テーマ:ウォーキング(4194)
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金沢で、3時間ほど潰す時間があった。このホテルはレンタル自転車ありますか、とフロントで尋ねてみると、うちではやっていませんが、金沢市では<まちのり>というプログラムがあり、貸自転車を利用できます、とプログラムのパンフレットをくれた。
数年前に中津川で数時間無料というレンタルを使ったことがあり(現在は<まちなかアシスト号>という500円のものに変わったようだ)、いろいろな地方自治体で似たようなプログラムがあるのだろうと想像する。 プログラムの説明を碌に読まず、とにかくホテルのすぐ傍のまちのり専用自転車置き場(ポートという名前が付いている)に行ってみた。運よくそこにプログラムのものに違いない、横に<まちのり>と書かれた車が止まっていたので運転席の男性に訊いてみると、立て板に水、要領よく教えてくれたばかりか、最初の手続きをポートの端末機で一緒にやってくれた。 登録手続き自体は実際にその場でやるかウェッブサイトで確認する方がわかりやすいだろう。以下、プログラムの概要だけざっと説明する。 一日の登録料として200円かかるが、それ以外は30分以内に返却を繰り返せば、無料で使用できる。金沢市内のあちこちおよそ20か所にポートがあり、各ポートにはロックできる駐輪機が10数台分と登録のための端末が1台置いてある。たとえば、このリンクの写真はポート15(兼六園ポート)のもの。 ポートの端末機で登録を完了し駐輪機の番号を指定すると、その番号の自転車を引き出せる。この時点から30分間は自転車を無料で使用できる。30分以内に、いずれかのポートの駐輪機に自転車を返却すればいいのだ。返却後しばらく観光をして同じポートでまた自転車を借り出してもいいし、別のポートまで歩いて行き借り出してもいい。また30分間は無料で自転車を乗り回すことができる。注意する点は、30分以内に返却すること。返却前に30分以上経ってしまうと、200円の追加料金がかかってくる。 登録料は一日につき200円(翌日も使いたければ200円で再登録する)、日本で発行されたクレジットカードが必要、クレジットカードを持ってない場合は、まちのり事務局(金沢市此花町 3-2、受付時間9時~18時)や提携窓口でデポジットを払い登録できる。自転車返却の時に駐輪場がすべて使われていたらどうするか、というような点も含めて、非常によく練られたプログラムだと思う。できれば、無料使用時間を30分ではなく1時間にしてもらうとより助かる。 <まちのり>を使うと一つの観光スポットから別のスポットへ効率的に移動することができる。今回は、香林坊で自転車を借り、兼六園を周り東茶屋街で返却、茶屋街をざっと巡った後、徒歩で卯辰山に登り、山頂の公園から常盤橋まで下る裏道を探索し、浅野川から材木町を抜け159号線を西に辿って兼六園に戻った。そこのポートで再び自転車を借りホテルの近くまで、3時間弱で戻った。久しぶりの山歩きで、普段使わない前脛骨筋をたっぷり使ったためだろう、夜明け前に脛が攣り塗炭の苦しみを味わうという落ちまでついた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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