいないように感じました。ダウンタウンでは白人中心でアジア系はいくらか見かけましたが、ヒスパニックや黒人はあまり目にしませんでした。アジア人が多いと言われた地区でコーヒー・ショップに入りましたが、客のほとんどは30代から40代の白人でした。これは時間とともに解決することでしょうが、現時点ではカリフォルニアの方がこの点では心地よいです。

着陸

プロペラ機も無事に着陸、帰宅となりました。明日はポートランドで教えてもらった白ビールを探しにスーパーに行ってみましょう。Widmer Brothersというポートランドの業者が醸造したHefeweizen(hefeは酵母菌、weizenは小麦)という種類の濾過していない白ビールで、ビールの苦みがなくアルコール含有率も低い、下戸の僕にも飲めるビールです。





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最終更新日  2014.11.21 05:23:23
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