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2015.01.13
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テーマ:NFL(1568)
カテゴリ:カテゴリ未分類
残り時間4分42秒、全米フットボールリーグ・プレーオフ、北部地区覇者グリーンベイ・パッカーズ対東部地区覇者ダラス・カウボーイズ、場所はパッカーズの本拠地、伝説のランボー・フィールド、そうです、スタローンのランボー(Rambo)でもアルチュール・ランボー(Rimbaud)でもない、パッカーズの創設者、カーリー・ランボー(Lambeau)から名前をとった競技場、もっとも、僕等が発音するとRとL
がうまくできないので全部一緒に聞こえてしまう、とにかくランボー・フィールドではパッカーズは今季負け知らず、しかしそのパッカーズにこの試合最大の危機がやって来たのでした。

この時点でパッカーズが26対21でリードしていましたが、ダラス懸命の反撃、パッカーズ陣の32ヤードまで進撃、ここで4thダウン2ヤードになりましたがあえて挑戦の策に出ます、残り時間を考えてフィールド・ゴール(3点)をキックしても追い付けないのだから一か八かの勝負です。ロモ(ダラスのクォーターバック)の投げたパスはゴールライン前1ヤードでレシーバーがキャッチ、なんとダラスに逆転の可能性か!

しかしここで、パッカーズ側から判定への抗議の旗が投げ入れられました。審判団がビデオを見て協議の結果、判定は覆り、4thダウンの失敗ということで、ボールはパッカーズに渡りました。

なぜ判定が覆ったのか?大相撲でも「死に体」というのがあって、相手の体が回復できないほど重心を失っている時には、自分の怪我を防ぐためにかばい手をしても負けにならない、という若干主観的な判断を必要とするルールがありますが、アメリカン・フットボールにも少々主観的な「ボールの保持」(ball possession)の概念があります。これはレシーバーがパスをキャッチしたかどうかの判定に使われる概念で、捕球した時にボールをコントロールしないで、サイドラインから出たり地面にボールが触れたりしたらキャッチとは認められない、というルールです。このルールには異議を唱える人もいて、今後生き残るかどうかは不明です。

ダラスのレシーバーがボールをとって地面に倒れた時、ボールはまだ手の中で動き回っていました、つまりまだコントロールがしっかりできていなかったのです。そしてボールが地面に触れました。この時点で、キャッチは不成立(インコンプリート)になります。その後、レシーバーは諦めずにボールをコントロールし立ち上がったので、審判はキャッチと誤認したのです。ここでパッカーズが判定に抗議していなければ、最初の判定が通りキャッチが成立していたでしょう。パッカーズ、薄氷の上を爪先立ちで渡る逃げ切りでした。





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最終更新日  2015.01.13 06:13:12
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